西島秀俊さんがCMでローストビーフを作っている、中で肉がクルクル回る家電を買ってみました。
商品名はパナソニック ロティサリーグリル&スモーク ブラック NB-RDX100-K
アメトーークの家電芸人コーナーでも品川庄司の品川さんがプレゼン&紹介していた家電です。
番組いわく、なんでもスーパーで売ってるような一番安~い鳥むね肉でも塩コショウだけ振ってボタン一つ押すだけでレストランで出てくるような美味しさになるとか。
実際に購入して、使ってみた感想は
・簡単に使える
・調理時間が思ったより長い
・肉のサイズに合った調理時間にできるかが、勝負所
・ベストな調理時間ならチキンはしっとり、ビーフはジューシーに仕上がる
・網が洗いにくい
です。
簡単に使える
ロティサリー(クルクル回転しながら焼き上げる機能)を使ったローストビーフ作りはボタン一つで完了します。
肉の大きさに応じて、弱、中、強と選ぶだけです。
ローストビーフメニューの場合、最初の20分は240度で熱し、その後20分程度120度で仕上げている様子。
加熱時間と温度は手動で自由に設定することもできるので、調節すれば小さめのお肉(300g以下)でもローストビーフが作れます。
調理時間が結構長い
ローストビーフを作る場合、最短でも40分程度はかかります。
40分を長いとみるか短いとみるかですが、ずっとオーブンを回しているので、電気代も少し心配になります。
ローストビーフなら40分かかるのも分かりますが、アメトークでは鶏むね肉をローストビーフコースで調理していました。
鶏むね肉のために40分と考えると、調理時間が長いなぁと感じます。
肉のサイズに合った調理時間にできるかが、勝負所
ロティサリーで美味しく仕上げるには、調理時間が一番大事だと思います。
初めて使ったときは、鶏むね肉350g(400円)を「ローストビーフコース」「弱」
牛モモ肉350g(800円)を「ローストビーフコース」「中」でそれぞれ作りました。
チキンは「アメトーーク」で紹介されていたように、下味として塩コショウだけ。
ビーフは付属レシピ通りに塩コショウとおろしニンニクをすりこんで、15分寝かせてから焼きました。
食べた感想は以下の通りです。
鶏むね肉
それなりに柔らかい。が、感動するほどではない。
下準備が適当すぎたのか味が何もしない。生臭さが目立つ。
ソースを付ければまぁまぁ食べられるレベル。
牛もも肉
めちゃくちゃ固い。
切った断面が完全に焼けている色で、赤の色合いが皆無だったので多分焼きすぎ。
ソースをかけてなんとか食べきる。テンションが下がるレベル。
悔しい結果だったので、翌日に同じ肉を使ってリベンジしました。
敗因は鶏も牛も焼きすぎと判断。短めの時間でリベンジです。
鶏むね肉:半分サイズに切り、手動ロティで200度20分→140度10分→240度5分→140度5分。
温度をかなり細かくいじったのは、焼いては切って中を見て・・・っていうのを繰り返したためです。
最初20分焼いた鶏むね肉を切ってみたら火が通ってるようだったので、物は試しと一口味見したら生臭すぎてヤバかったです。
しかしその後細かく火を通した結果臭さも軽減し、最終的にはかなりしっとり&ジューシーに仕上がりました。前日と比べると2倍は美味しかったです。
牛もも肉:「ローストビーフコース」「弱」
前回は「中」にしたので、今回は「弱」でチャレンジ。
結果は成功。
ローストビーフを切った断面にはしっかり赤身が残っていました。
切ると肉汁がジュワ~っとしみ出てきます。
はじっこの方は固くなってたので次回はもっと弱くてもOKだと思いましたが、それでも柔らかく仕上がっていて前日の3倍は美味しかったです。
スーパーで売っているローストビーフの下位版になら勝てるレベルでした。
ベストな調理時間ならチキンはしっとり、ビーフはジューシーに仕上がる
このように、2日間の調理で分かりましたが、火の通し具合で仕上がりの旨さが何倍も変わります。
初日は火を通しすぎて、特にローストビーフが食べれないレベルにパッサパサになりました。
一方リベンジ時は一気に柔らかく美味しくなったので、やはり調理時間が肝と言えます。
2日目はなかなか美味しくできましたが、完ぺきな加熱時間とは言えず、まだまだノビシロが残っていると思います。
肉の種類とサイズに応じた調理コースが完ぺきに選択できるようになれば、すごい家電になりそうな予感がします。
網が洗いにくい
ロティサリーは鉄格子状の箱に肉を入れてクルクル回して焼き上げます。
お手入れ面の話になりますが、この鉄格子状の箱がとても洗いにくいです。
鉄格子の隙間にスポンジが上手く入らないので、洗っても洗い残しがどうしても出てきてしまいました。
汚れを完ぺきに取りたいなら、かなり丁寧に洗う必要があります。”