「田の神さぁ」とは不思議な名前の居酒屋です。
行ってみた感想と店の特徴は
・田の神さぁ=「タノカンサァ」
・絶品のレバーが食べられる
・焼酎が一合単位で出てくるので、すぐ酔える
・常連、家族連れが多い
です。
田の神さぁ=「タノカンサァ」
田の神というのは、冬は山を守り、春になると里に降りてきて田んぼを守り豊作をもたらすと信じられている神様のことです。
田の神信仰は全国的に浸透していますが、田の神の石像を作って信仰するのは、18世紀の薩摩藩だけでした。
田の神が霧島の噴火を止めて豊作にしてくれると、民衆の心のよりどころになっていたからです。
地元では愛着を込めて田の神を「田の神さぁ(タノカンサァ)」と呼んでいるそうです。
小岩駅の「田の神さぁ」は宮崎県の鶏料理が食べられる居酒屋です。
宮崎県の南西部を薩摩藩は含んでいましたから、この名前なんでしょうね。
絶品のレバーが食べられる
色々と鶏料理をいただきましたが、特に感動したのは鶏レバーです。
低温調理されたレバーはしっとりトロトロで舌の上でとろけて、濃厚な甘みがあり絶品でした。
串焼きではなく皿に乗って提供されますが、レバーが部位ごとに切り分けられていて3種類くらいの味が楽しめます。
小岩で食べられるレバーの中で、一番美味しいレバーだと思いました。
焼酎が一合単位で出てくるので、すぐ酔える
宮崎、鹿児島といえば芋焼酎が有名ですが、こちらのお店では焼酎が一合単位で頼めます。
少ない量でも頼めますが、一合単位がお得。焼酎一合単位で飲むとすぐに酔えます。
芋焼酎とレバー好きにはたまらない居酒屋ですね。
常連、家族連れが多い
カウンター席には何人かの常連、テーブル席には家族連れが座っていました。
どちらのお客さんも店員さんと談笑していて、地元のお客さんという感じです。
家族連れの中には未成年もいましたが、美味しそうに鶏料理を楽しんでました。
家族連れに愛されるお店にハズレはないと思います。
お店は狭くて席数も少ないですが、その分アットホーム感が漂っていて良い感じのお店でした。