自分を変えるノート術(安田修)の感想・まとめ4/5

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ノートの効果

成功者の多くはノートを活用している。

頭の中だけでは人は複雑なことを考えることができない。2,3のワードがぐるぐると頭を回っている状態になってしまう。

樺沢紫苑は著書「アウトプット大全」の中で、その日あった良いことを3つ書く3行ポジティブ日記を推奨している。

仕事でも手紙ノートは強力。見栄を捨てて手書きノートで上司に相談できれば能率アップ。ベストは上司の目の前でノートに書きながら説明すること。

「自己啓発本を読んでも行動できない」のは自己肯定感の低さが原因。ノートを活用して「書いて、考えて、仮説を立てて、実験する」というルーティンを構築できると、自分のことが好きになり自信がつく。

一人合宿

場所

「ビジネスホテル」がおすすめだが、初心者は「カフェ」がおすすめ。

持ち物

ノート、ペン、せいぜい付箋だけ。パソコンとスマホは一切触らない。持ち込まないのが理想。

準備

「合宿で○○について考えよう」と計画を予め立てておく。カラーバス効果(赤いものを探してくださいと言われると、途端に赤いものに気付くアンテナが張られる効果)が期待できる。当日までに必要な思考材料が自然と集まる。

やり方

とにかくノートに、たくさん書く。テクニックは不要。

代表テーマ5選

・将来のビジョン

理想的な自分、●年後の経済的目標・家族・友人関係、社会活動、働き方、趣味、学び

・悩んでいること

人間関係、仕事、性格、やりたいのにできてないこと、変えたい習慣

・アイデア出し、企画

・頭の整理

読書などで学んだことのまとめ、スピーチの内容・構成、報告・プレゼン・会議のイメトレ

・フリーテーマ

お金があったらやりたいこと等

・・・つまりテーマは何でもいい。漠然とした憧れを「言語化」して具体的な目標に変えていく作業。ノートに書いて、考えると、行動する決断がしやすくなる。

手書きにする理由

パソコンやスマホで書くのは早くて楽だが、手書きが良い。脳が活性化するため。

根拠1 リーズ大学の論本「アナログ方法の方が記憶定着、目標達成効果が高い」

根拠2 プリンストン大学の調査「手書きVSパソコンメモで比較したところ、事実に関する理解力は同点だったが、概念的な理解力は手書きの方が上だった。その効果は1週間後にテストでも継続していた」

おすすめノート

筆者は「ツバメノートA5009」を愛用

書き方

タイトルだけは決める。タイトルという制約があった方が脳はアイデアを出そうとするため。逆に制約がないと脳はサボろうとする。

書き方のルールは他にない。箇条書きで書くだけで良い。描きたくなったら絵を描いても良い。頭に浮かんだことを格好つけずに書いていく。

詰まったら自分自身に質問するのも手。「~とはどういうことだろう」「~の定義は?」「どんなときに○○と感じるか?」

もう書くことがなくなったと思っても、惰性でも無理やりしばらく書き続けると思いがけないアイデアがでることがある。

書いた後

ノートは読み返さなくて良い。「後で見返す」と思った途端、ノートをキレイに書こうとしてしまう。「ノートは頭を整理するもの」と割り切って、考え、理解し、覚えるためだけのツールにする。

意識すべきこと5つ

・誰にも見せないと決める

・正しいことを書こうとしない

・結論を出そうとしない

・たくさん書く

・楽しむ

ゲーム感覚でノートに書くこと自体を楽しむことが大事

参考テクニック・ツール(使わなくて良いが参考まで)

バレットジャーナル・・・多機能メモのようなもの

マインドマップ・・・「ザ・マインドマップ」は一家に一冊欲しい本。欠けている視点に気付くことができる

ポモドーロ・テクニック・・・30分のトマト(25分作業+5分休憩)×4回、その後30分休憩の塊で作業すると効率が上がる(けど疲れる)。本「どんな仕事もポモドーロ入門」

iPhoneアプリ「Refills」・・・著者愛用のアプリ

まとめ

ノートに書く→意識が変わる→思考が変わる→行動が変わる→人生が変わる

ノートで得た気付き、仮説を行動してみる→相手からの反応→ノートに戻って考える→思考と行動の質が上がる。P「目標は?」D「何をした?」C「気づきは?」A「次はどうする?」をノートに書きながら自分と会話することで、思考と行動が洗練されていく。

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