面倒くさいと感じるのは、脳に通じにくい命令を出しているのが原因。前にやったことがある行動なら記憶があるので、体が動く。
面倒くさいの正体は「わからない」。脳がわからないと言っているので、脳が解るようにしてあげる。
「めんどくさい」は無駄なエネルギー、エネルギー不足で出現する。
デジタルデバイスは脳を疲れさせる。脳が疲れるとめんどくさいは増える。
メモもパソコンでやると文字数はふえるが、理解度、成績は手書きメモが勝る。
脳はマルチタスクが苦手。1つ1つやる。
「誰かに怒られるのではないか」と罰を恐れると、めんどくさくなる。
いつも同じ場面で同じ行動をとると、それが習慣になり、行動を変えることが難しくなる。望ましくない行動も、脳に通じやすければ実行されてしまう。出来栄えは気にせず、新しいことをせず(やったことある作業と繋げる)、格好悪くてもいいので、1度手を付けて、2週間以内にもう一度手を付ければOK
めんどくささを消す7つの習慣
・夕方の体温を上げる(週に4回、起床後9~12時間後にスクワット10回する)
・その日一番やりたいことを最初にやる
・両手に違うものを持たない。一つの物を両手で持つ。マルチタスクをやめる
・次の作業の最初の工程だけ手を付けてやめる。めんどうくさいが起きたら作業を細分化する
・とにかく手で触る。エアーでジェスチャーでも可。リアルな感覚が脳に届くと、前頭葉の働きが抑えられて、心配事が起こらず頭もスッキリする。
・やったことが誰かに繋がることをイメージする。誰かのため、又は誰かと共同作業。実際には難しければ同じ境遇の人の物語を読む。
・「それができたらこれができる」と言う。ご褒美の物に、時間と空間を足す。おやつだけより、音楽をかけてゆっくり過ごす。
めんどくささを消す具体的な行動のコツ
上達する、つなげる(少ない記憶容量で連想する)、自動化(習慣化する)が脳の省エネ三原則。
めんどうなことをシュミレーションゲームのつもりでやる。ゲーミフィケーション。勝手な設定でもOK
普段からうまくいったときは、感覚をその口に出す。「あの時の会議みたいにやろう」や「〇〇さんみたいにやろう」というように。最適な行動を思い出すチャンクになる。
めんどくさいと感じたら、動線を見直してみる。動線を用意すると、脳は予測でエネルギーを用意するので、エネルギー消耗が少ない。
面倒なら道具をすぐそばに置く。そこにスマホがあると触ってしまうように、そこにあるものを触らない方がよりエネルギーがかかる。
「〇〇見よっと」「○○調べよっと」のように口に出すと、相手に状況が伝わる上、邪魔されてもめんどくささが生まれにくくなる
めんどうなことを「手続き記憶」にしてしまうなら、4日続ける。「手続き記憶」は自転車の乗り方のように、数十年ぶりでも忘れない記憶。
運動、勉強がめんどうくさかったら、子どもを誘って一緒にやる。教えながらやると効果が高まる。
やめたいことも4日ブロックすれば、離脱症状よりもリラックスが勝るようになる。デジタルデトックス。
相手への伝わりやすさも脳の作りで変わる。脳の作りが「同時系」に人には「結論、例え話」が有効。「継次系」の人には「順番通り、因果関係」が有効。
めんどくさくなったら「どう臨む?」とつぶやく。メタ認知が働きめんどくさくなくなる。
一度できていたことが再度めんどうくさくなったときは、リズムが崩れている証拠。自分に「どんな感じ?」と問いかけて、小さな変化に注意を向ければ、原因が分かる。マルチタスクが原因のことも多い。
雨などでリズムが崩れたら「行動パターンB」としてしまう。生活習慣を1つにする必要はない。
めんどくさくなったら見ないふりより、自分から関心を持って能動的に動く。探求心や愛着がわき、めんどくささがなくなる。
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