早朝ワイキキビーチとHISの朝食、そしてダニエルK空港へ|ハワイ6日目

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ハワイ6日目土曜日。あっという間に最終日、日本に帰る日です。
帰りたくないです・・・が仕方ありません。
チェックアウトを済ませた後、朝の9:50にヒルトンのバスターミナルに集合して空港まで送ってもらいます。

そのため今日はほぼ帰るだけ。
名残惜しいので、8時に起床します。
一度も食べていなかった朝食を、最後くらいはラウンジでいただきます。
ルームキーを持ってバリ&ステーキの前ラウンジに行くと、無料で食べられます。
こちらのバリ&ステーキで一昨日、スペシャルディナーをいただいたのが懐かしいです。
ラウンジの受付には日本人女性が待機してて、ルームキーを見せると朝食を案内されます。
朝食はサラダ、フルーツ、ゆで卵、パン、コーヒーだけ。ここまで種類が少ないビュッフェも珍しい。
そそるものがなかったので、コーヒー、サラダ、ゆで卵だけ取ってテーブルに腰掛けていただきます。お客さんは我々を含め6人しかいません。
案内の女性を見ていると、こちらの会場を案内される人と、奥の個室を案内される人に分かれていることに気が付きました。
奥の個室から出てきて、こちらの朝食を物色している人もいます。
「奥のお客さんはどちらも自由に食べて良いのかな?」と思い、個室の入口を覗いてみると
「JTB専用朝食会場」
・・・もう驚かなくなりました。
さすがに中には入れないので朝食を比べることはできませんでしたが、ここまで幾度となくHISとJTBとの差を見せ続けられていますので、もはや見るまでもないでしょう。というかこれ以下のラインナップってことはないと思います。
ソーセージかハムかベーコンか玉子焼きか牛乳か、どれか一個でもあればJTBの勝ちです。

軽めの朝食をいただいてから、最後のビーチに向かいます。
一週間滞在のうち今日が一番早い時間帯のビーチです。人もまだ少なめで、やはり海水の透明度も一番でした。
海水温度も少し低めですが、入ってしまえば気になりません。
最後の海水浴を噛みしめるように二人で泳ぎます。
さすがは常夏の島ハワイ、今日も絶好の海水浴日和ですね。

ずっと泳いでたかったですが、そろそろ集合時間です。
浮き具を持った影が、まるでサーファーみたいで面白かったので、波打ち際で二人で並んだ影の写真を撮りました。
砂を落とし、軽くプールに入ると、結構ギリギリの時間です。
急いで部屋に戻り、最後のシャワーをあびて、身支度を整えます。
お世話になったビーチサンダル、浮き具、水中メガネは、荷物になるのでここでサヨナラ。
お土産がギッシリ詰まったキャリーバッグが閉まらず、妻が悪戦苦闘をしています。私が上から乗って、無理矢理閉めます。
小銭がたくさん残ってます。一週間いましたが結局どれが何セントなのか分かりませんでしたね。
グラスの中に全部入れて部屋に置いていくことに。寄付等に使ってほしかったので「For charity」とメモを残します。
バタバタと身支度をしていると、もう集合時間の10分前。やばいギリギリです。
窓口でチェックアウトしてると遅刻しそうなので、無人チェックアウトを利用することに。
初日にHISから貰った書類の中の1枚にスマートチェックアウトの用紙があります。
「部屋の中の破損物などは、初日に提示したクレジットカードで支払います」というような文面が書いてあります。サインを書き込み、ルームキー2枚とタオルカード2枚をくるんで、エレベーターホールにある「スマートチェックアウト用」のボックスに入れればチェックアウト完了。すごい簡単にできました。
パンパンになったスーツケース、お土産を詰め込んだ補助バッグも乗せて急ぎ集合場所へ。
到着したのは集合時間5分前。かなりギリギリです。
時間を少し過ぎたところで15人くらい乗れる大きな車が到着。
運転手が点呼を取ります。一組だけ揃ってないようで、何度も名前が呼ばれます。
5分ほど経ったところ最後のカップルが到着。
出発前に荷物を後ろに積み込みます。航空会社によって降りる順番が違うようで、荷物もお尻の方から順番に積み込んでいきます。
我々はJALですが「まずは全日空の方~」と呼ばれ、思わず荷物を渡してしまいました。
「あれ?JALって全日空じゃなくて、日本航空じゃね??」と気付いたときには、時すでに遅し。我々の荷物は奥の方に積み込まれてしまいました。
「ごめんなさい、間違えました・・・」と伝えるも、現地の人らしくよく分かってない様子。後にしてくれという素振りです。
「次、日本航空の人~」と言われ、さっき預けた荷物は日本航空だった旨伝えると、何とか伝わりました。
全日空=ANA、日本航空=JALってすぐに変換できません・・・「ANA」「JAL」で呼び出して欲しかったです。

空港へ向かう前に、車に乗り込んで最後の点呼です。
「田中さん・・・いますね。山田さん・・・いますね。」と皆サン付けで点呼してたのに、遅刻したカップルだけ呼び捨てにされてました。ちょっとした仕返しでしょうか。
空港まで約30分で到着。ハワイアン航空、JAL、と順番に降ろされて、スーツケースを受け取ります。
降りたところにはJALの女性スタッフが待っていて、乗る便が書かれた紙を手渡してくれます。
その後、チェックインの窓口と注意点を案内してくれました。
エコノミークラスは既にものすごい行列です。他はガラガラです。
現在11時すぎ。出発時刻が12:50なので、この行列だと時間に余裕がそんなにありませんね。
30分ほど並んでようやく我々の順番。チェックインを済ませ、スーツケースを預けます。
「座席が隣になっていませんが、大丈夫ですか?」とJALの方が信じられないことを言い出します。
「今なら隣同士のお席がご用意できるので、変更しましょうか」
飛行機の手配はHISがやってくれましたが、HISは本当に最後までやってくれました・・・。
変更できたので笑い話で済みましたが、満席だったら・・・JALの方が気付いてくれなかったら・・・と想像すると恐怖しかありません。
妻も「最後の最後までやってくれたなHIS・・・」と恨み言を呟いていますw

LeaLeaで借りたポンコツなスマホも、JALの窓口で返却できました。
身体検査に並んでいると、一昨日マリンスポーツツアーで一緒だった金髪なのに日本語ペラペラの女子小学生が。
シュノーケルで魚が恐くて泣き叫んでた子です。同じ飛行機で帰るみたいで、すごい偶然ですw
出国手続き、そして手荷物検査を終えるともう出発時刻の40分前。
お腹が減ってるところ空港でバーガーキングを見つけたので、食べて行こうかと列に並んでみましたが、前の人が端末操作に手間取っています。
進みが悪くこれじゃ飛行機に間に合わなそうです。ハンバーガーは諦めて、なぜか空港内にあった寿司&弁当屋に入ります。
美味しそうなものがあればと思いましたが、オニギリやカリフォルニアロールしかなく、しぶしぶ水だけ購入して搭乗口へ。
もう出発時間が近づいてきました。待合スペースで最後、二人で悲しい表情を作って記念撮影。

搭乗時刻になったので、飛行機に乗り込みます。行きの飛行機とは違って、窓際3席です。
JALの方に通路側から2席で取ってもらったので、トイレの心配はありません。
最終的に窓際の1席にはお客さんが来なかったので、3席自由に使える感じになりました。
成田空港までは7時間30分かかります。行きが6時間30分ほどだったので、帰りの方が1時間くらいフライト時間が長い。
ハワイの現在時刻は土曜日の13時ですが、日本に着く時間は時差の関係で日曜日の16時です。月曜日から仕事だということは今は考えないようしないといけません。
飛行機が動き出しました。もう室内なので、ハワイの風を肌で感じることは出来ません。
スピードが上がっていきます。まだハワイの陸上にいますが、間もなく陸との繋がりもなくなってしまいます。
離陸の瞬間までハワイを感じていたいと、妻とじっと外を眺めます。
きれいな青いラグーンが見えたと思った瞬間、飛行機が離陸します。青い海がどんどん離れていき、泊まったヒルトンのレインボータワーが見えた気がしました。
上空から見ると、本当に海が美しい島ですね。ハワイ・・・絶対また来るからね。

行きの飛行機と同じタイプのタッチパネルが座席前に付いていて、映画や音楽が楽しめるようになっています。
出発のときのワクワク感を懐かしむために、オーディオをJALセレクションに合わせます。
一曲目は行きと同じ、セカイノオワリの「スターライトパレード」
「welcome to the starlight parade」というメロディで、色々なことがフィードバックされます。
行きの飛行機でウキウキしながらこの曲を聞き、メロディが気に入って、ハワイに付いた瞬間にituneで購入し、テラスで一人になったときはいつもこの曲を聴きながら飲んでいました。
私にとってはハワイ旅行を象徴する一曲です。
歌と思い出とが混ぜ合わさると、メロディを聞くたびにその時の感情、匂いまでが新鮮に蘇るから不思議です。
私がハワイを思い出すときは、この曲で決まりです。

離陸後にシートベルトサインが消えると、ドリンクと機内食が振舞われます。
メニューはハッシュドビーフ、もしくは肉じゃが。洋食か和食かのチョイスです。
妻が洋食、私が和食。私はブランデーのロックもいただきます。
機内食はいつも通りそこそこのお味ですが、お腹が空いてるせいか美味しく感じます。
肉じゃがより、ハッシュドビーフの方がブランデーのロックと合って美味しかったですね。ミスりましたw
食後にはワインもいただきます。
行きと違ってお昼出発のため、全然眠くありません。
ハワイに行って英語を勉強したい気持ちが強くなったため、映画を観て勉強します。
2chのまとめで「帰国子女だけどわりと本気で勉強法教える」というのがあって、お気に入りの洋画を「英語字幕」で観るのがオススメらしいです。
洋画で英語字幕の作品を調べると、あまり出てきませんが、「オーシャンズ8」が出てきました。
オーシャンズシリーズは最初の「11」だけ観たことがあります。
「8」は女性だけのグループで、宝石を盗むストーリーですが、英語字幕だとかなり難しい。初見だと細かいストーリーが全然分かりません。
やはり、自分のお気に入りの洋画を英語字幕で観るのが良さそうです。
かなり苦痛です。半分くらいで一度休憩。
休憩中に「孤独のグルメ」のミントカレーの回を観ます。今度は話が分かる分「五郎の変な日本語が英語だとこうなるのか~」となって意外と面白かったですね。ただ英語のヒアリングの勉強にはなりませんが・・・。
気を取り直して、「オーシャンズ8」です。かなりストレスでしたが、なんとか最後まで観終わりました。やはりストーリーが分からないと辛いですね。
横を観ると妻はスヤスヤタイムに突入中。
次は以前から興味のあった藤原達也主演の「22年目の告白~私が殺人犯です~」を英語字幕で観ます。
想像と違ったストーリーで意外とかなり面白かったです。藤原達也は昔から好きでしたが、伊藤英明、仲村トオルのファンになりました。あっという間に2時間が経過します。

気付くと妻も起きていて、映画ジュラシックワールド観ています。
22年目の告白が意外と面白かったことを伝え、若干のネタバレで興味を引いてみます。
すると「この映画も意外と面白いよ」と教えてくれたのが、「アルゴ」という映画。
気が付くと着陸まで残すところ1時間30です。序盤を飛ばせば最後まで観られそう。
「架空のSF映画撮影の仮装して脱出するストーリーだよ」
と聞きコメディ映画かと思って観てみると、真面目ですごくスリリングな映画でビックリしました。
最後は手に汗握るシーンが多く、あっというまに1時間30分が経過。映画が終わると同時に
「当機は着陸体勢に入ります。シートベルトをお締めください」のアナウンス。
窓の外を覗くと、日本の大地が見えています。もう帰って来たんですね・・・。
日中の元気な時間なら休憩を挟んで映画を観ていれば、7時間くらいはあっという間に過ぎますね。
行きの飛行機は無理な体勢で寝てて辛かったですが、帰りは余裕のよっちゃんでした。
今度飛行機で寝るときは前のめりで寝られる枕を用意していきたいです。

ようやく成田空港に無事に着陸です。
荷物は全部預けているので身軽です。少ない手荷物で荷物受取場に向かいます。
税関通過用の用紙を、筆記用具がなくて書けなかったため、荷物を待ちつつ記入しちゃいます。
荷物はなかなか流れて来なかったので、15分くらい待ちました。しかし運搬の手間を考えれば仕方ありません。
税関の出口はレーンがたくさんありますが、どの列も10人以上並んでます。ここを出れば、日常に戻ります。
隣のレーンで税関で足止めをくらってる外国人さんがいます。こうなるとなかなか進まなくなっちゃいますね。
後ろから50歳代夫婦の旦那の方が「早くしてよ!!」と叫びます。聞いた妻が「やめなよ~」、旦那は「だってさ~」と二人でニヤニヤ。
ハワイ滞在中にも気付きましたが、日本人は全員が大人しいわけじゃなく、本当に色々な人がいます。あまり気にしない方がいいんでしょうね。

税関を出ると、いつもの空港ターミナルらしい景色。
残ったドル紙幣を全て日本円に両替します。3万円くらい残りました。
共用財布で10万円、妻財布で6万円、私財布が5万円で計21万円をドルにしたので、ハワイで現金を18万円使った計算です。
結構使っちゃいましたね・・・ほとんどがご飯とお土産代です。

重いスーツケースを交代で運びながら帰ります。
京成線に乗って席に座った瞬間、一気に現実戻りました。見慣れた広告で、懐かしいとも思いません。昨日までこの生活をしていたような感覚です。
時刻は17時。今はまだ少し明るい空もすぐに暗くなってきます。
電車に揺られること1時間、家の最寄り駅に着いたのは18時過ぎ。荷物が重すぎるため一度家に帰ります。
疲れ切っていて何も作る気が起きないので、買ってきて食べることに。
日本らしいものが食べたいので、焼鳥、とんかつ、寿司を買いに行きます。
焼鳥屋でつくねやナンコツなど10本ほど、スーパーの魚コーナーでトロタク巻き鮨を購入。とんかつ和幸はすごく混んでたので、今回は諦めました。
白ワインも購入して、最後の反省会です。
ワインを空けてテレビのスイッチを入れると、もうハワイはどこにもいません。完璧な日常に戻ってきちゃいました。
ワインを一杯飲むと急に眠気が襲ってきます。眠くて眠くて、焼鳥も寿司もあまり進みません。
色々と語ろうと思いましたが、そんな元気はありません。妻も「すごく眠い」と繰り返します。
時刻はまだ21時ですが、ホノルル時間で言えば午前3時です。そりゃ眠いです。
明日からは仕事です。いつもより早めに寝ないといけません。
ハワイの夢を見られればいいなと思いつつ、早めにベッドに入ることに。
色々とありましたが楽しかったです。また必ず行きたいです。今度は是非家族も連れて行ってあげたい。
そんな風に心から思える素敵なハワイ旅行でした。

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