簡単なカニの選び方
カニの選び方はコツをおさえればとっても簡単です。
チェックすべきポイントをご紹介していきます。
お店の選び方とカニ自体の選び方を分けてご紹介します。

カニ販売店の選び方

カニ販売店にも良い店とそうでない店があります。
簡単に見分けることができるポイントが2つあります。

①実際に触って選ばせてくれる
②カニの腹を見せて陳列している

まず、①の実際にカニを触らせてくれるお店は優良店です。
実際に後述するカニの選び方を使えば、
良いカニと悪いカニを素人でも簡単に見分けることができます。
実際に触られても問題ないカニを並べている目安になります。

次に②のカニの腹を見せて陳列している店ですが、
実はカニは背中を向けているとミソが流れ出てしまう場合があるんです。
確かに赤い背中を見せた方が、見た目は良くなりますが。
見た目をよくするより、美味しいカニをお客様に提供する。
そんな優良店はカニのお腹を見せて陳列しています。

カニの選び方

カニの色で選ぶ

カニの色も確かめるのが賢い選び方です。
カニの色というと、背中の鮮やかな赤い色だと思われるかもしれません。
しかし美味しいカニを選ぶなら、背中は無視して、お腹の色を見ましょう。
カニのお腹の色は白いものより、なるべく黄色がかったものを選びましょう。
黄色いお腹のカニの方が身がしっかりつまっています。

カニの重さで選ぶ

同じ大きさのカニがあってどちらを選ぶか迷ったら実際に持ってみて、
ずしっと重い方を選びましょう。
実際に持ってみると大きいのに軽いカニもあります。
見た目に騙されてはいけません。

カニの鮮度の確かめ方

生のカニなら生きている、動いているカニが鮮度としては言うことナシですが、
そうでないカニの場合鮮度を見分けるには知識が必要です。
死んでいるカニはお腹の色で鮮度を見分けます。
腹に赤みが残っているカニは鮮度が良い証拠です。
時間がたてばたつほど、カニの腹は真っ白い方向に向かいます。
腹がピンクがかった色のカニを選ぶようにしましょう。
さらに時間がたつと、カニから黒い汁が出てきます。
黒い汁が出ているカニは鮮度が悪いので避けましょう。

茹でガニの場合は生ガニよりも鮮度に敏感にならなくても平気ですが、
甲羅や足の付け根を触ってヌメっとした感じを受けるようなら、
鮮度が悪い目安となりますので、覚えておいてください。

カニの甲羅の硬さで選ぶ

カニの甲羅は硬い方が良いでしょうか、柔らかい方がいいでしょうか。
正解は硬い甲羅が良いカニです。
何故かと言えば、甲羅の硬さというのは、
カニが脱皮してからの期間を計るバロメーターになります。
甲羅が柔らかいカニは脱皮してまもないカニの可能性が高いです。
脱皮して間もないカニは身が少ない傾向があります。

以上が美味しいカニの選び方になります。
見分ける目をもって美味しいカニを食べましょう♪
実際に購入者から人気のあるカニベスト3も参考にしてください。

どの種類のカニが美味しい?
カニを食べる時に一番一般的な食べ方は、ゆでて食べることではないでしょうか。
美味しいカニには種類がたくさんあります。
ゆでて食べるようであれば、ズワイガニがオススメです。
理由は、身がとてもぷりぷりしていて、味が深いからです。
そして、殻いっぱいに身が詰まっています。

美味しいカニの種類の中には、たらば蟹もあります。
身に弾力性があり、美味しいのですが、ゆでると味が逃げてしまうのです。
逆にズワイガニは、ゆでることでは多少味が逃げてしまうかもしれませんが、味の深みや風味がなくなることはないのです。
一杯全部ではなく、肩~脚の販売がメインになっています。

最近では、美味しいカニをインターネットで取り寄せすることができます。
大型のものも購入することができますよ。
種類も豊富にあるので、口コミや特徴などを見て、選んでみましょう。
一番風味が強いカニみそを持っているのは、ズワイガニです。
丸ごと一杯買うと、みそを味わうことができます。

カニを美味しく食べたい!その方法とは?

カニ料理といえば真っ先に思い浮かぶのはやはりカニすきなど鍋料理でしょうか。
それ以外にも色々な食べ方で楽しみたいものです。

カニは茹でてあるか茹でていないか、冷凍かどうかという保存状態によって食べ方が異なります。

・ボイル冷凍カニ
茹でた後に冷凍したカニであり、塩加減や茹で加減は手を加える必要はありません。
冷凍カニは自然解凍させると味を損ねません。
自然解凍後にそのまま食べることも出来ます。
既に茹でたカニに再び熱を加えると身がパサパサになるので、鍋料理に入れるならば、最後の方にカニを加える、焼きカニはあまり焼きすぎず焦げ目がつく位で美味しく食べられます。

・活カニ
刺身にする場合は、余分な殻をむいて氷水に身を入れます。
花が咲くように身が開いたら食べられる合図です。
活カニを茹でる際には甲羅を下向きにして茹でると、カニみそが固まり、身の風味を損ねません。
タラバガニのカニみそは茹でても固まりにくいので、タラバガニを茹でる際には茹でる前にカニみそを取りましょう。

・生冷凍カニ
生きたカニをそのまま冷凍させたカニです。
旨みを活かすために冷蔵庫で自然解凍をお勧めします。
カニの水分が蒸発すると旨みが逃げてしまうので、クッキングペーパーに包んでからビニール袋に入れて自然解凍させると旨みを逃さずに解凍出来ます。

 

カニが美味しい時期は冬だけ?

カニ料理といったら鍋など冬のイメージが強いですよね。

カニ漁は期間が決まっていて、ほとんどの種類が11月から3月までがカニ漁の出来る期間と決められています。

その為、近海での旬のカニを食べられるのは必然的に冬が中心になり、それ以外の季節では冷凍カニのみとなりますね。
しかし、カニの種類によっては秋冬以外の時期が旬のカニもあります。

・ズワイガニ
北陸地方など日本海側では11月ごろから翌年3月ごろまでが漁期です。
「カニ=冬」というイメージが合っているのがズワイガニと言えますね。
でも、オホーツク海では4月から5月がズワイガニの旬なのです。

・タラバガニ
北海道では「1月から5月」と「9月から10月」が漁期です。
タラバガニの大半は海外からの輸入品ですが、海外からのタラバガニ輸入も春から夏頃が多いです。

・毛ガニ
北海道ではほぼ1年を通じて毛ガニ漁が行われています。
春はオホーツク海、夏は噴火湾、秋は釧路や根室沿岸、冬は日高沖や十勝沿岸と季節によって漁の場所が変わっていきます。

・花咲ガニ
日本で生息しているのは北海道の根室沖などに限られる貴重なカニです。
漁期は7月を中心とした夏頃です。

・ワタリガニ
三河湾や有明海、瀬戸内海といった内海が主な産地のカニです。
一番のピークは秋ですが、年中出回っています。

 

濃厚なカニを味わいたいなら毛ガニ

カニの旬といえば、冬のイメージが強いと思いますが、毛ガニは年中楽しめるカニです。
タラバガニなど他のカニと比べてしまうと、かなり小ぶりなので食べごたえがなさそうと思う人も多いようです。
しかし毛ガニはとても濃厚で甘みがあり、カニみそもとても美味しく食べられます。

毛ガニの産地は主に北海道・東北地方です。
一言で「北海道・東北地方」と言っても、実は育った場所によっては味がかなり異なるのも特徴の1つです。
北海道の流氷の下などで育った毛ガニはプランクトンや小魚をしっかりと食べて丸々太っていて、甘みの強い味です。

太平洋沿岸で育った毛ガニはプランクトンや小魚ではなく、昆布などの海藻類を食べて育ちます。
そのため、身も味噌も磯の風味が特徴的な味となるそうです。
自分で選んで購入する時は、産地にも注目してみて下さい。

好みによって甘みか磯の風味か選んでみると良いでしょう。
どういった違いがあるのか食べ比べてみるのも良いかもしれませんね。

 

カニといえばタラバガニ

カニといわれて思いつくのが「タラバガニ」という人も多いのではないでしょうか。
テレビなどで豪快にタラバガニの足を口いっぱいに頬張っているシーンなどを見て、憧れている人も多いようです。
タラバガニの魅力と言ったらやはり、その大きさです。

大きな体、太い足は見るからに食べごたえがありますよね。
タラバガニはほかのカニに比べると味は淡泊ですが、とにかく食べた後の満足感は最高です。
プリプリとした触感はほかのカニではなかなか味わえません。
味が淡泊なので、茹でて食べるよりもカニ鍋などで食べるとよりおいしく食べられます。

「タラバガニ」という名前が付いていますが、実は「ヤドカリ」の一種です。
ほかにも花咲ガニやアブラガニなども同じくヤドカリの一種です。
生物学上の違いはあるようですが、もちろん美味しさに違いはありません。
タラバガニは大きさもあってか、ズワイガニなどに比べると少し価格が高いこともありますが食べごたえ、満足感を考えると十分な価格と言えるでしょう。

 

高級なカニといえば「ズワイガニ」

カニには種類が色々とありますが、その中でも「ズワイガニ」というと高級なイメージではないでしょうか。
ズワイガニといっても実は呼び名が様々あるのをご存知でしょうか?
松葉ガニ、越前ガニ、ズワイガニ、カニの種類が違うと思っている人も多いようですが、同じカニなんです。

呼び名の違いは産地の違いで、山陰地方で水揚げされるものを「松葉ガニ」、越前地方で水揚げされるものを「越前ガニ」と言います。
それぞれ海域が違うので、味に違いはあるようです。
特に贈答品などとして高級なカニとして位置づけられている「松葉ガニ」は甘みもあり、上品で濃厚な味わいと言われています。

塩分の違いやプランクトンの量などによってこういった味の差が出るようですが、一般的には「変わらない」という意見も多いです。
どれも美味しく、味わい深いのがズワイガニの特徴ともいえます。
甘みがあるので茹でて食べたり、カニしゃぶで食べるのもおすすめです。
タラバガニと違ってカニ味噌も美味しく食べられます。

 

カニのポーションとは

カニを購入しようと探していると「ポーション」と書かれている物を目にすることがあると思います。
中には安い物もあるので「ポーション」というとあまり美味しくない物、質の良くない物などと思っている人もいるようです。
ポーションというのは「一部」「部分」などを意味している言葉なので、小分けにされて冷凍してあるカニという事になります。

カニのポーションの場合、脚、むき身といった形で売られています。
脚のみを6キログラム、むき身1キログラムと小分けにされて通販などで販売されていますよね。
ポーションはほかの部分の殻が割れてしまった物などもあるため、格安で売られている事があるのです。

タラバガニなどの場合、味噌を食べる事もないので脚のみの購入が便利ですね。
カニしゃぶなどがしやすいように、持つ部分を残して殻がないものもあるのでおすすめです。
注意したいのは解凍方法です。
正しい解凍をしなければ、うま味が無くなってしまうので気を付けましょう。

 

カニみその美味しい食べ方

カニ好きの人の中にはミソが好きでたまらないという人も多いのではないでしょうか。
タラバガニはあまりミソまで食べるという事がなく、美味しく食べるのに適しているのは毛ガニやズワイガニがよいでしょう。
食べ方としては、甲羅にたまるのでそのままスプーンで食べるというものがあります。
お寿司で食べる時にカニの上に乗っている事もありますね。

しかし、生臭さが気になるという人もいると思います。
そういった人には鍋で楽しむ場合は、スープに入れてしまうのが良いと思います。
生のままより癖がないですし、鍋自体が濃厚なスープになるのでとても美味しくなります。

甲羅にたまったミソをそのまま網に乗せて焼いたり、フライパンで焼いたりするとこれもまた美味しくいただけます。
生臭さもほとんどなくなるので、身を入れて食べたり、ミソを付けて身を食べるのも良いでしょう。
注意してほしいのは、安いカニにはあまり入っていない事が多いという事です。
殻が割れているなどといった「わけあり」は別ですが、あまりに安いものは避けた方が良いでしょう。

 

カニを活用した料理

カニは茹でて食べるととても美味しいですよね。
毛ガニやズワイガニは甘みがあるので、茹でるだけで最高の味わいとなります。
味が淡泊なタラバガニはカニ鍋などが美味しく食べられます。

しかし、カニの食べ方はそういったものだけではありません。
冷凍や解凍で少し味が落ちてしまったものは料理に使うのが良いでしょう。
誰でも知っている蟹料理といえば蟹クリームコロッケですよね。
カニとホワイトソースは相性ばっちりです。

簡単な料理には酢の物があります。
わかめと一緒に酢の物にするとさっぱり食べられます。
チャーハンに余った身を入れても美味しくなります。
かに玉なども手軽に作れるので、夕食の1品として気軽に作れそうですね。

少し手の込んだものとしては、クリームコロッケのほかにパスタソースにいれるのもおすすめです。
カニミソをいれると濃厚でさらにうま味が増します。
身を取り出した後、食べ終わった脚などはお味噌汁の出汁として利用することも出来ます。
意外と料理に加えるだけで手軽に作れる物が多いので、冷凍庫に入ったままになっていたらぜひ使ってみましょう。

 

カニの美味しい茹で方

生の状態のカニを手に入れたら、どうしますか?
お刺身として食べられるのであれば、それもまた美味しいですよね。
しかし大半の人が茹でて食べる事を選ぶのではないでしょうか。

茹でて食べるのが一般的ですが、自宅でカニを茹でたことがある人は少ないようです。
カニの種類によっても茹で方が違うので注意が必要です。
特にタラバガニはまず中のミソを取ってから茹でる必要があります。
ふんどしと呼ばれる部分を開けて、中身を箸などを使って取り出して洗いましょう。

どのカニを茹でる場合でも共通しているのが、すっぽりと入る鍋で身が隠れるくらいの量の水を入れます。
塩もいれるのですが、タラバガニ、ズワイガニなどは1リットルに対して15~20グラム、毛ガニは少し多めの35~40グラムくらいが良いでしょう。
しっかりと沸騰してから、甲羅を下にして茹でることも大切です。

15~20分で茹であがります。
茹であがったら軽く水洗いしてください。
茹で方さえしっかりしていれば、誰にでも美味しく茹でガニが楽しめます。

 

カニを冷凍保存する方法

 

カニをたくさん買ったり、もらったりしたけれど、食べきれないという事もあります。
カニは見た目以上に食べるとお腹いっぱいになります。
食べきれない場合は、誰かに分ける事が出来ればそれでもいいのですが、冷凍保存しておくこともできます。
しっかりと冷凍しておけば、一ヶ月ほど保存できるので食べきれなかった場合やお買い得で多めに買った場合などは冷凍しましょう。

購入後、そのまま冷凍してしまうと解凍後、身がパサパサとして美味しいとは言えません。
冷蔵庫内は乾燥しているので、水で湿らせたキッチンペーパーでカニを包んでから冷凍しましょう。
また、なるべく急速冷凍するのがおすすめです。
冷蔵庫に急速冷凍の機能があれば、ぜひ使ってください。

ボイルされたカニの場合は、身をほぐしてから冷凍するのがよいでしょう。
解凍後、料理に使いやすいですのでほぐして、しっかりラップなどをして冷凍してください。
長い期間冷凍しておくと、風味が悪くなってしまうので出来るだけ早めに食べきりましょう。

 

冷凍カニを上手に解凍する方法

カニを通販などで購入した場合、冷凍状態で届くことも多いと思います。
食べる時は解凍する必要がありますが、この解凍が美味しさを左右する事になります。
解凍方法を間違えると美味しいエキスが全て水分として出てしまうので注意しましょう。

カニの解凍方法のポイントは、ゆっくり時間をかけることです。
冷凍庫から出して室温で解凍すると、うま味もなくパサパサとしてしまいます。
冷蔵庫の中でゆっくりと時間をかけましょう。

また、甲羅を下にするのもポイントです。
毛ガニなど甲羅付きのままのものは甲羅を下にしておかないとミソまで流れてしまいます。
ミソまで楽しみたい方は忘れずに甲羅を下にしてください。

カットされていない毛ガニやタラバガニの場合解けるまで24時間かかります。
カットされているものであっても12~18時間かかります。
食べる時間からしっかりと計算して冷蔵室に移しましょう。
カニは正しく解かすと鮮度もうま味もそのままで美味しく食べられますよ。

 

通販で購入するカニの鮮度

カニを購入する場合、通販で購入する事が多いと思いますが、鮮度が気になるという人もいるようです。
もちろん産地の市場などで買ったものが一番美味しいですが、最近の冷凍技術はとても進歩しているので冷凍の物も十分鮮度が保たれています。
しかし、中には失敗したという人もいるようです。

通販ならではの失敗しない方法としては口コミがあります。
購入者がどういったカニが届いたのか、鮮度はどうなのかと口コミが書き込まれているのでとても参考になります。
悪質な業者の場合は、そもそも口コミの欄がなかったり文字ばかりのページで工場内の様子などがない事もあります。
しっかりとした業者の場合、信頼してもらうために作業工程などまで写真が載っている事が多いようです。

カニを鮮度の良い状態で届けるためには冷凍方法も重要です。
どういった方法で冷凍されるのかも説明してあるお店がよいですね。
こういった事を頭に入れておくと、通販でも鮮度の高いカニを購入する事ができます。

 

満足できるカニの重さとは

カニを実際に手に取って購入する場合は、だいたいの重さを確認する事ができますよね。
また、お店の人も身がギッシリのものを勧めてくれることも多いと思います。
しかし、通販で購入する場合はどうでしょうか。
手に取る事が出来ないので、表示されている重さで判断しなければなりません。

茹でたカニを食べる場合、大人一人あたりだいたい500グラムが満足できる量なのだそうです。
通販で購入する場合は500グラムを参考にしてください。
ただし、気を付けなければならない事もあります。

カニは茹でると重量が減ります。
多くのお店で活カニの状態で重さを計るそうですので注意しましょう。
毛ガニの場合10~15%、ズワイガニの場合10~20%、タラバガニの場合は20~30%減るのでボイル後の重量という表記がなければ実質どのくらいの重さになるのか参考にしてください。

カットされていない姿のままの冷凍カニの場合、再解凍は質の低下に繋がるので避けましょう。
出来るだけ食べきれる量だけ購入して、美味しく食べるようにしてください。

 

美味しいカニの選び方

カニというとちょっと贅沢な食べ物ですよね。
せっかく食べるのであれば、誰しも美味しいものを食べたいはずです。
茹でてしまえばカニなんてどれも同じと思っている人も多いはずですが、ボイルされたものでも美味しさの違いはあります。

茹でガニは甲羅が真っ赤ですが、その赤が鮮やかで艶があるものがおすすめです。
また、触って確かめられるのであれば、甲羅がしっかりと堅いかどうかも確認してください。
甲羅が柔らかい物は脱皮後すぐの若ガニと呼ばれ、身がスカスカであまり美味しくありません。
甲羅にフジツボなどが付いていて汚れている物は脱皮から日が経っていて身がしっかり詰まっている美味しいカニです。

カニの大きさばかりを見てしまう人も多いようですが、小ぶりであってもズッシリしている物がよいでしょう。
実際に手に取ってみられない場合は、お店のサイトをしっかり見てみましょう。
品質に自信があるかどうか、激安品以外のカニも扱っているかどうか、通販だけではなく店舗もあるかどうかというのがポイントとなります。

 

カニしゃぶの楽しみ方

カニは茹でるだけでも美味しく食べられますが、テレビなどで食べている様子を見て憧れている人も多いのではないでしょうか。
脚を湯がいて口いっぱいの頬張る姿は、とても豪快で一度は食べてみたいですよね。
今は通販でもカニを購入できるので、自宅でも意外と簡単に楽しめます。

通販で購入する場合で、食べる日にちが決まっている場合は余裕をもって注文しましょう。
特に年末に食べるなどの場合は、注文が殺到して希望した日に届かない可能性があります。
年末年始は注意しましょう。

具材は白菜やキノコ類など好みの物で大丈夫です。
出来れば前日から昆布で出汁を取っておくのがおすすめです。
カニの美味しさが増しますよ。

一般的な鍋の作り方と同じで、火が通るのが遅い物から鍋に入れていきます。
具材に火が通ったらカニを湯がいて食べましょう。
軽く湯がくだけで十分です。
ポン酢などに付けて食べるのも美味しいですが、まずは何もつけずに出汁とカニ本来のうまみを味わうのがおすすめです。

 

タラバガニの選び方をご紹介

美味しいタラバガニの選び方をご紹介します。
カニの王様とも呼ばれるタラバガニ。
タラバガニの魅力はなんといっても大きさと肉厚さ!

カニを食ってるな~っていう感じが最高ですね。
お腹一杯カニを食べたい方にお勧めなのがタラバガニです。
そんなタラバガニの選び方は以下のポイントです。

<h4>旬で選ぶ</h4>
タラバガニ旬の季節を覚えておきましょう。
いくら上手な選び方をしても、旬じゃない時期のタラバガニは、
旬の時期のタラバガニの美味しさには敵いません。
タラバガニの旬は1月から5月。特に4月と5月は甘みが増すと言われています。
また9月10月も身が多く食べ応えのあるタラバを楽しむことができます。
旬が飛び飛びなのもタラバガニの面白いポイントですね。

<h4>オスを選ぶ</h4>
タラバガニはオス、メスが分かるように販売されているものが多いです。
なぜならタラバガニはメスよりオスの方が味が良いからです。
メスは産卵期になるとさらに味が落ちるとも言われています。
タラバガニを選ぶときはなるべくオスを選ぶようにしましょう。

<h4>甲羅で選ぶ</h4>
タラバガニは甲羅が硬く、汚れているものを選びましょう。
硬く汚れている甲羅のタラバガニは、脱皮してから時間が経過している証拠です。
脱皮間もないタラバガニは身入りが少なくおすすめできません。
甲羅の硬さと汚れは要チェックです。

<h4>生かボイルか</h4>
生タラバガニとボイルタラバガニどちらが良いかというポイントです。
そりゃ生が味がいいでしょうと思い込みがちですが、
タラバガニの茹で方って実は難しいです。
大きい上に身が厚いので、塩の塩梅もコツが要ります。
鍋にするなら生がおすすめですが、
そのまま食べるならボイルの方が美味しかったりするので、注意しましょう。

 

ズワイガニの選び方

ズワイガニの選び方をご紹介する前に、まずはズワイガニとはどんなカニか簡単にご紹介します。
ズワイガニは各地でブランド化され、越前ガニ、松葉ガニなどとも呼ばれる人気のカニです。
旅行会社では旬の時期になるとズワイガニを食べるツアーも企画されるほどです。
ズワイガニは身の多さよりも上品な旨味が魅力のカニ。
上手な選び方を知って、美味しいズワイガニを食べましょう。
ズワイガニの選び方のポイントは以下の通り。

<h4>硬い甲羅で選ぶ</h4>
カニ全般に言える選び方ですが、ズワイガニは甲羅は硬いものを選びましょう。
甲羅の柔らかい脱皮したてのズワイガニを若葉ガニと呼びますが、
ズワイガニと比べると味が落ちます。気を付けて選びましょう。

<h4>似た種類に気を付ける</h4>
ズワイガニは福井では越前ガニ、山陰では松葉ガニと呼ばれます。
これらはズワイガニとイコールなので問題ありません。
しかしズワイガニ選びで気を付けたいのが、紅ズワイガニとセコガニ。
紅ズワイガニは形はそっくりですが、ズワイガニと比べると一回り小さく、身入りが少ないです。
身も硬く、甘みも弱く全体的にズワイガニには敵いません。
またセコガニというのはメスのズワイガニのことです。
セコガニと呼んで区別するくらい、オスと比べて旨味が少ないのがメスのズワイガニ。
セコガニと言われれば別物と思えますが、
メスのズワイガニと言われるとまぁメスでもいいかな?と思ってしまいますので、要注意です。

<h4>旬で選ぶ</h4>
ズワイガニの旬は11月中旬から3月までと言われています。
このズワイガニの旬の時期に選べば、美味しいズワイガニにありつけます。
さらに新潟県より北では10月から5月までズワイガニがとれますので、
6月から9月の夏の時期以外はズワイガニを食べられます。

<h4>見た目で選ぶ</h4>
ズワイガニを見た目で選ぶ方法に、
ズワイガニに黒いツブツブが付いているものを選ぶというものがあります。
この黒いツブツブの正体はカニビルの卵ですが、カニにも人体にも悪い影響はありません。
むしろ脱皮してから時間が経っている身が詰まったズワイガニを見分ける貴重なサインとなります。
黒いツブツブが着いたズワイガニを選ぶと失敗しませんので、覚えておきましょう。

 

毛ガニの選び方

毛ガニは他の種類のカニと比べると小ぶりです。
しかしその身の甘みと旨味は他のカニでは味わえません。
そして何と言っても濃厚なカニミソが魅力です。
カニの中で一番毛ガニが好きという方も多いですね。
そんな毛ガニの選び方をご紹介します。

<h4>旬で選ぶ</h4>
毛ガニの旬を知っておきましょう。
実は毛ガニの旬は水揚げされる地域によって違います。
どこ産の毛ガニがチェックした上で旬を確認することが大切です。
岩手県産の毛ガニは12月から3月、日高産の毛ガニは少し長く12月から4月、
十勝と釧路産の毛ガニはさらに長く9月から3月、
オホーツク産の毛ガニは季節が変わって4月から7月がそれぞれ旬の時期になります。
こうして見てみると一年中どこかしらの地域は毛ガニの旬になっており、
通年で楽しめるのも毛ガニの魅力です。

<h4>甲羅の硬さで選ぶ</h4>
毛ガニは甲羅が硬いものを選びましょう。
甲羅が柔らかい毛ガニは脱皮して間もない毛ガニです。
脱皮したての毛ガニは外敵から身を守るために栄養を甲羅作りにまわすので、
結果として身がやせ細ってしまい、美味しくありません。

<h4>重さで選ぶ</h4>
毛ガニは手で持って重いものを選びましょう。
同じ大きさでも身とカニミソのつまり具合で重さが全然違います。
身が詰まった毛ガニが美味しい毛ガニです。
ただし、重すぎる毛ガニは要注意。年をとった毛ガニの可能性があります。