亀戸の二郎に行ってきました。

感想としては、

・平日夜は並ばずに食べられる

・口コミで高評価のブタは、ブレがある

・キムチは、自家製の「タマネギ」キムチ

・スープは醤油が前面にくる

・汁なしも+100円で可能

・大盛りを残すと店長がブチ切れる

 

平日夜は並ばずに食べられる

平日の夜に行ったら、並びは0人。

中に入ると、空席が3席ほどありました。

これで絶品なら、穴場の二郎を発見か?と心がはずみます。

食べログの口コミで「この店は麺屋というより、豚屋」と最上級のチャーシューの褒め言葉があったので、「小ブタ」の食券を購入。

さらに、こちら(http://autumn-myst.hatenablog.com/entry/2015/05/08/035826)の二郎ランキングサイトでキムチが絶品となっていたため、キムチをトッピングしました。

麺は半分でオーダーすると、愛想のいい店員が気持ちよく応じてくれました。

ちなみに店長、大きくってとっても貫祿があります。

出てきた二郎は、澄んだ赤茶色のスープで、乳化されていません。

ブタもかなり厚めです。

早速いただきます。

追記:土曜の夜に行ったら先客15人で30分ほど、日曜の昼12時に行ったときは先客20人で40分ほど待ちました。

 

亀戸二郎は醤油二郎

醤油がガツンと効いた「醤二郎」なので、カネシ系が好きならはまると思います。

完全なる「非乳化系」です。

レンゲが店の奥にある給水器の横にそっと積んであるので、レンゲを忘れずにスープを堪能してください。

つけめんを試してみたかったですが、「夏限定メニュー」みたいで食券が売り切れになっていました。残念。

 

口コミで高評価のブタは、ブレがありそう

初回のブタが、めちゃくちゃ固かった・・・

赤身部分はなんとか、噛み切れますが、白身部分が噛み切れません。

噛みちぎろうとして、ひっぱると口の中に、

ミチ・・ミチ・・ミチ・・

と音がします・・・ぼくの一番苦手な脂身です。

今回は神ブタではなく、噛みブタです。

 

※後日もう一度行ったときは、もう少し柔らかかったです!

でもやっぱり脂身がブリブリした食感が残ってました。

その次に行ったらまた固かったりしたので、かなりブレがあります。

 

キムチは、自家製の「タマネギ」キムチ

キムチはタマネギをキムチ漬けにしたものです。

食券ボタンにはしっかりと「タマネギキムチ」と表示されていましたので、ぼくの完全なミスです。

生タマネギ、100%、キムチでした。

ぼくは生タマネギが苦手です・・・タマネギ表記を甘く見てました。

でも、たまねぎ好きな人には堪らないキムチだと思います。

ぼくはごめんなさい、好み的に無理でした。

 

スープは醤油が前面にくる

非乳化のスープはとてもぼく好みでした。

カネシがここまでストレートにしょっぱく来てくれる二郎は久しぶりです。

味の素の旨味との相性がかなり良くて旨いです。

タマネギキムチを沈めたことで、スープにコクと深みが出ました。

最近乳化スープばかり食べていたので、新鮮で美味しかったです。

麺も半分にしたのでペロッと食べられましたが、この味なら普通に小くらいいけたと思います。

 

追記:汁なしも食べてみた

亀戸二郎は+100円で汁なし用の食券を買えば、汁なしに変更ができます。

汁なしといえば一之江二郎の印象ですが、亀戸もできるんですね。

こちらもいただいてみました。

汁なしといえど、下の方に少しだけスープがあります。一之江の汁なしよりスープ少ないですね。

卵黄、フライドオニオンが乗っていて、うまく混ぜながら食べます。

かなり脂の旨味が強くなった印象。

ニンニクはトッピングすると、スープに溶かすというより、そのまま食べる感じになるのでかなりキツかったです。ニンニクは微妙でした。

麺少なめにしましたが、かなり多かったです。スープがないので沈める作戦は使えません。

なんとか完食できましたが、多かったです。

個人的には普通のラーメンの方が全然好きでした。見てた感じだと、汁なしを頼んでる人は12人中4人。全体の1/3くらいでした。

 

大盛りを残すと店長がブチ切れる

亀戸二郎の食券機には大盛りボタンの横に注意書きが書いてあります。

「麺が多いです。1kgありますので、初めての方、食べきれない方は遠慮してください」と。

(大盛りの食券を見せると「多いですが大丈夫ですか?」と聞かれます)

亀戸二郎は接客が良い印象だったんですが、4回目に行った時です。以下実際のやりとり。(2018/11/23 20時頃)

 

客(40歳くらいの細身の男性)「すみません、やっぱり食べられませんでした」

巨漢な店主「は?」

客「すみません」

店主「多いって言ったよね。食べられるって言ったよね」(この辺でお店の空気が凍りつく)

客「すみません・・・最初は食べられると思ったんですが、体調が・・・」

店主「あやまらなくていいから」

客「え?」

店主「あやまらなくていいから、食べてよ」

客「・・・無理です」

店主「は?」

客「どうすればいいんですか、体調が悪くて食べられないときは」

店主「は?大盛り頼まなければいいよね。食べられる量を注文してもらうってルールで、うちはやってるんで。」

客「お金払ってますよね。勘弁してもらえませんか」

店主「じゃあお金返しますよ。おい、返金してやって」

客「いや・・・返金されても食べられないものは食べられないです。」

店主、無視

客「・・・・」(無言で丼を上げて、そそくさと帰る)

店主「チッ!お宅に写真撮ってもらうために大盛り作ってるわけじゃないんだよ」

(このやり取りを尻目にそっと残して帰ってる人も1人いましたw)

 

量が多いから注意とは書いてますが、皆の前でここまで言わなくても・・・。

最悪な空気の中で「これじゃ楽しめないよ」・・・と思いましたが、旨いのが悔しいところ。

大盛りを頼むときは注意してください。

 

まとめ

エッジの効いたスープはジャンクな味、麺はデロ目と好みな味でかなり美味しかったです。

ブタが主役、という口コミも多かったですが、個人的にはブレが激しい印象です。

平日なら並ばずに食べられるというのは、大きな利点です。(土日は30分以上並びます)

味は文句ないんですが、接客があれですね。あんなやりとり見ちゃうとヒリついてて、落ち着いて食べられません。

並盛は残しても怒られないと思いますが、「残しちゃダメだ」と思ってあの量と格闘するのは正直ストレスです。

麺半分、麺少なめを伝えるタイミングも少し難しい(「食券を見せて」と言われるタイミング)ので、食べられる体調のときに行くのがベストでしょう。

いろいろと二郎系に行ってますが、客と店主がケンカしてる二郎を生で初めて見ました。トラウマになりそうです。