酒飲みなおじさん3人で上野駅集合してから那須サンバレーに旅行していきました。
目的はコテージでどんちゃん騒ぎです。

上野駅
まずは上野駅から5番ホーム宇都宮線のグリーン車(平日950円)に乗って宇都宮駅に行きます。
新幹線を使わないで那須塩原駅に行くには、宇都宮駅を経由するのが一番早いようです。
上野駅でチューハイとビールを仕込んで、いざ出発です。

宇都宮駅
上野駅から1時間45分くらいで宇都宮駅に到着です。
せっかく宇都宮に来たら餃子を食べたいという意見があり、まずは餃子を食べに行くことに。
私は去年のGWに宇都宮で一泊して一通り餃子を食べてたので、宇都宮駅周辺で一番美味しかった「みんみん」を紹介。
満席だったので15分くらい並んだ後、焼餃子、水餃子、揚げ餃子とビールをいただきます。
宇都宮餃子を食べた2人の感想は「まぁまぁ美味しい」でした。
次は青源を食べ歩くつもりでしたが、「東京の餃子の方が好き」という2人の共通意見により却下されてしまいましたw

・家系
せっかく宇都宮に来たのに、餃子はもういいからと家系ラーメンを食べることに。
ただ入ってみると通常の家系ラーメンはランチタイムはやってないようで、二郎系だけの営業でした。
それならばと無料トッピングを全マシでオーダーします。
出来上がったラーメンのビジュアルは二郎そのものですが、味はかなり優し目です。
というかスープが薄かったので、卓上のカネシを大量にかけてしまいました。
自分でカラメにした味は二郎というより、インスパイアの「角ふじ」に似てました。

宇都宮線(東北本線)
お腹も一杯になったので、いざ那須塩原駅へ。
宇都宮駅から那須塩原駅までは宇都宮線(東北本線)で45分ほどです。
ここから先はグリーン車がないので、お酒が飲みづらいので我慢します。
仕方なく仮眠をとりながら那須塩原駅まで揺られることに。

那須塩原駅
那須サンバレー行きのバス乗り場が分かりづらい
那須塩原駅は新幹線がとまるので、お土産も売ってる大きな駅です。
駅から目的地である那須サンバレーまでは、無料送迎バスで40分くらいです。
注意点は乗るには事前予約が必要なのと、バス乗り場が分かりにくいところ。
公式ホームーページにもバス乗り場の位置は載ってません。
バスの見付け方ですが、バス停がある駅の出口から出ると大量のマイクロバスが停まっていると思います。
これを一台一台見ていくと、車体に「那須サンバレー」をデザインされたマイクロバスがあるはずです。
乗り口に運転手さんが立ってるので「那須サンバレー行きはこのバスですか?」と聞きましょう。
そこで氏名のチェック、予約の確認をしてから乗ることができます。
「自分で見付けるといけないなんて分かりづらいな~」と思いましたが、出発10分前くらいになると駅の出入り口付近で「那須サンバレー行き」という横断幕を出してくれました。
早めに到着して早めにバスに乗りたい場合は自分で探す必要がありますが、そうでなければ駅出入り口付近にいれば大丈夫そうです。
20人くらい乗れそうなマイクロバスでしたが、結局乗ったのは我々3人を含めて5人だけだったので、もしかしたら予約しなくても乗れるかもしれません。

那須サンバレー
ガラガラだったのでマイクロバスの中でビールを飲みつつ、40分ほどでホテル那須サンバレーに到着です。
那須サンバレーは広大な敷地内に、ホテルとコテージが両方併設されています。
無料送迎バスの発着は本館だけですが、チェックインとチェックアウトは指定された建物でないとできません。
到着前にマイクロバスの運転手さんが、どの建物に行けば良いかアナウンスしてくれますが、分からなければ運転手さんに聞くといいです。
ちなみにチェックアウトした後に乗れる無料送迎バスは、実質「10時10分発那須塩原駅行き」1本のみ。
これを逃すと次の送迎バスは12時なので2時間待ちぼうけを喰らいます。

温水プールがある
ホテルには無料で入れる温水プールがあります。
大きくはありませんが、細いプールが円形に流れていて一周できるようになっています。
上から水が振ってくるゾーンなど、子ども心をくすぐる仕掛けが所々にあります。
途中階段を昇ると、水着着用の混浴温泉ゾーン、サウナゾーンもあるので家族連れにいいですね。

温泉が3箇所
那須サンバレー内には自由に入れる温泉が3箇所あります。
1箇所しか入りませんでしたが、かなり広くて良かったですね。
普通の温泉、露天風呂、サウナ、水風呂、硫黄温泉までありました。
水風呂で体を限界まで冷やしてから、熱い温泉に入ると毛穴がピリピリして気持ち良かったです。

売店、お土産も充実
夜21時まで営業している売店では、お酒やおつまみが買えます。
お酒はボトルなど品揃えも充実していたので、コンビニで買い損ねて心配していましたが杞憂に終わりました。
また本館のお土産売り場は広いので、ここで買って帰るのもいいと思います。

和・洋・中3箇所のレストランがある
ディナーは和食、洋食、中華から選ぶことができて、レストランも専門店で分かれています。
「中華なら最悪不味くても食べられる」というベテランの意見から中華レストランを予約しました。
こういうファミリー向けホテルのレストランなので、「伊藤園ホテルグループ」のような雑然としたレストランを想像していましたが、行ってみると驚くほどキレイで落ち着いた雰囲気でした。
まるで高級中華料理店です。
※あとで和食レストランも覗いてみましたが、こちらも高級レストランの雰囲気がありました。
中華レストランはドリンク代別の「ハーフ・バイキング形式」。
コース料理が一通り付いてきて、バイキングコーナーもあるという形です。
コースは前菜盛り合わせ、フカヒレスープ、ステーキ、伊勢海老が出てきます。
バイキングは北京ダック、麻婆豆腐、黒酢豚、春巻き、サラダ各種、デザート各種などがあります。
中華というより「創作和食系中華」っていう感じで食べやすかったです。
本格的な料理とは別に子供用にオムライスなども用意されてて、やっぱり家族連れに優しいです。

ゲームセンター、カラオケ、卓球も
ホテルのゲームセンターといえば「しょぼい」のが定番ですが、那須サンバレーのゲームセンターは驚くほど大きかったです。
エアホッケー、クレーンゲーム、ガンシューティング、パチンコ、パチスロ、ビデオゲーム各種などなど普通のゲームセンターレベルがホテル内に揃っています。
しかもこのレベルのゲーセンが敷地内に何カ所かあるってんだから凄い。
ホテルでは、大昔の懐かしのゲーム機がチョロっとあるレベルしか見たことがなかったので衝撃を受けました。
他にもカラオケルームや卓球部屋や麻雀部屋も用意されてて、家族旅行から町内会の慰安旅行までなんでもござれという感じです。
一緒に行った一人が「いやいや、ここ良いわ~。今度絶対家族連れてこよう!!」と何度も呟いてましたw

バー
夜9時に売店がしまった後、夜10時にウイスキーのボトルが欲しいとフロントに聞いてみると
「バーでならまだウイスキーのボトルが買えますよ」とありがたい情報が。
早速バーに行くと、快くボトルを譲ってくれました。(フォアローゼスが一本3,000円)
浴衣でも気軽に入れるオープンな雰囲気のバーでした。

夜はイルミネーション
夜になると敷地内のあちこちがイルミネーションで彩られます。
イルミといえば冬しか見られないイメージですが、那須サンバレーなら年中楽しめそうです。
昼間とは打って変わって幻想的な雰囲気に酔いしれます。
子どもは光っているもの大好きですから、イルミネーションもきっと喜ぶでしょうね。

コテージがでっかい
3人でコテージを予約しましたが、3階建てで驚くほど広かったです。
1階は寝室(ベッド2つ)に洗面所・トイレ・浴室、2階はぶち抜きで天井が高いリビング、3階(中2階)には寝室とトイレがもう一つ。
リビングに布団を敷けば軽く10人は泊まれそうな広さです。
そんなコテージなので入った瞬間にテンションが上がって、早速宴会スタートしてしまいました。
一戸建てなので周りを気にせず、無事に目的通りどんちゃん騒ぎができました。
3人でウイスキーボトル2本、缶チューハイを20本ほど空けてしまいました(飲み過ぎィ)

駐車場がたくさん用意されてる
敷地内は大きな駐車場があるのはもちろん、ところどころに小さい駐車場が用意されています。
コテージ前には、そのコテージ用に駐車場が1台分あるので、ドア・ツー・ドアでコテージに行けちゃいます。
そんな具合なのでお客さんのほとんどが子ども連れで車で来ていて、バスで来ている人はほとんどいませんでした。
那須サンバレーは「家族連れに喜ばれるだろうな~」という箇所があちこち、いたるところに散りばめられていました。

翌日、黒磯駅へ
翌日は飲み過ぎて重度の二日酔いになり、まさかの10時10分発の無料送迎バスに乗り遅れw
フロアに確認すると、那須塩原駅行きの次のバスは12時で、それ以外はタクシーしかないとのこと。
12時までレストランで時間を潰そうかとも考えましたが、オープンが11時30分なので諦めてタクシーで向かうことに。
那須塩原駅より近い「黒磯駅」までタクシーで行きましたが、余計に6,000円くらいかかってしまいましたw
ただしここでタクシーの運転手さんから「黒磯駅には美味しいお蕎麦屋さんがありますよ」とありがたい情報が。
お店の名前は「生そば冨陽」、二日酔いの体に優しそうということでお昼は蕎麦屋に決定です。

生そば 冨陽
11時開店と同時に入店です。
さすがにまだ誰もいませんでしたが、すぐに2組ほどいらっしゃいました。
黒磯駅前は正直に言って何もない閑散とした場所なんですが、その立地で立て続けにお客さんが来るってことはやはり有名店のようです。
店の前には漫画家の蛭子さんの写真、店内には4枚くらいサイン(誰だか読めませんでした)が飾ってあるので期待も高まります。
定食、丼物も美味しそうだったんですが、二日酔いのため「ざる」「かけ」「三色そば」を注文。
「三色そば」は温かいお蕎麦で、山菜そば、天ぷらそば、カレーそばのミニサイズが3種類付いてきます。
山菜そばは酸味があって、カレーそばも優しい味で美味しかったです。(天ぷらは体調的に少し重かったです・・・)
みんなで味見した結果は共通意見として「温かいそばの方が美味しい」でした。
そして蕎麦湯がトロトロで濃厚で美味しかったです。疲れた内臓に染み渡ります・・・。
ちなみに一番人気のメニューは「そばがきコロッケ」と蕎麦がセットになった「ふよう定食」。カレー蕎麦も人気のようです。
今度黒磯駅に来ることがあれば、こちらも試してみたいと思える良いお蕎麦屋さんでした。

黒磯駅
那須塩原駅でお土産を買う予定が、トラブルで黒磯駅から帰ることになってしまいました。
黒磯駅でお土産を・・・と思いましたが、やっぱり何もありませんでしたw
駅の周りも閑散としていますが、駅の中も待合室があるだけの静かな駅です。
結局行きと同じく宇都宮駅経由で帰り、宇都宮駅でお土産を買いました。
那須塩原駅で降りるという選択肢もあったんですが、一度降りてしまうと電車が1時間に1本くらいしかないのでさすがに諦めました・・・。