レディースアウターにはどんな種類があるのか

<h4>レディースアウターは思いのほかたくさんあります</h4>

レディースアウター選びは男性に比べてTPOが問われる部分が多くなります。男性の場合はスーツにトレンチコートやモッズコートを組み合わせれば大抵のシチュエーションに対応することができますが、女性が同じアウターばかりを着ているとワンパターンな印象をもたれてしまいがちですし、同じスーツでも男性よりもバリエーションが多くなるだけにアウターとの組み合わせも難しくなってきます。加えて仕事に着ていくアウターとプライベート用、さらにデート用、フォーマルな場に来ていく用など、シチュエーションに合わせたアウター選びも求められます。とくに秋~冬シーズンのファッションはアウター選びで決まるといっても過言ではありません。

そんなレディーアウターは、探そうと思うと意外なほどいろいろな種類があることに気づきます。コートとひと口にいってもデザインや機能によってさまざまな種類に分かれており、自分に似合うもの、シチュエーションに合ったものを選ぶためにはアウターに関する知識をある程度身につけておくことも必要でしょう。

<h4>いろいろなコートについて</h4>

コートの中でも最もポピュラーな物のひとつがトレンチコートです。防寒性に優れているうえにスタイリッシュな印象を与えるデザインなので現代女性のファッションとの相性がよいのが特徴です。この「トレンチ」とはもともと「塹壕」を意味する言葉で、第一次世界大戦の頃に兵士たちが塹壕で過ごしたり移動したりしたときに着用したコートが元になっています。女性のファッションアイテムも元をたどれば軍用の衣服というわけです。腰周りのベルトがファッション性を高めつつ大人っぽい雰囲気をかもし出してくれるのも魅力です。肩、襟元、手首にストラップをつけたタイプが多く、それによって通気性と防寒性を調節することができるため、秋から冬場まで長く使い続けられる点も人気の秘密です。

同じく軍用ルーツで現在若い世代の間で男女を問わず人気があるのがモッズコートです。ドラマでタレントが着用する機会も多く注目アイテムといってもよいでしょう。やや厚手で防寒性に優れているうえにいい意味でルーズな雰囲気があるのが若い世代に評価されている理由でしょう。もともとはアメリカ軍で使用されていたミリタリーパーカーをヒントに作られたといわれています。また、この軍が払い下げたコートをモッズ(音楽のジャンル)のファンが着用したのがきっかけという説もあります。

カジュアルながら女性らしさを演出できるコートで人気なのがラップコートです。これはボタンやファスナーなどで前をとめないコートで、体に巻きつけるように身にまとったうえでベルトなどで留めるタイプが一般的です。ボタンで留めるタイプよりも全体的になめらかなラインを演出できること、コートだとどうしてもボッタリと厚ぼったい印象になってしまうのを防ぐことなどがメリットとして挙げられます。大人の女性、エレガントな雰囲気を演出したい方にピッタリのコートでしょう。

体型にあまり自信がない、体のラインをうまくカバーしたい、そんな方におすすめなのがステンカラーコートです。丈が非常に長く膝近くにまで届くのが大きな特徴で、ウエスト~腰まわりをうまくカバーしてくれます。それでいて洗練されたスタイリッシュな雰囲気とエレガントな雰囲気の両方をかもし出す面も持ち合わせており、若い女性がオシャレに、大人の女性が上品にアウターを着こなしたい場合のいずれにも役立ってくれるでしょう。

<h4>コート以外の選択肢は?</h4>

もちろんアウターはコートだけではありません。ほかの選択肢ではジャケットが挙げられるでしょう。大人の女性には欠かせないアイテム、とくに春の外出に役立ってくれます。コートに比べて薄手で軽く、明るい印象を備えたものが多いのが特徴です。

女性のアウターとしてよく利用されるジャケットではテーラードジャケットが筆頭格でしょう。スーツと似ていますが前身頃が広めなのが特徴です。なおこのタイプにはボタンが二列のダブルと一列のシングルがあります。名前の「テーラー」とは仕立て屋の意味、つまりもともとは紳士服仕立てのスーツのことを指して使われる言葉です。ジャケットの場合はスーツよりもカジュアルな雰囲気でカラーが豊富という違いがあります。ジャストサイズが求められるので選ぶときには少々注意が必要で、ネット通販よりも直接店頭で試着した上で判断したほうがよいでしょう。

ほかにも寒い冬に適したファー付きのアビエイタージャケット、航空機のパイロットが着用するアウターをヒントに作られたフラアト・ジャケットなども、女性向けのアウターでよく見られるジャケットの種類です。あとはカーディガンもアウターの種類として忘れてはならないでしょう。メインに使用する種類を選んだ上でファッション性や機能性なども考慮したうえでいくつかのアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。

 

レディースアウターのブランド

女性が寒い季節になると必要になるのがレディースアウターで、寒さから体を守ってくれる重要なアイテムになりますが、レディースアウターをブランドものにすることで、自分を更に綺麗に見せることもできます。
そしてレディースアウターのブランドには、バーバリー・モンクレール・デュベティカ・カナダグース・ノースフェイス・マックスマーラ・ヘルノ・グレースコンチネンタルなどがあります。
またカジュアルに着こなせるレディースアウターのブランドがあれば、激安なレディースアウターもありますし、定番アイテムとなっているものや人気が高いものもあります。

それに女性にとって重要となる可愛さやお洒落を楽しめるブランドも数多くあり、人とスタイルで差をつけたい女性などにも合ったブランドもありますので、こうしたものを探してみるのも良いでしょう。
見た目だけではなく機能性に優れているメーカーもありますので、上手く利用してコーディネートもしてみてください。

 

レディースコートの選び方

レディースコートを着る女性は多くいますが、レディースコートには様々な種類があり、全てのレディースコートを着るのは無理な話なので、主流となっているものを知っておき、選び方として参考にしてください。

主流となっているレディースコートは、ダッフルコート・トレンチコート・ミリタリーコート・プリンセスコートなどがあり、コートを選ぶときの女性は選び方として、こうしたコートを選ぶことが多くあります。
また選び方として値段の安さで選ぶ女性もいますが、自分の体に合っているものや、コーディネートしやすいものを選ぶのも良いですし、汚れが目立ちにくい色のコートを選ぶのも良いでしょう。

そして黒のレディースコートは、シーンを選ばずシックに着られますので、一着持っていると便利ですが、背が低い女性は黒の膝丈コートを着ることで重たい雰囲気になってしまうので気をつけてきましょう。
コートは長く着られる服なので、選び方に気をつけて購入しましょう。

 

レディースジャケットの選び方

レディースジャケットは、落ち着いた雰囲気を醸し出せるアイテムで、多くの女性が着ているのですが、選び方を間違えてしまいますと上手くコーディネートできませんので、良い選び方を知っておいてください。

自分の体のサイズに合っていないレディースジャケットは、野暮ったく見えてしまいますので、試着するときにボタンをしっかり留めて、肩幅や身幅がしっかり合っているか確認するようにしましょう。
またレディースジャケットはフィット感も重要になってきますので、試着するときには腕や体を大きく動かして、窮屈でないかを確認しておくと良いでしょう。

それとレディースジャケットを着たときに、激しい動きをすることが頻繁にある女性は、ストレッチ素材のレディースジャケットを選ぶことで、動きやすくなりますしジャケットが傷みにくくなります。
選び方によっては、安いジャケットでも十分に活かすことができますので、こうした選び方を参考にしてみてください。

 

レディースジャンパーの選び方

女性が自分の服をコーディネートするときは、季節に合わせた服を選び、上手くコーディネートしていきますが、服を購入するときの選び方を間違ってしまいますと、上手くコーディネートできなくなります。

特に選び方を間違えたときに上手くコーディネートできないのが、レディースジャンパーで、レディースジャンパーは主に寒い季節に着る服なので、暑い季節のような薄着ではないため難しいのです。
そしてレディースジャンパーには、スカートジャンパーがあり、最近流行り出したアイテムで、若い女性を中心に着られているのですが、丈の短いスカートジャンパーを選ぶ選び方が良いでしょう。

丈の短い物を着ることで若々しさがアピールできますし、コーディネートがしやすくなっています。
スカートジャンパーが1枚あるだけで、コーディネートの幅が広がるため、便利なアイテムのひとつといえます。
レディースジャンパーの選び方として、スカートジャンバーを選んでみてはいかがでしょうか。

 

今年流行のレディースアウターとは

今年レディースアウターを買うなら、まずは「ロングのトレンチコート」です。
トレンチコートは秋の定番レディースアウターですが、今年はロングが流行しています。
ロングと言っても膝丈くらいのものが使い勝手が良いです。
マキシ丈もありますが、オシャレ上級者でないと難しいかもしれません。

細ベルトがついているトレンチコートは、華奢に見えますし、膝丈なら上品さも漂いますので、通勤にもぴったりです。
また、すでに定番色ベージュのトレンチコートは持っているという場合は、落ち着いたグリーンのトレンチコート等がおすすめです。

もう1つのおすすめレディースアウターは「チェック柄」です。
黒と白のタータン系チェックが使いやすいでしょう。
ミニスカートとロングブーツに、チェックのコートを羽織ればゴージャスにもなりますし、ニットワンピースに合わせればかわいいデート服としても使えます。

アウターは値段が高いのでそんなに数多く買わない、という人が大半だと思いますが、流行のアウターもやっぱり着てみたいですよね。
流行ものはワンシーズンと割り切りできる限り安く手に入れて、オシャレを楽しみましょう

 

アバクロのレディースアウターの特徴

アバクロとはアバクロンビー&フィッチ」(Abercrombie & Fitch)の略で、1892年に誕生したアメリカのカジュアルブランドです。
「アバクロウォッシュ」と呼ばれる独自のビンテージ加工が特徴で、ブラッド・ピットさんやベッカムさん、そして日本でも数多くの有名人が愛用していることでも知られています。

アバクロはビンテージ加工以外に着心地にもこだわりを持ってつくっているので、Tシャツで5000円前後、ジーンズで2~3万円と高めです。
レディースアウターに関して言えば、フードとフェイクファー付きのミリタリー系ジャケットが有名です。
100%コットンのものは秋にぴったりですし、耐風・防水性に優れたポリエステルのものは梅雨の時期に大活躍します。
レディースアウターも2~3万円くらいです。

もともと男性向けで始まったブランドなので、レディースアウターもシンプル、人によっては地味と感じるものが多いです。
ただ、着心地が良くシルエットも細身でしっかりしているため、長く着るにはそのシンプルさが逆に良いと思います。

 

モンクレールのレディースアウターの特徴

モンクレールは、元々は創業1952年のフランス・アルプスグルノーブルの登山用品メーカーです。
モンクレールにはレディースアウターが様々ありますが、何と言っても「ダウンジャケット」が有名ですよね。

モンクレールのダウンジャケットは最高品質のホワイトグースの産毛のみを使用し、各部位ごとにあわせて1g単位で決められ、職人によって生産されています。
そのため大量生産ができず、値段が高くなっているのです。

モンクレールのダウンジャケットは、レディースアウターの憧れの1つです。
品質や機能性のみでなく、ダウンジャケットでありながら身体のラインが綺麗に見えるデザインであることも人気の理由ではないでしょうか。

またダウンのメーカーと言われるだけに、ダウンジャケットのデザインも豊富で、「ダウンと言えば黒か茶」という概念を覆してくれます。
モンクレールのような、質の良いレディースアウターを女性なら1つは持っておきたいですね。

 

デュベティカのレディースアウターの特徴

デュベティカのレディースアウターと言えば、ダウンコート。
モンクレールと肩を並べて、今、世界を二分する最高峰ダウンブランドです。

イタリア、モリアーノベネトで誕生したブランドで「デュベチカ」とも呼ばれています。
創業は2002年なので、モンクレールと比べると歴史は圧倒的に短いですが、日本でもレディースアウターを多く扱うセレクトショップやデパートで販売されています。

デュベティカはモンクレールと比較して、生地が柔らかく、その分動きやすいのが特徴です。
またシルエットは細身、袖は長めで、とても軽く暖かいです。

そして何と言っても、モンクレールより安い値段で手に入れることができます。
セール等を利用すれば、モンクレールの半値くらいで購入できる可能性もありますよ。
レディースアウターとしては、品質と値段のバランスが良いのではないでしょうか。

ちなみに「デュベティカ」という名前は、フランス語で「ダウン」を意味する “”duvet”” と、イタリア語で「倫理・道徳」を意味する “”etica”” をくっつけた造語です。

 

マックスマーラのレディースアウターの特徴

マックスマーラのレディースアウターの定番は、フォックスファーのウールコートです。
マックスマーラは、派手なデザインではないけれど、コーディネートにより自分の中の最大の魅力を引き出すことができる点が特徴となっています。

マックスマーラの服は、「決して服が主役ではなく、着る人が主役である」という信念により作られています。
レディースアウターにおいてもそのシンプルさが際立っていて、ブランドの名のとおり、「マックス=最高の自分」を表現できます。
不必要な装飾がないので、他の服とのコーディネートもしやすく、何年着ても飽きるという事がありません。

代表されるファー付きのウールコートも、シンプルできっちりとした、上品な印象を与えるコートです。
きれい目のニットとタイトスカートはもちろん抜群の相性ですが、デニムと合わせてカジュアルダウンしても、かっこよく決まります。

年齢を選ばないシンプルなデザインのコートは、一つは持っておきたいレディースアウターです。

 

マッキントッシュのレディースアウター

マッキントッシュは英国を代表するアウターウェアブランドです。
マッキントッシュのレディースアウターと言えばトレンチコート。
アクアスキュータム、バーバリーとともに、トレンチコートの代名詞的存在のブランドです。

防水性に富んだゴム引き素材というハイテク素材を1823年から採用しているマッキントッシュ。
撥水性が高く、張りのある素材感で、きれいなシルエットが実現できることが特徴です。
着こなしやすいひざ丈もポイントで、レディースアウターとしては使い勝手がとても良いです。

他に、キルティングコートはマッキントッシュのレディースアウターの中でも人気があります。
定番の「グランジ」はフードやポケットにまでボアが施されていて、手触りがふかふかでとっても暖かいのが特徴です。
ロング丈でかつ、首元までボタンが閉められるので真冬に重宝しそうですね。
カジュアルにもコンサバにも使える、一生物のレディースアウターと言えそうです。

 

パタゴニアのレディースアウターの特徴

パタゴニアは、アメリカの登山用品、サーフィン用品、アウトドア用品等を製造販売しているメーカーです。
環境に配慮する商品で知られており、環境問題に取り組むグループの助成を行っています。

パタゴニアのレディースアウターと言えばフリースが有名です。
パタゴニアのフリースはR1~R4まであり、基本的には数が大きくなる程、保温性が高くなります。

R1はレディースアウターというよりは、アンダーウエアとして着る人が多いです。
R2はコートのインナーとしても着れますが、通気性に優れていて春、秋にはアウターとしても活躍するので、一番使い勝手が良いです。
R3、R4は雪山や厳寒の地に行く場合のためのアウターです。

フリースと言うと1000円台で買えるものもたくさんあり、リーズナブルな部屋着というイメージもありますが、パタゴニアのフリースは2万円前後と、レディースアウターとしては高額です。

ただ高いだけの機能はありますし、軽くて、動きやすく、暖かいので、一度パタゴニアを着てしまうと、他を着ることができなくなるかもしれません。

 

レディースアウター着こなし術~レザー編

レディースアウターでレザージャケットはとても人気があります。
ただ、ハードすぎてどういうボトムスと合わせたら良いのかわからないという人は多いのではないでしょうか。

まず基本はパンツと合わせるということです。
ボーイフレンドデニムやショートパンツはレザージャケットに最適なボトムスです。
そしてポイントは帽子やサングラス等の小物を必ず合わせることです。
小物を使うことによって、抜け感が出ます。

また、レザージャケットのインナーには白系の服を合わせましょう。
白のシンプルな衿つきシャツや、柄物でも白がベースのTシャツ、白と黒のボーダーシャツ等、白を持ってくると、レザー(黒)が引き立ちます。

レザージャケットはレディースアウターとしては秋、冬メインですが、春でもスカートと合わせるとかわいく着ることができます。
白のレースブラウス、赤系のタータンチェックのスカートと合わせると、フェミニンに着こなせます。
思い切って淡い水色のワンピースにレザーを羽織れば、いま旬の甘辛コーデが完成です。

かっこよくもかわいくもスタイリングできるレザーのレディースアウターは、フェイクでも1つ持っておくと使えるアイテムです。

 

レディースアウター着こなし術~トレンチ編

トレンチコートは、大人の女性にとって、レディースアウターの定番です。
かっちりとしたイメージで、トレンチコートを羽織るだけで「できる女」風に見えますよね。

社会人なら1着は必ず持っているレディースアウターですが、休日に着るにはちょっと難しいと思うアイテムではないでしょうか。
どのような着こなし方があるのでしょう。

まず定番の着こなしは、ブルージーンズを合わせることです。
ジーンズを合わせる時の一番のポイントは、靴を女性らしいパンプスにすることです。

また、ジーンズをロールアップしたり、靴や鞄をオレンジ等のインパクトのある色にするとぐっとこなれた感が出てきます。
トップスは長袖のロゴTシャツやチェックのシャツ等が合います。
トレンチコートの中にパーカーを着て、パーカーのフードをコートの外に出すのもオシャレですよ。

トレンチコートはジーンズ以外にも、黒×グレーのストライプスカートやワンピースも、シックな雰囲気が出て、オシャレな街デートにもってこいです。
また大判ストールをコートの上から巻くと、違った表情になって楽しめますよ。

オンもオフも使えるトレンチコートは、オールマイティなレディースアウターと言えそうです。

 

レディースアウター着こなし術~デニム編

デニムのレディースアウターと言えば、Gジャンです。
Gジャンの着こなしは意外と難しいのですが、オシャレに見えるにはどのような服を合わせたら良いのでしょうか。

まずGジャンの選び方ですが、サイズはぴったりを選ぶのが正解です。
オーバーサイズのレディースアウターが流行していますが、なかなか着こなすのは難しいので、初心者はジャストサイズを購入しましょう。

合わせる服は「トップスもボトムスも黒や白で統一する」と間違いがないです。
シャツとタイツと靴が黒なら、挿し色で黒以外のボトムスを選んでも構いません。

また、シャツは白のまま、ボトムスだけ変えてみるのも良いです。
花柄のスキニーパンツや、レオパード柄やハラコのタイトスカート、迷彩柄のキュロット、どれもかわいく着る事ができますよ。

また、Gジャンはレディースアウターの中では唯一「腰に巻ける」アウターです。
腰に巻くことでウエストを細く見せる効果もありますので、取り入れない手はないですね。

 

レディースアウター着こなし術~ダウン編

ダウンコート、ダウンジャケットは、今や誰でも1着は持っている定番のレディースアウターです。
レディースアウターの中でもダウンは暖かさが抜群ですよね。

ダウンは丈が短いものから長いものまで様々なので、着こなしにも幅があります。
丈が短いダウンコートは小柄な女性におすすめです。
ほとんどのダウンはモコモコしているので、小柄だとダウンに着られている感が出てきてしまいますが、短めであればレギンスとミニスカートの組み合わせや、ショートパンツにニーハイブーツで、足を長く見せることができます。

丈が膝くらいまであるダウンは、同じ膝丈くらいのスカートを合わせると全体のバランスが良く見えます。
ボトムスにパンツをもってきたい場合はチェック柄を選ぶとオシャレです。
必ずヒールのある、きれいめの靴を合わせて、少しでもすらっと見せるようにしましょう。

レディースアウターはたくさん購入することのないアイテムなので、黒を持っている人が多いと思いますが、ダウンもやはり黒が合わせやすいのでおすすめです。
2着目なら、ツヤ感を抑えたベージュや茶色も良いですね。

 

真冬に最強のレディースアウターは?

レディースアウターには、ジャケットやトレンチコート、ウールやファー素材、チェスターコートやコクーンコート等、数多くの種類があります。
その中で、真冬に最強のレディースアウターはどれなのでしょうか。

寒さに強いとなると、やはり最強のレディースアウターはダウンコートです。
しかしダウンコートと言っても、その暖かさは「ダウンとフェザーの割合」と「フィルパワーの数値」によってかなり異なります。

ダウンコートの中には「ダウン」と「フェザー」の2種類の羽毛が入っています。
その割合によって、暖かさが格段に違うのです。
ダウン90%以上のものが良質とされています。

フィルパワーとは、羽毛の「かさ高性」を表す単位です。
例えば、「600フィルパワー」とは1オンスの羽毛(28.4g)が600立方インチの体積にふくらんでいることを表していて、数値が大きいほど良いということになります。
フィルパワーが700以上のものが良質のダウンとされています。

ダウンコートを選ぶ際は、ダウンとフェザーの割合だけでなく、フィルパワーにも注目してみましょう。

 

質の良いレディースアウターを手に入れよう

冬のレディースアウターは、だいたい2、3着を着まわしているという人が多いと思います。
レディースアウターは毎年買い足すものではないとなると、長く着ることができる質のいいものを、と考えますよね。

レディースアウターは「これ!」と思ったものを逃すと、なかなか運命のものにめぐり合えないことが多いです。
素材やデザインが自分好みでも、値段が高すぎて躊躇することもあるかもしれません。
しかし質の良い、高価なコートは1つは持っておいて損はないです。

なぜなら、レディースアウターにもTPOがあるからです。
オシャレだけのためなら、お手頃価格のコートを10着持っていても良いかもしれませんが、歳を重ねれば冠婚葬祭も増えますし、母親になれば子どもの行事(卒業式等)に参加することも多いです。
そんな時にはやはり質の良いシンプルなコートが必要になります。

質の良いレディースアウターは、10年、20年と長く着ることができます。
そんな運命のアウター探しも楽しいですね。

 

ファストファッションのレディースアウター

日本ではいま「ユニクロ」「GU」「ZARA」「H&M」等たくさんのファストファッションが定着しました。
ファストファッションの洋服を持っていない女性はいないのではないでしょうか。

レディースアウターをこういったファストファッションで購入する人も多いですよね。
例えば「GU」のレディースアウターだけみても、ブルゾン、ジャケット、コートがそれぞれ10種類程度ラインナップされています。
どれも2000円~5000円で購入できますので手軽ですね。

ただ寿命はどうなのでしょうか。
レディースアウターはTシャツやインナーウェアと違って「使い込んで古くなったら使い捨て」という感覚がないので、寿命は気になるところです。

毛玉になりやすいアウターは1、2シーズンが限度のようです。
こまめにクリーニングに出せばもう少し着る事ができるかもしれませんが、ファストファッションは安く購入したことで扱いがやや雑になりがちです。

流行のレディースアウターはファストファッションで、シンプルで長く着たいアウターは質の良い高価なものを、と分けて考える方が良さそうですね。

 

レディースアウターのメンテナンス方法

レディースアウターは、気軽に洗濯できないものが多いですが、どのようにメンテナンスすれば良いのでしょうか。

まず、レディースアウターで持っている人が多いと思われるファー付きのコート。
ファーはニオイがつきやすいので、焼肉屋やタバコの煙が充満しているような場所へは着て行かないことが一番良いのですが、もしニオイがついてしまった場合は、固く絞ったタオルで軽く拭きましょう。
その後、消臭スプレーをして、陰干しします。

レザーのレディースアウターは、防水保護をすることで水だけでなく汚れを防ぐこともできます。
普段は着用した後に柔らかい布でからぶきし、レザー用のローションやクリームを塗っておきます。

ダウンコートも手洗いできるものが多いようです。
オシャレ着用洗剤を溶かした洗濯液で押し洗いをし、軽く脱水をかけて陰干しします。
洗い立ては、中の羽毛がまとまっていますが、無理にほぐさず、ある程度乾いてからほぐしましょう。

レディースアウターも自分でメンテナンスすれば、より愛着がわきますね。