人数別おせちのサイズの選び方!段数は?大きめがおすすめ?

おせちは様々なサイズがあって、段数は一段から六段まであります。
サイズについては一般的な6.5寸(19.6㎝×19.6㎝)から、大きめな8.5寸(25.7㎝×25.7㎝)や、それ以上もあります。
形も正方形、長方形、八角形、キャラクター物と様々ですね。

人数に応じて、どのサイズで何段のおせちを選べばいいのでしょうか。
お正月に集まる人数から逆算して、おせちのサイズを決めましょう。

<h3>集まる人数とおせちのサイズの目安</h3>
<h4>2~3人=二段重</h4>
夫婦二人で新年をお祝いするなら二段重でちょうどいいでしょう。1人一重ずつの二段重ねのおせちもありますよ。

<h4>3~4人=6.5寸三段重</h4>
6.5寸三段重はおせちのサイズで一番一般的です。その分展開しているおせちの種類が多く、好きなタイプを選ぶことができるのも大きなメリットです。
6.5寸三段重より量が多い、特大サイズの一段重もあります。容量的には4~5人前くらいあります。とにかく見た目が豪華なので、インパクトを求めるならこちらもアリですね。

<h4>5~6人=8.5寸三段重</h4>
6.5寸の四段重とほぼ同じ量ですが、せっかくお正月に大人数が集まるなら8.5寸がおすすめ。
6.5寸と比べると見た目の豪勢さが段違いなので、一目で「お~!」とテンションが上がると思います。

<h4>7~8人=8.5寸三段重+α</h4>
7~8人だと8.5寸三段重1つだと少し足りないかもしれません。見た目が豪華な8.5寸一つ、もう一つ小さめのおせちを頼むのがおすすめ。
1つにまとめたいなら、容量的には6.5寸六段重が人数的にはピッタリです。

以上がおせちの量を選ぶときの目安ですが、おせちは保存が効く料理が多いため、サイズ選びで迷ったら大きめを選ぶのも手です。せっかくのお正月です。新年早々「量が足りない・・・」と後悔するのもつまらないと思います。

おせち料理は産地にもこだわって家族みんなで美味しい正月を!

最近はおせちを選ぶ際に、産地を気にする方も多くなりました。
ニュースでも次々と産地偽装が報道され、食の安全を改めて考える時代になっています。
大気汚染が気になる国からの輸入品を避けたり、日本産の食材にこだわったり、消費者も安全で美味しいものを選ぶ傾向があります。
おせちは見た目が豪華ですから、食品添加物も気になるポイントですね。

サイズの割に値段が安いおせち料理には必ず理由があります。
多くの場合、中国産などの安い食材を使っていることが多いです。おせち自体は日本で作られているからといって安心してはいけません。
産地の表記がなく心配な場合は、あらかじめ問い合わせてみてもいいでしょう。

しかし、おせちの素材を日本産にこだわると、ある程度値段も高くなってしまいます。
昔のように自分で食材を選んで、家庭でおせちを作れば安全・安心でお値段も抑えられますが、手間がかかります。
取り寄せて、なおかつ安全で安いおせちとなれば、ブランドじゃない小規模のおせちを狙うのも一つの手です。

なんといっても、お正月は一年に一度、多くの家族が集まる特別な場です。
特に小さなお子さんがいる場合、味や見栄えの良さだけでなく、品質や安全性にも気を配ってあげてください。
家族に安全なものを食べさせたいという方は、多少値段が高くなったとしても、食材の産地にもこだわるといいでしょう。

 

おせちは通販がお得でおすすめ!通販で失敗しない方法は?

おせちは通販でも気軽に購入できるようになりました。
地域の特産などを使った様々なご当地おせちはどこででも楽しめるのはとても嬉しいですよね。
早期の予約ではかなり安く購入できるので10月頃から、探している人もいるようです。

しかし、毎年通販ではトラブルが絶えません。
主なトラブルは写真とあまりにも違いすぎる、元旦を過ぎても届かないなどです。
ニュースにもなったのが「スカスカおせち事件」です。

写真はとても豪華なものだったのですが、実際届いてみると中身はスカスカ、食材が違う、異臭がするなどかなり粗悪な物だったようです。
他にも話題となったのが1月2日を過ぎても商品が届かなかったというものです。
せっかくのお正月、嫌な気分から始まるのは避けたいですよね。

おせち料理を選ぶときにまず気を付けないといけないのは、「値段が高いおせち=良いおせちではない」ということです。
デパートで売っている高級おせちは素材にこだわっていて美味しいから高い・・・と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
製造者と販売業者が違う場合、中間マージンのせいでおせちの値段が高くなってしまっていることがあるからです。

ネット通販のおせち料理の場合、この中間マージンがかかりにくいところが大きなメリットです。
つまり品質が高いわりに、比較的安価なものが数多く出回っているのです。
国産の高級素材を使っていても、意外に安くすんでしまうのが通販おせちの特徴。
通販のおせち料理はコストパフォーマンスが高いものが多いのです。

通販おせちは簡単に色々な会社のおせちを比較したり、その場で口コミをチェックできたり、素材を吟味して決めることができたりするのも利点です。
品質のわりに安くて安全なおせちを探すなら今は通販がおすすめです。

<h3>通販でおせちを買って失敗しないために</h3>
とはいえ、おせちも通販ならではの注意点があります。
おせち屋さんもピンからキリまでありますし、ホームページは今や誰でも簡単に作れる時代です。
販売サイトはキレイでも、実際注文して届いたおせちが酷かった・・・という事例もあります。
とある業者のおせちが写真とは全然違うスカスカなものだったと次々とネット上にアップされ、何年か前にニュースにもなっていましたね。
その業者はつぶれてしまいましたが、台無しになったお正月は戻ってきません。
通販でのよくある失敗は、①写真と実物が違う(スカスカ、汚い)、②美味しくない、③配送トラブル(届かない、一方的なキャンセル)です。
おめでたい正月に食べる大切なおせちですから、通販でこういった失敗は絶対にしたくありませんよね。

そこで、おせち通販で失敗しないためには「販売店の実績をチェックする」のがおすすめです。
実績があるというのは、そのおせち料理が何年も売られ続けているかどうかを見ます。
少なくとも3年以上実績があれば、お客様の声を受けて毎年改良を重ねていることもあって、失敗するケースは少ないです。
さらに口コミやレビューを確認して、購入者の評価が高いおせちを選べば失敗することはないでしょう。
ただ、安いおせちの場合、「この価格でこのレベルなら十分」という評価で口コミが高くなっている場合もあります。
値段もある程度しっかりしたおせちを選ぶと、さらに失敗しにくくなります。

「実績を確認する」「口コミ・レビューを読む」「ちゃんとした値段のおせちを選ぶ」
このポイントを抑えれば、通販おせちは最高のコストパフォーマンスを発揮します

 

【徹底比較】冷蔵おせちと冷凍おせちのメリットとデメリット

おせちを選ぶときに、冷凍おせち、冷蔵おせち(生おせち)どちらを選べば良いか悩みますよね。
冷凍おせちは、作りたてを冷凍して送るタイプです。
一方冷蔵おせちは作りたてをそのまま冷蔵便で送るタイプになります。
冷凍、冷蔵それぞれにメリットとデメリットがありますので、それを把握した上で決めましょう。

<h3>冷蔵おせちのメリットとデメリット</h3>
<h4>メリット</h4>
<h5>作ったままの味が家に届く</h5>
<h5>解凍する必要がない</h5>
冷蔵タイプは作ったままの味が届いて、解凍する必要もなくすぐに食べられるのがメリットです。
急速冷凍技術が発達し、冷凍と冷蔵の味の差はほとんどなくなってますが、それでも素材によっては多少風味が落ちることもあります。

<h4>デメリット</h4>
<h5>賞味期限が短い</h5>
<h5>真空パックの場合、開封して盛りつける必要がある</h5>
<h5>防腐剤や保存料を使用している場合がある</h5>
冷蔵おせちは劣化を防ぐために、防腐剤や保存料をしている場合があり、味も基本的に濃いものになっています。
また風味を落とさないため真空パックに個別包装されている場合、開ける手間がかかります。
また賞味期限も短いので、すぐに食べきる必要があります。

<h4>冷蔵おせちは配送中に劣化する?</h4>
「配送に時間がかかって劣化してしまうのでは?」と心配かもしれませんが、販売元も品質管理には万全をつくしています。
劣化した冷蔵おせちが届くようなら、その販売元の評価は落ちてしまいます。実績のある販売元を選べばその心配は不要です。
劣化する可能性がある遠くの地域には販売不可としている冷蔵おせちもあります。
おせち料理は正月に料理をしなくても済むことを目的に日持ちする料理を集めたものなので、劣化は巷で言われるほど心配する必要はないのが実情です。

<h3>冷凍おせちのメリットとデメリット</h3>
<h4>メリット</h4>
<h5>作りたてに近い味が楽しめる</h5>
<h5>賞味期限が長い(1~2カ月)</h5>
<h5>盛りつけの必要がない</h5>
<h5>うす味のタイプもある</h5>
「冷凍のおせちで作りたての味?」と思うかもしれませんが、冷凍おせちは作りたてを急速冷凍します。
よく冷凍おせちは味が落ちると言われますが、現在はそんなことはありません。
冷凍で味が落ちるのは冷凍によって細胞膜が壊れ、ドリップが出てしまうのが原因です。
急速冷凍することでドリップを防いでいるので、今は冷蔵と冷凍の味の違いはほとんどありません。
むしろ出来立ての味に近い、とも言われます。
また味を濃くして保存期間を延ばす必要がないため、薄味のおせちがあるのもメリット。
賞味期限が長く、解凍すればそのまま盛りつけの必要がないことも強みです。

<h4>デメリット</h4>
<h5>物によっては冷蔵より風味が劣る</h5>

急速冷凍とはいえ、完全に風味を守ることはできません。物によっては風味が落ちることもあります。
またもし解凍方法を間違えてしまうと、美味しくなくなるのもデメリットとしてあげられます。

 

おせちの予約はいつからいつまで?早めの予約はお得でおすすめ!

おせちは早めの予約がおすすめです。
おせちを早めに予約することのメリットをご紹介します。

<h4>おせちの予約はいつからはじまる?</h4>
おせち料理の予約スタートは早いものだと8月下旬からはじまります。
9月に入るとさらに様々な種類のおせちが選べるようになってきます。
そして驚くことに早いことに10月に入った頃には、人気商品が売り切れ始めます。
百貨店が提供する豪華なおせち、人気キャラなどとのコラボおせちなど、少数限定のものはすぐに売り切れてしまいます。
そういった商品も今はインターネットで予約できるので、わざわざ足を運ばなくても内容までチェックできて大変便利です。
そして12月も下旬になると、かなりのおせちが売り切れとなります。
それ以降は「訳あり商品」がポツポツ出てくるので、ギャンブルですがあえてそれを狙うという方法もあります。

<h4>早い予約は安い</h4>
飛行機の予約みたいですが、おせちも早めに予約すると割引率が高くなります。通称「早割」。
数千円から、高価なおせちなら1万円以上割り引いているおせちもあります。
早めにうちのお店のおせちに決めてもらいたいというマーケティング戦略から、早割を実施しているおせちが数多くあります。
注文するおせちが決まっているなら、早めに予約するのが安くてお得です。

<h4>早めなら売り切れない</h4>
おせちは作り過ぎて余ると処分するしかなくなってしまいますから、予約された個数だけ作ります。
しかも、おせち料理は正月限定で、お家に届くのは12月30日頃と決まっています。
同じような日に届くため大量生産できず、必然的に販売数量は限られます。

料亭監修のおせちのような高価で本格的なおせちほど数が少ないです。
実際におせちを探して「あ、これいいな」と思っても人気のおせちほど早く売り切れてしまいます。
「今年はこれいいな」と思ったおせちが購入できないと新年早々残念な気持ちになりますよね。
早めの予約なら売り切れの心配がありません。

<h4>早め予約スタートのおせち失敗しにくい</h4>
早くから販売を開始しているおせちにはある特徴があります。
それは毎年売れる人気の定番おせちだということです。
早めにリピーターを抱き込んでしまうというマーケティング戦略ですが、人気のリピーターがついたおせちは品質と満足度が高い傾向があります。

またリピーターの声を聞いて毎年改善を重ねて、どんどん良くなってるおせちが多いです。
つまり、早めに予約をスタートしたおせちなら、どれを選んでも失敗する確率が極端に低くなります。
どれを頼めばいいのか分からない、という方は早めに予約を始めたおせちの中から選ぶのも手。
いつもと違ったおせちで冒険したい方にも失敗のリスクを大幅に減らせるおすすめの買い方です。

 

おせち料理の由来一覧表!子供向けに簡単に作ってみた

みなさんは節句(せっく)という言葉を聞いたことはありますか。
日本には節句が5つあって、1月、3月、5月、7月、9月といった奇数月の「月と日が同じ数字の日」が節句の日です。覚えやすいですね。
ルール通りだと1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日が節句になる・・・はずですが、1月1日だけは新年の始まり日なので、節句が1月7日に移動させられています。「元旦」はやっぱり大事な日なので特別扱いですね。
1月1日は「元旦」と呼ばれて、おせち料理をお供えして神様に願い事をしながら家族で新年をお祝いをする日です。
だから、おせち料理は神様に「健康でいられますように」「幸せになれますように」といったメッセージ(=願い)が込められているんです。

重箱の意味
おせちは料理だけでなく、容器である重箱にも意味があります。
箱を重ねるのには、幸せが重なっていくよう願いが込められています。・・・ちょっと欲張りですね(笑)
重箱は5段重が正式とされていて、入れる料理も決まっています。
一の重・・・縁起物
二の重・・・お肉、魚介類など焼き物
三の重・・・野菜類の煮物
四(与)の重・・・酢の物
五の重・・・空っぽ
※地方によって違う場合もあります

一の重の中身の意味

一の重は一番始めに開けて神様の目に付きやすい、という理由で縁起物を詰めます。祝い肴(ごまめ、黒豆、数の子)と口取り(甘めの味付けのお祝い事の肴)を中心に詰めます。
黒豆 黒く日焼けするくらいマメに働けるように。黒は魔除けの色ともされています。
数の子 子宝に恵まれますように(数の子の親はニシン=二親。両親からからたくさんの子が生まれることを願って)
田作り 豊作になりますように(イワシは農作物の肥料になるので)。豊作のことを「五万米」とも呼びますが、田作りもそれにちなんで「ごまめ」と呼ばれます。
栗金時 お金が増えますように(黄金色で財宝のようなので)。「かち栗」と掛けて「勝負に勝てますように」という意味も。
だて巻き 勉強が出来るようになりますように(形が巻物に似ているため)
かまぼこ 縁起物。半円型が日の出の形。また紅白はおめでたい色。
きんぴらごぼう 強く丈夫でいられますように(無敵に強い「坂田金平」から来ているため)
たたきごぼう 細く長い幸せが続きますように(ごぼうの形から)
ゆり根 仲良く穏やかに過ごせますように。(ゆり根は球根が多く重なっている形状から、仲良しの意味)
昆布巻き 子孫が繁栄し、幸せになれますように。(「子生(こぶ)」の当て字、「よろこぶ」の語呂合わせ)

二の重の中身の意味

ニの重には海産物や肉の焼き物を入れるので、主役料理・メインディッシュの箱と言っていいでしょう。
エビ 長生きできますように。(エビは腰が曲がって、ヒゲが生えているので)
鯛 縁起物。「めでたい」の語呂合わせ、「芽出たい」の語呂合わせで「努力が実りますように」という意味も。
ブリ 出世できますように。(ブリは出世魚のため)
うなぎ 出世できますように。(うなぎのぼりという言葉から)

あわび 末永く発展しますように。(あわびの身は長くのびるので)
タコ たくさん幸せが来ますように(多幸(たこ)と掛けて)
ハマグリ 夫婦が仲良くありますように(ハマグリの2枚の殻は、他の殻とは合わない形になっているので)
トコブシ 幸せが貯まりますように。(別名フクダメ=「福を貯める」のため)
三の重の中身の意味

三の重には野菜類、主に山の幸の煮物を入れます。
コンニャク、ニンジンなど名前に「ん」が入るものは、発音が近い「運」がつき、根菜は根気がつくと言われています。
煮しめ 家庭円満に過ごせますように。(1つの鍋で様々な食材を煮込むことから)
レンコン 明るい未来が訪れますように(穴があることから、「将来を見通せる」の意味)
ごぼう 仕事や家庭が安定しますように。ごぼうの根が深くにしっかりと張ることから。
くわい 努力が実りますように。くわいは芽が出やすいため。
里芋  子宝に恵まれますように。里芋には小芋がたくさんくっついているので。
たけのこ 子どもがまっすぐ育ちますように。たけのこは成長が早く、まっすぐ伸びることから
しいたけ 長生きできますように。しいたけのカサを、長生きのカメの甲羅に見立てて
梅花にんじん 物事が実現しますように。梅は花が咲くと必ず実ができることから。
手綱こんにゃく 家庭円満になりますように。良い出会いがありますように。綱のような形から、縁を結ぶの意味がある。

四の重の中身の意味
四の重には基本的に酢の物が入ります。四が死を連想させる縁起の悪い数字という理由から、「与の重」と呼ばれることもあります。
酢蓮 努力が実を結びますように。幸せな未来が訪れますように。花の形から、花が咲いた後に実が実ってほしいという意味。レンコンの穴から未来の見通しが良くなって欲しいという意味。
菊花カブ 長生きできますように。菊は長寿を意味するので。
紅白なます 縁起物。にんじんと大根が紅白の水引に似ている。
五の重の中身の意味
五の重は「控えの重」とも呼ばれ、何も入れません。
入れないのは「これから神様にいただく幸せを詰めるため」という意味が込められています。
せっかく用意してくれた福がどこにも入らないんじゃ、神様も「そっちが色々お願いしたくせに・・・」と困ってしまいますよね(笑)
こういうのって日本人らしくてシャレがきいてて面白いですね。

おせち料理には、一品一品それぞれに「家族が幸せになれますように」という思いが詰まっています。
その料理の意味をわかった上で食べると、いつもより美味しく感じるかもしれません。
「これなんで正月に食べるか分かる??」と聞いて、正月から家族でクイズ大会なんてのも盛り上がりそうですね。
正月は家族が大勢集まる大事なイベントです。
年に一度家族で集まっておせちを食べるのは、家族へのありがたみや愛情を再確認するためかもしれませんね。
おせちはなんで「おせち」って名前になったの?
昔の日本ではおせち料理は、元旦だけに食べるものではありませんでした。
先ほど少し登場した5つの節句、通称「五節句」と元旦に食べられていました。
節句の日に神様にお供えしてしていたので、当時は御節供(おせちく)と呼ばれていました。
節句の行事は最初は宮中だけで行われていましたが、段々と元旦のお供え文化が庶民にも広まっていって、「おせちく」が短く「おせち」と呼ばれるようになったと言われています。

他の節句にはどんなものがあるの?
日本にある五節句をご紹介します。
1月7日 人日(じんじつ)の節句
七草の節句で、七草粥を食べて無病息災を願う節句です。

3月3日 上巳(じょうし)の節句
桃の節句で、ひな祭りで女の子の成長を願う節句です。

5月5日 端午(たんご)の節句
こどもの日で男の子の成長を願う節句です。

7月7日 七夕(しちせき)の節句
笹の節句で、七夕で願い事をする節句です。
9月9日 重陽(ちょうよう)の節句
菊の節句で、不老長寿や子孫繁栄を願う節句です。

 

手作りおせちの予算とメリットは?購入した場合との費用を徹底比較!

お正月にいただくおせち料理、あなたは「手作り派」と「買う派」どちらでしょう。
通販ならおせちがボタン一つで購入できますし、様々な種類が販売されているので、楽をしたいなら圧倒的に「購入派」だと思います。
一方、手作りだと費用を抑えたり、素材を自分で選んだり、家庭の味を出せたりできます。(「おせちを手作りできる」っていうのも格好良かったりします。)
どちらにするか決めるのにも、「手作り」そして「購入」のそれぞれのメリットとデメリットが分からないと厳しいですよね。

おせちで手作りが難しいメニュー
・昆布巻き
作るのに2時間くらいかかります。かんぴょう結びもテクニックがいります。時間も手間もかかる、おせちの難関です。

・伊達巻き
フードプロセッサーで混ぜる→オーブンで焼く→巻くという3ステップ。時間も手間もかかります。

・黒豆
失敗するとシワシワになってしまう初心者には扱いが難しい黒豆。圧力鍋がないと時間もかかる料理です。

手作りが簡単なおせち料理メニュー
・紅白なます
材料を千切りにして塩漬けにし、砂糖と酢で和えるだけなので簡単にできます。

・栗きんとん
さつまいもをトロトロにして栗の甘露煮を加えて混ぜるだけ。難しいイメージがありますが意外と簡単なんです。

・ブリの照り焼き
ブリをフライパンで焼いて照り焼きのタレを絡めるだけです。小学生の調理実習でも作られるくらいです。

・田作り
ごまめを焼いて、タレを混ぜるだけです。

・数の子
塩抜きをした数の子を、醤油&酒&出汁に漬けるだけです。

・竹の子の土佐煮
竹の子を醤油&みりん&酒&出汁で煮るだけです。

・たたきごぼう
ごぼうを棒で叩いてから茹でて、味付けするだけ。簡単です。

 
手作りおせちの費用
材料を高級食材にこだわると、どこまでも高くできるので、こちらでは安く抑えた場合の費用の目安をご紹介します。
・昆布巻き
250円
昆布は安いものは数百円と安いです。(高級品は数千円します)

・伊達巻き
400円
伊達巻きには卵、白身魚、海老のすり身を使いますがスーパーで売っているものだけで作れば安く上がります。

・黒豆
300円
普通の黒豆を使えば安くすみます。

・紅白なます
100円
野菜など身近な材料だけで作れるので、費用も安くすみます。

・栗きんとん
500円
使うのは栗とさつま芋なので、せいぜいこれくらいです。

・ブリの照り焼き
500円
ブリ代ですね。冬は旬なので安く良いのが手に入ります。

・田作り
350円
田作りは、小魚を煮干しで作れば安く上がります。一般的なカタクチイワシで作ると少し値段があがります。

・数の子
1,000円。
形が良くない訳ありの数の子を使えば、さらに安くできます。

・竹の子の土佐煮
500円。
竹の子代です。生よりも水煮を使うと安くなります。

・たたきごぼう
150円
ゴボウ代なので安くすみます。

・重箱
3,000円
3,000円くらいで普通の日本産三段重箱が買えます。

以上を合計すると大体7,000円程度。重箱を引けば4,000円で作れます。
これだけで寂しい場合、鯛やローストビーフを加えれば華やかになりますし、何品か足しても1万円はかからないでしょう。
おせちを購入する場合の平均相場は、2~3人前なら10,000円、3~4人前なら20,000円、5~6人前以上なら30,000円くらいです。
手作りの方が手間はかかりますが、金額的にはかなり抑えられます。

手作りvs買う おせち料理はどっちが安い?

「手作り」「購入」のメリットとデメリット
手作りする場合のメリットとデメリット
・メリット
家族好みの味で作れる。(家庭的な味になる)
安く作る事ができる
料理のレパートリーが増える

・デメリット
買い出し、料理に手間と時間がかかる
失敗する可能性がある

買った場合のメリットとデメリット
・メリット
時間も手間もかからず、食べるだけ
プロが作った料理を自宅で食べられる
見た目が華やかなことが多い

・デメリット
値段は高め
味付けを選べない
実物は当日開けるまで分からない(期待外れの場合がある)

メリットとデメリットを抑えた上で、どちらかを選べば「失敗したな~」となってしまうリスクも減らせます。
どちらか一方だけにしなくても、
「基本のおせちは購入して、いくつか手作りで追加してみる」
とか
「手作りをチャレンジしてみるけど、手間がかかる料理は買ってくる」
といった合わせ技でおせちを料理するのも良いと思います。
お正月は家族がたくさん集まるおめでたい場ですから、おせちを囲んで是非楽しい時間を過ごしてください。

おせちを手作りする家庭の割合って?
2010年に全国農業協同組合中央会が調査を実施したところ、おせちを手作りしている家庭は関東で37.1%、関西で45.8%でした。
最近は通販をはじめ、デパートや百貨店、スーパーやコンビニでもおせち料理が購入できること
洋風おせち、キャラクターおせちなど、多種多様なおせちが登場してきていること
核家族化で共働きの家庭も増え、作る時間がなかなかとれないこと
そういった理由で、手作りをする家庭がどんどん少なくなってきているようです。

しかし、手作りおせちにも「家庭の味を出せる」「費用を抑えられる」といったメリットがあります。
「全て自分で作らずに手間隙がかかる料理は購入する」「子どもが食べられるように、好きな料理をを入れてあげる」など、伝統のおせちにこだわずとも一度手作りにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

テーブルに手作りのおせちがあるというだけで、お正月の雰囲気も変わってきます。
縁起を担ぐ意味でも簡単な料理から是非チャレンジしてみてください。

 

おせちを食べる正しい順番は?食べるタイミングはいつ?

元旦におせち料理を食べると「正月だな~」という気分になれますよね。
このおせちですが、実は食べる順番とタイミングあることをご存じですか?

昔のおせちは五段重が一般的でしたが、最近は三段重のものも増えてきました。
どちらも場合でも、一の重から順番に食べるのが良いとされています。
一の重には神様へのお願いごとが込められた「祝い肴」が詰まっていて、かるくつまめる料理も多いためです。
重箱を開けたら「中心から食べる(重箱の隅を隙間を作らないのが「一生食べ物に困らない」の意味)」もしくは「自分のお願いごと(お金持ちになりたいなら「栗きんとん」など)から食べる」というのが基本的な順番です。

おせちは縁起物なので、あちこち汚くつつくように食べるのはあまり良くありません。
また、家族で囲んで食べる場であれば堅苦しくなる必要はないですが、「目上の人から食べる」というのも頭に入れておくと良いかもしれません。

お客様を招いている場合、自分が呼ばれている席でおせちを食べる場合は、一般常識としてマナーは知っておいて損はありません。
お客様を呼んだ場合、おせちを色合い良くお皿に取り分けてあげましょう。
逆に上司の家などにお呼ばれてごちそうになる場合、手前の物から自分で取るのが良いでしょう。

おせちを食べるタイミング、時間は?
おせち以外にもお雑煮などが出てくることも多いですが、おせちに箸をつけるタイミングはいつかいいのでしょうか。
これは地域によっても違う事も多いので、絶対とは言えませんが、
①お屠蘇(お酒)
②祝い肴(一の重)
③おせち料理
④お雑煮
の順で食べるのが一般的とされています。
食べる時間に特に決まりはありませんが、元日の朝もしくは昼に食べることが多いです。
また、北海道、新潟、長野あたりでは大晦日におせちを食べる地域もあります。
かつて、大晦日は「年を取る日」と言われていて、この日に年齢を1歳加算してことがありました。
今でいえば誕生日のお祝い会のような扱いで、大晦日におせち料理を食べていたことから、その名残が残っていると言われています。

 

皆おせちをいつ食べる?どのタイミングで食べてるかアンケート結果!

「おせちは元旦に食べるもの」と思っている方が多いと思いますが、実はおせちをいつ食べるかは地域によって異なります。
そもそも、おせち料理はどのように始まったかというと、起源は平安時代まで遡ります。
当時から宮中で「元旦」と「五節句」で「お節供(おせちく)」という料理を神様にお供えするという文化がありましたが、これが江戸時代になって庶民の生活へ浸透していきました。次第に一年で一番特別な元旦に家族で食べたり、お客さんをもてなしたりする料理を指すようになり、名前も「おせちく」から「おせち」に短縮されたのです。
そういう経緯から元旦に食べられることが多いおせちですが、一方で大晦日に食べる地域もあります。
北海道や東北地方の一部では、大晦日を「年取り(としとり)」と呼んで、この日に一歳年を取る風習がありました。
そういった地域では、大晦日におせちを誕生日のお祝いのように食べられていて、その名残が残っていると言われています。

こういう訳で、おせちはいつ食べるのが正解かといえば、元旦・大晦日どちらも正解ともいえます。
風習はもちろん大切ですが、もっと大切なのは新しい年を家族みんなで迎える事です。
最近はお酒を飲みたくなるつまみを集めたおせちもありますし、家族が大晦日に集まりやすいならおせちをつまみつつ夜からワイワイと過ごしてもいいでしょう。
新しい年を迎えるおせち、新しい年を迎えてのおせち、どちらも気持ちが大切ですね。

でもおせちは元旦派の方が多数でしょ?
「あなたはいつおせちを食べますか?」というアンケートがあったので、集計結果をご紹介します。
1位 元旦の朝 52.1%
2位 元旦の夜 16.1%
3位 元旦の昼 11.4%
4位 大晦日の夜 10.6%
5位 1月2日以降 7.4%

これを見ると80%以上の人が元旦におせちを食べていることが分かります。圧倒的多数ですね。
「おせちは元旦という特別な日に家族で集まって食べるもの」という意見が多かったようです。
時間帯でいえば元旦の朝が一番多いですが、「大晦日は夜更かしするので、お昼に起きてから食べる」「挨拶まわりをするので落ち着いた夜に食べる」など、家族の正月を過ごすスタイルで食べる時間も決まってるようです。
「大晦日はおかずを用意しないので、年越しそば&お酒と一緒に食べる」と大晦日におせちを楽しむ人、「年明けは子どもたちがライブに出掛けてしまうので、落ち着いてから食べる」と1月2日以降に楽しむ人、本当に家族それぞれです。
共通しているのは「家族みんなで食べたい」という気持ち。風習を気にしている人はあまりいません。
新年を迎えるにあたって家族で食べられれば、おせちはいつ食べてもいいのではないでしょうか。

 

おせちの詰め方コツをご紹介|保存方法は冷蔵?冷凍?

おせちを重箱に詰めるとき、詰め方はどうすればいいでしょうか。
大事なポイントは①彩りよく詰めること、②決まった重箱に詰めることの二つです。
おせち料理にはそれぞれ意味があるという事は知っている方も多いようですが、詰め方にも決まりがあります。

配置の基本パターンを抑えておく
おせちの詰め方の基本パターンは
①メインを中央に配置し、そこから放射状に詰める
②格子状に詰める
③縦もしくは横に並べて詰める
④斜めに並べて詰める
⑤扇状に詰める
の5つです。
おせちの詰め方には「市松」「七宝」など正式な名前が付いた配置もありますが、そこまで気にする必要はありません。
どの料理をどこに詰めるか、あらかじめイラストを描いておくと失敗しにくくなります。
また始めからしきりがついた重箱もあるので、初めてならそういったタイプを選ぶのも手です。

隙間が出来ないように詰める
重箱に隙間がでないようにギュっと詰めると、見た目が豪勢になります。

立体的に詰める
海老やたけのこなど、長い食材は立てて入れると立体感が出ます。

似た色の料理は離して詰める
似た色を隣同士にするとぼやけた印象になるので、離して詰めましょう。

カップを使う
酢の物や黒豆など汁気があったりバラバラになってしまう料理はカップに入れるときれいに収まります。

隙間に薬味を詰めよう
料理の隙間にレモンやすだちなどの薬味を詰めると豪華な印象になります。笹の葉なんか詰めてもいいですね。

重箱のサイズは
重箱に詰めるのは「幸せが積み重なるように」という意味が込められています。
サイズは2人なら5寸(15cm)のもの、3~4人なら6.5寸(19.5cm)、5~6人なら8.5寸(25.5cm)くらいの重箱がいいでしょう。
上から順に一の重、二の重、三の重、与の重(四は縁起が悪いため)、五の重と呼び、五段重が正式だと言われています。
しかし少人数なら二~三段でも十分で、現在は主流にもなっています。一般的な三段重を例に、何をどの重に入れるがご説明します。

何段目の重箱に何を詰める?
一の重
一の重はコース料理で言えばオードブルです。
祝い肴、口取りと呼ばれるおめでたい場の定番の料理を入れます。「神様の目に付きやすい一番上の重箱におめでたい料理を入れる」という意味も。
具体的には栗きんとん、かまぼこ、黒豆、伊達巻きなどです。

二の重
二の重にはエビ、鯛、ブリ、ローストビーフ、肉巻きなどといったメインディッシュを入れます。
付け合わせのイメージで、酢の物もここに入れます。

三の重
三の重には煮しめ、里芋、くわいなどの山の幸が入ります。

 
おせちの保存方法
重箱に詰めたおせちはそのまま冷蔵保存します。重ねて入らない場合は一段ごとにラップをかけてもOK。
重箱の中身が減ってきたら、料理を小皿に移して冷蔵保存すればスッキリします。

 

おせちの「祝い肴三種(三つ肴)」とは?意味と由来をご紹介

おせち料理は地域や家庭によって料理が違いますが、共通して必ず入るのが「祝い肴三種(三つ肴)」です。
これはおせちの三種の神器といってもよく、具体的には「黒豆・数の子・田作り」の三種類のことをいいます。
それぞれの料理の意味と由来をご紹介します。

黒豆
「日焼けして黒くなるくらい、まめに働けますように」という意味が込められています。
また黒は邪気を払う色ともいわれています。
関東では「シワができるまで長生きできるように」という長寿の願いを込めて、黒豆がシワシワになるように作るところもあります。

数の子
数の子は一つに卵がたくさん詰まっているので「子宝」「子孫繁栄」の意味があります。
またニシンの卵ですので、漢字を当てて「二親」=「両親」が健在であるようにという願いも込められています。

田作り(ごまめ)
田作り(たづくり)、地域によってはごまめ、と呼ばれる料理はカタクチイワシの稚魚を甘辛く煮たものです。「豊作祈願」という意味があります。
名前の由来は田作り、ごまめ、どちらも似ています。
カタクチイワシを肥料にしたところ豊作になったので、「田んぼを作ってくれた」という意味で「田作り」。もしくは五万米の米が取れたから「ごまめ」です。
関西では田作りではなく、たたき牛蒡が入る事もありますが意味は田作りと同じく「豊作祈願」です。

どの地域でもこの3つの思いを込めるのはかわらないというのは日本人らしいと言えますね。

祝い肴三種はどこに入れる?
祝い肴三種は重箱の一番上である「一の重」に詰めます。
一の重は神様の目につきやすいといわれていて、おせちの中でも特に縁起のよい料理が入ります。
味の方も、お屠蘇と一緒につまみやすい料理が中心になっています。
お酒が飲めない人、子供も一緒に食べられるよう、味付けも甘めのものが一般的です。
おせちの主役ともいえる「祝いの肴三種」はお正月には欠かせない物なので、縁起を担ぐ意味でもぜひ口にしたいですね。

 

北海道ではおせちを大晦日に食べる?元旦には食べないの?

一般的には元旦に食べるおせちを、北海道では大晦日から食べる地域があります。
テレビでも紹介され話題になりましたね。
北海道ではそもそもおせちを食べない家庭も多いようですが、食べる家庭では大晦日に食べるケースが多いようです。
一般的には「1年頑張ったご褒美に大晦日にご馳走(おせち)を食べる」と理解されてるようですが、旧暦の名残ともいわれています。

旧暦が使われていた昔は、誕生日に歳を取るのではなく、年が明けると全員が1歳年を取るようになっていました。
また、日が沈むと次の1日が始まると考えられていたので、大晦日の夜が正月のスタートだったのです。
これが、大晦日が「年取り(としとり)」とも呼ばれる所以です。
そして大晦日の夜には「年取り膳」が振舞われ、みんなで新年をお祝いしていました。

旧暦の考え方をするなら、おせちを大晦日の夜に食べるのは何も間違っていません。むしろ正しいといえます。
北海道ではそういった古い名残があって、今でも大晦日におせちを食べてるんですね。

また、北海道に限らず東北地方など雪が多い地方には、大晦日におせちを食べる地域がチラホラあります。
これは、もう一つの説が関係しています。
寒い地方の冬は雪で仕事ができないため、男性が出稼ぎに行くのが当たり前でした。
男たちは大晦日には帰って来ますので、労をねぎらうためにごちそうが振る舞れていて、それが大晦日のおせちに繋がったという説です。
なるほどそう考えると、長野県や静岡県の一部でもおせちを大晦日に食べる風習があるのも頷けますね。

「大晦日=正月という考え方なら、北海道は大晦日には年越しそばは食べない?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
しっかり大晦日に年越しそばを食べます。
おせち&年越しそばなら、北海道は豪華な大晦日になりそうですね。
レアな古い風習を残しつつ、メジャーな伝統もこなすのは、北海道のフロンティアスピリッツがなせる技なのかもしれません。

氷頭なます
氷頭というのは鮭の口先の軟骨部分のことで、透きとおっていてコリコリした食感が楽しめます。
甘酢でつけて大根といただくので、さっぱりとした味わいが楽しめます。
北海道のおせちに欠かせない料理です。

茶碗蒸し
北海道のおせちには茶碗蒸しが欠かせません。
本州の茶碗蒸しとの違いは栗の甘露煮が入っていること。味付けも甘めになっています。

鮭の飯寿司
飯寿司ときくと、普通のお寿司を想像するかもしれませんが、魚とご飯を一緒に漬け込んだ発効食品です。
昔から伝わる保存食で、柔らかな酸味と甘みが染み込んだ鮭の味わいが楽しめます。

くじら汁
北海道の正月にくじらは欠かせません。
塩くじらに熱湯をかけて脂を抜き、野菜、山菜、コンニャクなどを入れ醤油味の汁で煮込みます。
ポイントは一晩寝かせることです。素材にしっかりと味が染み込んだくじら汁を温め直していただきます。
大量に作れば、一週間程度は煮込まれ具合が日々変わっていくのを楽しめます。

 

東北地方のおせち料理をご紹介!種類と特徴は?

お正月といえばおせちですが、地域によってお正月にいただく料理は様々。
特に寒い地方の正月料理は地域柄が良く出ています。
今回は東北地方のおせち、正月料理をご紹介していきます。

東北のおせち料理
青森県
青森県の正月の定番といえば、いちご煮。
ぱっと聞いただけだとスイーツかと勘違いするかもしれませんが、お吸い物です。
ウニとアワビを使った大変贅沢で味わい深い一品です。

宮城県
マグロとカジキの紅白刺身
漁師が船から持ち帰ってくれる正月の定番料理。
マグロの赤身とカジキの白身が紅白でめでたく、しかも美味しいという贅沢な一品です。

真鱈のこあえ
鱈を根野菜と高野豆腐などと煮込み、タラコをあえた料理です。
鱈の淡白な味と、たらこの濃厚な味が絶品です。

ホヤ雑煮
宮城県の名物であるホヤを使った珍しい雑煮です。
具材が豪華なのが特徴で、ホヤの塩味が良いアクセントになっています。

あめもち
餅を水あめで煮て、きな粉をかけて食べる甘い餅です。
子どもが大好きな味で、お雑煮と一緒に食べる地方もあります。

あんこもち
宮城県は甘い餅が好きなんですね。
つぶあん、こしあん、どちらも人気のあんこ餅です。

秋田県
ハタハタ寿司
秋田のお正月といえばハタハタと言ってもいいでしょう。
ハタハタを、米麹で漬けた「ハタハタ寿司」はおせちには欠かせません。
秋田県の郷土料理で、最近ではお正月以外でもお土産としても人気があります。

豆腐カステラ
豆腐カステラは秋田県で人が集まる場面の菓子としても欠かせません。正月もしかりです。
豆腐に砂糖、卵などを加え、カステラの形に焼き上げます。マイルドな甘さが特徴。

鯉の甘煮
鯉は「鯉こく」で食べられることが多いですが、正月料理としては甘煮が定番です。

納豆汁
秋田といえば納豆の発祥の地。
すり潰した納豆にだし汁を入れ、具材を加えて味噌汁にしたものが納豆汁です。

雑煮
秋田のお雑煮は具沢山でけんちん汁のようですが、味はあっさりとしています。
家庭によって味付けは様々で、ハタハタの調味料、ショッツルで味付けするタイプなどがあります。

山形
カラカイの煮物
カラカイとは干したエイのことで、これを醤油などで煮た料理が山形県のおせちの定番です。
お祝いの場でよく見掛ける、迫力ある料理です。

納豆汁
山形県でよく作られる冬の代表料理。納豆の粘りが体の芯から温めてくれます。

ひょう干しの煮物
ひょうとは野草「すべりひゆ」のことで、夏に摘んだひょうを乾燥保存させたものを煮込んだ料理です。
「ひょう」→「ひょっとしていいことがありますように」という語呂合わせから縁起物とされています。

岩手県
氷頭なます
氷頭は「ひず」と読む、鮭の頭の軟骨のこと。
氷頭なますは、それを薄切りにして大根、ニンジンと酢の物にしたものです。
北海道でも良く食べられる、正月の定番料理です。

チョロギ
チョロギは「長老喜」と書くシソ科の地下茎植物です。沢山なることから「子孫繁栄」の縁起物として正月に食べられます。
チョロギを丁寧に水洗いして、漬け物にしていただきます。

どんこなます
どんこはエゾアイナメのこと。
どんこを焼いて身をほぐしたあと、内臓、大根おろしと一緒に酢であえます。
お餅と一緒に食べれば、手が止まりません。

紅葉漬
紅葉漬は鮭の身とはらこを醤油漬けしたものです。
秋の紅葉のような色をしていることから、「紅葉漬」と呼ばれます。

もち料理
岩手県は「もち文化圏」と呼ばれており、もち料理の種類はは日本一とも言われます。
「ずんだもち」をはじめ、100種類以上のもち料理があるとか。
岩手県ではお祝い事、催し物の際はよく餅つきが行われるのが特徴です。

くるみ雑煮
岩手県のくるみ雑煮は、お正月には欠かせません。
お餅にくるみを砂糖で作った「くるみだれ」をつけて食べるのが特徴です。

福島県
こづゆ
こづゆとは会津塗りのお碗でいただく、お吸い物のこと。
ホタテの貝柱でだしを取り、豆麩、野菜、里芋、きのこなどを加えた、醤油味のお吸い物です。

いかにんじん
福島県の正月といえば、いかにんじん。
細切りにしたスルメイカとニンジンを醤油味の出汁に漬けて出来上がりです。
イカの甘さと醤油のコクがたまらない一品です。食感はトロっとしています。

棒鱈煮
砂糖を大量に使うため、昔は裕福な家だけで食べられていた贅沢料理。
鱈の煮干しを水で戻し、醤油や砂糖などで2日かけてに煮上げます。濃厚な甘さが特徴です。

 

中部地方のおせち料理ってどんなもの?種類と特徴をご紹介

中部地方のおせちの特徴は「海側と山側で使われる具材に差がある」こと。
その分地域の特色が色濃く出ているため、見比べてみると楽しいです。
こちらでは中部地方のおせちをご紹介していきます。

山梨
山梨ではあわびをしょうゆで漬け込んだ「煮貝」が入ります。
海のない山梨であわびの料理が入るのは少し不思議ですが、駿河の海の幸を煮込んだ物が山間部でも食べられていたようですね。

長野県
鯉料理
長野県といえば鯉料理で、正月には欠かせません。全国的にも有名な「佐久鯉」は長野県産です。
寒暖の差がある千曲川の清流で育った佐久鯉は身が締まっていて臭みがありません。
鯉はあらい、鯛こく、焼き物など、さまざまな調理法で食べられています。

長芋ようかん
長芋をすりおろして、ようかん状に固めたもの。
ようかんといいながら、味付けに砂糖を使わないので、山芋本来の味が楽しめます。正月の定番ですが、普段から食べられています。

新潟県
のっぺい汁
料理で残った野菜の皮などをごま油で炒め、煮て出汁を取るエコな汁物。
醤油で味付けをし、片栗粉でとろみをつけるのが特徴です。
主な具材は里芋、ニンジン、油揚げなどですが、入れる具材は基本的になんでもOK。具だくさんにすればするほど美味しいといわれます。

かきあえなます
新潟県は菊の花をよく食べます。
紫色の食用菊を「かきのもと」にきゅうり、きゃべつ、干し椎茸、油揚げなどを酢で和えてなますにしたのが「かきあえなます」で正月の定番料理です。

富山県
五箇山豆腐
富山といえば固い豆腐の「五箇山豆腐」が有名で「ごかやまとうふ」と読みます。
煮くずれしないので、色々な料理に使えます。お正月にもよく食されます。

石川県
鯛の唐蒸し
「鯛の唐蒸し」は、二匹の鯛の腹におからを詰めて蒸して、大皿に並べた料理です。
石川県では正月や慶事には欠かせない料理で、鯛だけにめでたい縁起物です。

べろべろ
溶かした寒天に卵を注いで固めた料理で、よく「お菓子だか料理だか分からない」と言われます。
たまごをちらした様子が「亀の甲羅=べっこう」に似ていることが名前の由来となっています。
しょうがが効いた上品な料理で祭礼などでも振る舞われます。
福井県
里いものころ煮
福井県といえば里いもが有名です。 里芋の煮っころがしも、福井産を使うだけであら不思議。
しっかりと歯ごたえがあり、煮くずれせず、自然な甘さが楽しめます。福井の正月の定番です。

打ち豆なます
大豆、大根、にんじんと酢を和えたなます。さっぱりとした味わいが楽しめる、おせちにもよく入る料理です。

静岡県
ブダイの煮付け
ブダイは冬になると、海藻を好んで食べるので身が美味しくなります。主に煮付けにしたものお正月に食べます。
ブダイという名前の由来には①身体が鎧のようなので「武鯛」、②舞うように泳ぐ姿から「舞鯛」、③鯛よりも不格好なので「不鯛」という3つ説があります。

愛知県
ひきずり鍋
ひきずり鍋は「鶏すきやき」のことです。食べるときに鶏肉が鍋の底をひきずるからその名前が付きました。
「過去をひきずらないように」という意味がある縁起物で、大晦日や正月によく食べられます。

岐阜県
大根ずし
塩ニシンを米麹と大根と一緒に漬け込んだもの。最低でも20日程度は漬け込みます。
お正月をお祝いするご馳走で、焼いて食べても美味しいです。

 

九州のおせち料理にはどんなのがある?種類と特徴をご紹介

九州地方にも特徴あるおせち料理がたくさんあります。
九州から始まって全国区になったおせち料理もあるんです。

熊本
からしれんこん
れんこんの穴に「からし味噌」を詰めて、黄色い衣をつけて揚げた郷土料理。
パンチの効いた味が特徴です。

長崎
くじら
長崎は正月に「大きなもの」を食べる習わしがあって、ブリや鯛なども食べられますが、特にくじらは欠かせません。
くじら汁などが振る舞われます。

佐賀県
アラ料理
アラとは魚のクエのことです。内臓から皮まで捨てるところがないと重宝されています。
正月の時期が最も脂が乗って美味しい魚です。

鹿児島
こが焼き
魚のすり身が入った玉子焼きです。
芋きんとん
普通は栗きんとんのところ、鹿児島は特産のサツマイモを使った「芋きんとん」が主流です。
たくさん作ってお重にぎっしりと詰めます。

つけ揚げ
近海でとれた魚を使った「さつまあげ」のことです。

軟骨煮
豚のナンコツをトロトロになるまで煮込んだ料理。

福岡県
がめ煮(筑前煮)
現在、多くの地域でおせち料理には「筑前煮」が入っていますが、福岡の郷土料理「がめ煮」がその起源ともいわれています。
博多弁の「がめくり込む」(寄せ集める)が名前の由来です。
がめ煮の特徴は先に食材を炒めることです。炒めることで食材の味が良くなるとされています。

ブリ料理
ブリは成長するに従って名前が変わる出世魚のため、縁起物とされています。
塩焼きが基本ですが、照り焼きにしたり、刺身や雑煮してもいただきます。
「年取り魚」として大晦日からブリを食べる地域もあります。
宮崎
金柑煮
金の冠とかけて、お金のたまる縁起物としておせち料理に食べられます。
ちなみに沖縄は・・・
沖縄では白身魚のこぶ巻きなど、やはりちょっと変わった料理や食材が使われているようです。
沖縄にはおせち料理というものがなかったそうで、祝いの席で振る舞われていた料理がそのままおせちとして食べられているようです。

 

高級なプレミアムおせちが人気沸騰中!どんな種類があるの?

不景気が続き、なかなか給料が上がらないという企業も多いようですが、お正月のおせちくらいは奮発したいという方も多いのではないでしょうか。
そんな流れに乗って、最近は高級志向の「プレミアムおせち」が飛ぶように売れています。

新年のお祝いですから、お正月くらいは贅沢しようと考える人も多いようで、1セット3万円のおせちも人気があります。
有名な料亭やホテルが販売するものは特に人気があり、1セット20万円という高価なものも販売されています。
話題つくりとして金の重箱に入った1000万円を超えるおせちもあり、ニュースにもなっていました。
高級志向のプレミアムおせちをいくつかご紹介します。
三ッ星レストランのおせち
京都祇園にある「菊乃井」をご存じでしょうか。
和食の達人と呼ばれる村田吉弘氏が店主を務める、創業100年を越えるミシュランの3つ星の老舗料亭です。
京都の中心地に980坪の広々した敷地で、贅沢な時間をすごすことができます。
大変な高級店であり人気店なので、訪れるのはなかなか敷居が高いですが、取り寄せおせちも販売しています。
「菊乃井 和 三段重」で価格は約12万円。うーん・・・それでも敷居は高めですね。

和洋中が楽しめるプレミアムおせち
高級レストラン「XEX(ゼックス)」は年越しそばもセットになった高級おせちを出しています。
年越しのおつまみに楽しめるオマール海老などの洋食重。
元旦に楽しめる伝統的な和のおせち重。
子どもたちも楽しめるフカヒレが目を引く中華おせち重。
年越しから新年まで高級感満載で楽しめる、プレミアムなおせちです。

他にも様々な高級おせちが
祇園の料亭「青木庵」の煮鮑、フグの昆布和えなどの京料理が53品目が楽しめる、雅で贅沢なおせち「山福 味百華・和風おせち」。
創業290年以上の料理店「八百彦」は名古屋の老舗中の老舗が出す、カラスミやカニが入ったおせち。
本格フレンチを味わえるレストラン「シェ松尾」のローストビーフやサーモンが楽しめる洋風おせち。

このように色々な種類のプレミアムおせちが販売されています。
実家への日ごろの感謝の気持ちを込めてお土産として購入するという方もいるそうです。
もともとおせちはお正月ゆっくり過ごせるようにと作られていた事もあるので、準備もしなくて良いとなると嬉しい贈り物になります。
人気のおせちは11月の終わりころには予約終了してしまう事もあるので、購入するものが決まっているのであれば早めの予約が必要です。

 

通販でおせちを買ったら失敗

おせちは通販でも気軽に購入できるようになりました。
地域の特産などを使った様々なご当地おせちはどこででも楽しめるのはとても嬉しいですよね。
早期の予約ではかなり安く購入できるので10月頃から、探している人もいるようです。

しかし、毎年通販ではトラブルが絶えません。
主なトラブルは写真とあまりにも違いすぎる、元旦を過ぎても届かないなどです。
ニュースにもなったのが「スカスカおせち事件」です。

写真はとても豪華なものだったのですが、実際届いてみると中身はスカスカ、食材が違う、異臭がするなどかなり粗悪な物だったようです。
他にも話題となったのが1月2日を過ぎても商品が届かなかったというものです。
せっかくのお正月、嫌な気分から始まるのは避けたいですよね。

失敗しないためにはやはり、注文する前に自分でしっかりと調べる必要があります。
通販では口コミやレビューでお店や商品がしっかりと評価されている事が多いのです。
商品が届かなかったというお店では別の商品でも商品が届かないというレビューがあったようです。

 

ユニークなおせちをご紹介!お正月を笑いながら過ごす面白おせち

手作りする家が少なくなってきているおせち料理ですが、最近の若い人の中には「そもそも食べない」という人も増えてきています。
「若者の○○離れ」なんて言われますが、おせちもその例外ではありません。おせち離れです。
世界的に和食が注目を集めている中、おせち文化がなくなってしまうのは寂しいものです。

そこで若い世代のおせち離れを食い止めようと、個性的でユニークなおせちがここ数年たくさん販売されています。
たとえば、コラボレーションなんかがそうです。
キャラクターとのコラボレーションは若い女性や子供に人気があるので鉄板です。
おまけでカレンダーが付いて来たり、お重にキャラクターがプリントされていて見ているだけで楽しいのが魅力。

他にも芸能人や有名人が考えたおせちも人気を集めています。
こちらは特典が付いてたりするので、そうなるとファンにはたまらないですね。
グルメな芸能人が考えたものも、かなり本格的なものになっていて人気を集めています。

食べやすさを考えた一人前ずつに分けられたものなども、若い世代には人気です。
他にも色々とユニークなおせちがあったので、ご紹介します。

ユニークなおせちをご紹介します。
フランスパン付きおせち
料理はフレンチがメインでなんとフランスパンまで付いているおせちがあります。
テーブルに並べれば華やかですが、「おせちとはなんなのか」と考えさせられそうです(笑)
ちなみにイタリアンの創作おせちもあって、「黒豆とマカダミアナッツのガーリックロースト」など、定番おせちのアレンジメニューなんかもあります。

合格祈願おせち
お正月は受験生にとってラストスパートの時期。
合格祈願おせちの「国産うなぎごぼう巻き」には「成績がうなぎ上りでごぼう抜き」という意味があって面白いです。

特大一段おせち
容量は6~8人前のですが一段重の特大サイズです。
50cmの大きなお重にたくさんの料理が並んでいて、見た目で圧倒されます。話題作りにも良さそうですね。

一人前おせち
逆にお一人様の小さなおせちもあります。
小さいサイズながら16品目もあるので、嬉しいですね。でも一人でおせちは寂しそうです・・・。

モンスターボールおせち
ポケモンのモンスターボールの形をしたお重に料理が入っているおせち。
玉子焼きにピカチュウのマークが付いてたり、子どもが大喜びしそう。

ツムツムおせち
スマホゲーム「ディズニーツムツム」とコラボしたおせちもあります。
ゲーム好き、ディズニー好き、どちらからも喜ばれそうですね。

スター・ウォーズおせち
「デス・スター」がかかれたお重の中にスター・ウォーズのキャラクターがたくさん!
スピンオフなど様々な作品が出て盛り上がるスターウォーズ。ファンなら食べてるとまた観たくなっちゃうかもしれません。

スイーツ
人気パティシエが手がけるスイーツのおせちもあります。
甘いもの好きには溜まりませんね。おせちとはなんなのか(以下略)

犬用おせち
ペットの犬用のおせちもあります。
馬肉や鶏肉を使用し、味にもこだわっているようです。
おせちは家族みんなで食べたい料理です。ワンちゃんだって大事な家族ですよね。

 

子供向けのおせちをご紹介!家族みんなで正月を楽しめる

子供の多くが和食が苦手のようで、おせちもあまり食べないという子が多いそうです。
そうなると、どうしても家でも食べなくなってしまいますよね。
せっかくのお正月ですから、風習を大切にしたいと思う人も多いと思います。
そういった場合は子ども向けのおせちはどうでしょうか?

子ども向けおせちはキャラクターとコラボしていたり、食べやすい洋食が入っていたりします。
もちろん和洋が合わさったものもあって、子供と一緒に大人も食べやすく作られています。
子供が好きな伊達巻や栗きんとんなどはそのままに、ローストビーフやミートローフなどが入っている物もあります。

オードブルのような料理がたっぷり詰まっているので、子供も喜びますね。
また、見た目のかわいさとは裏腹にシャンパンやワインに合うおつまみが入ってることも。
高級な物にはキャビアやフォアグラ、トリュフの三大珍味が入っているようなおせちもあります。
子どもと一緒に大人も楽しめるわけですね。

以下、子ども向けのおせちを色々とご紹介していきます。

はろうきてぃのおせち詰合せ
子どもだけじゃなく女性からも人気の「ハローキティ」のおせち。
定番のおせち料理もしっかり入っていて、その他ハローキティの練り切り、キティのかまぼこ、たまごやきなどが入っています。
女の子がいるご家庭に良いですね。
大人っぽいデザインのものもあるので、女性にもおすすめです。

おせち詰合せ(ディズニー)
老若男女に愛されるミッキーマウスのおせちです。
歴代ミッキーが描かれている重箱は、正月じゃなくても使いたくなる可愛さです。
こちらも伝統的なおせち料理に加えて、子供が喜ぶキャラクターおせちがいっぱい。
ミッキー・ミニーのかまぼこ、練り切り、ディズニーキャラクターのチーズなどなど、食べるのが勿体なくなるレベルです。

アンパンマンおせちセット
アンパンマン好きは子どもなら一度必ず通る道です(笑)
丸っこい形が子どもの心をガッチリキャッチするんでしょうね。
キャラクターおせちがたくさん詰まっているので、子どもが大喜びすること間違いなしです。

ミニオンおせち 三段重
最近話題のミニオン、USJでも大人気で、おせちでもコラボレーションされるようになりました。
栗の甘露煮、ソーセージ、ハンバーグなど子どもが好きな料理にキャラクターが描かれています。
和洋中が入ったおせちなら、子どもも食べられますね。
重箱や風呂敷も可愛らしいです。

おせち くまのプーさん 三段重
ディズニーの中で「プーさん」に特化したおせちもあります。
プーさんが印刷されていたり、プーさんの形をしていたり・・・プーさん好きならもう食べられないレベルです(笑)

プーさんの重箱はおせち以外でも使えそうです。

チップ&デール 三段重おせち
ディズニーの人気キャラクター「チップ&デール」のおせちもあります。
どんぐり、木の葉、四つ葉のクローバーの形をしたおせちがとてもキュート。
ディズニーキャラはやっぱり強いですね~。
スター・ウォーズおせち 二段重
2018年もスピンオフなどで人気だった「スター・ウォーズ」のおせちです。
ダース・ベイダーのデザインはファンにはたまりません。子どもというより、大人のお友達向けですね。

ポケモンおせち
いまだに新作が出続けて人気を誇る「ポケットモンスター」、通称ポケモンのおせちです。
お父さんお母さんの世代でも好きなら、子どもと一緒に楽しめそうですね。
やっぱり一番人気はピカチュウのおせち。ピカチュウのたまご焼きが可愛いです。

「ワンピース」おせち 和・洋風 二段
子供だけでなく、大人までファンが多いワンピースおせち。
ワンピースの特製重箱、皿、枡などはファンなら日常使いしたくなるレベルです。
好きなキャラクターに囲まれて過ごす正月はまた贅沢ですね。

くまモン おせち
「食べて熊本を応援する」をコンセプトに、熊本県の食材などを使ったおせち。
くまモンがデザインされた重箱はとても可愛らしいです。
ゆるキャラは大人も子どもも大好きですし、くまモンはその代表ともいえますからね。

手塚治虫コラボおせち
デザインもそうですが、親子三世代で楽しめるように、料理も三世代に合わせています。
一の重は伝統的なおせちでシニア向け、二の重はお肉やエビチリなどメインディッシュで大人向け、三の重はアトムの焼き印が入ったかまぼこなど子ども向け。
やはり正月は家族で過ごしたいですからね。こういうキャラクターおせちもいいものです。