ジョニーウォーカー黒

黒=ブラックラベルとも呼ばれていますね。
通称「ジョニ黒」と言われ愛されています。

ジョニーウォーカー赤の上位版として位置する「黒」です。
12年以上熟成させたウイスキー40種類をブレンドしています。

それでも価格は2,500円程度。
コンビニで売っているような1,000円くらいのウイスキーよりは高いですが、
味わいは10,000円以上のウイスキーと比べても遜色ありません。

私がウイスキーの旨いまずいを比べるときに基準となっているのが、
何を隠そうジョニーウォーカー黒です。

口あたりが良く、ウイスキー初心者の方でもスイスイ飲めるはずです。

ちなみにこちらのジョニ黒、50年くらい前は超高級ウイスキーだったんです。
その当時の価格はなんと30万円!
それが今2,500円で飲めるんだから、現代に生まれて本当に良かった♪

 

廉価でアイリッシュウイスキーが楽しめると嬉しいですよね。
安くて美味しいアイリッシュウイスキーといえば、やはり「ブッシュミルズ」でしょう。

アイリッシュウイスキーだと他に有名どころではジェムソン、タラモアデューがありますが、私はブッシュミルズを推します。
アイリッシュウイスキーの特徴は淡麗で滑らかな味わいと言われます。
逆に言うと個性があまりないと言われがち。

そんなアイリッシュウイスキーの中でブッシュミルズは濃いめでコクのある味わいが楽しめます。
「そんならアイリッシュウイスキー飲むなや!」という声が聞こえてきそうですが、濃い目でコクがありながらもアイリッシュウイスキーの特徴を持っているのがブッシュミルズだと思うんです。
なので私は好きですね。

そして何より廉価、安いです。
楽天で買っても2,000円しないんじゃないでしょうか。
庶民の味方のアイリッシュウイスキーです。
何杯でも飲めちゃいますね。

そしてアイルランド料理(?)と言えばスコーンです。
スコーンをつまみにブッシュミルズを飲めば、気分はもうアイルランドの旅人です。

パサパサのスコーンをブッシュミルズで流し込む。
なんともワイルドな楽しみ方じゃないですか。
どうせならそのままストレートで楽しみたいところですね。

 

飲み方

美味しいウイスキーの飲み方はいろいろありますが、やはり水割りでしょうか。

水割りの作り方は、まずグラスに氷をいっぱいに入れます。
そこにウイスキーを適量注ぎ、水を入れる前にマドラーで13回ほどかき混ぜます。
こうすることでウイスキーとグラスがよく冷えます。
そこにミネラルウォーターを注ぎます。
美味しいウイスキーと水の割合は、1対2~2.5ぐらいです。

美味しいウイスキーの飲み方にオン・ザ・ロックスがあります。
グラスに入れた氷にウイスキーを注ぐだけですが、これも手間を惜しまずきちんとマドラーで混ぜましょう。
氷とウイスキーを馴染ませることがおいしさのポイントです。

他の美味しいウイスキーの飲み方に、ハイボールがあります。
グラスに氷をいっぱいに入れます。
それから冷やしたウイスキーを注ぎ、ソーダ水を加えます。
この割合は1対3~4ぐらいがおススメです。
炭酸が抜けないようにマドラーで縦に一回混ぜる程度にします。

あなたもおいしいウイスキーの飲み方に挑戦してみてください。

 

ウイスキーの楽しみ方

ウイスキーはお酒ですから、酔うのが当たり前ですが、ビールのようにがぶがぶ飲むものではありません。
チビチビと味わいながらゆっくりと楽しみたいものです。

ウイスキーの楽しみ方も人それぞれです。
バーの片隅で一人で飲むのもいいですし、友人や恋人とグラスを合わせるのもいいでしょう。
家でテレビを見ながらウイスキーを舐めるというのもストレス発散にいいかもしれません。

またウイスキーの楽しみ方には香りを楽しむ方法もあります。
ウイスキーの香りを表現するときには果物や樹木、穀物などを使って表現されることがあります。
瓶から出てきたウイスキーが空気と触れ合った時の香りを楽しんでみてください。

ウイスキーの楽しみ方には当然飲み方の違いもあります。
水割り一つとっても濃さを変えることで食虫酒としても食後酒としても楽しめます。
また、ストレートで飲むときもチェイサーとして水を用意して、交互に飲むことで味の余韻を楽しむことができます。

お酒というのは自由なものですから、どのように楽しもうと自由です。
ただ、飲みすぎて人に迷惑をかけることの無いように気を付けましょう。

 

ウイスキーの様々な楽しみ方

お酒はいろいろな飲み物で割ることによって、様々な異なった味わいを出すことができますね。
特にカクテルは創作性が強いものですので、ビールをトマトジュースで割ったり、日本酒でカクテルを作ったり…と、自由な楽しみ方ができるお酒ですね。
ですが、楽しみ方が幅広いのはカクテルだけに留まりません。

ウイスキーといえばストレートやロック、ハーフロック、ハイボール…といったシンプルな飲み方を想像される方が多いと思います。
ですが、意外にもウイスキーにも様々な楽しみ方が用意されています。
そして昨今ではハイボールも様々な味のものが作られていて、シンプルなお酒という域からは出てしまっているようです。

あまり馴染みのないのみ方としては、ホットウイスキーというものもあります。
その名の通りウイスキーをお湯で割る飲み方なのですが、一緒に入れるレモンやバジルなどの香りの元が、とても良い香りを放って爽やかに飲む事ができます。
飲んだ事がないという方は、是非一度お試し下さい。

 

ウイスキーのトゥワイスアップの飲み方

ウイスキーの美味しい飲み方で、トゥワイスアップというものがあります。
この飲み方は、初めてウイスキーに出会った人や、新しいボトルをあける時にオススメのものです。
芳香な香りを楽しむやり方で、とても作り方は簡単です。

グラスに注いで、立ち上ってくる香りをじっくりと探求することができるのです。
トゥワイスアップの作り方は、まずグラスに適量のウイスキーを注ぎます。
次に同量の常温にしておいた天然水を注ぐだけです。
この常温の水というところが大事です。
香りを知るために最適な飲み方で、常温のウイスキーと水だからこそ出てくる個性なのです。

飲む時は、静かにゆすって香りを立たせて、じっくり楽しんでみてください。
グラスは、ワイングラスやテイスティンググラスなどのように脚のついているものがオススメです。
いろんな種類の物をトゥワイスアップで楽しんで、香りの違いを探り味わいの世界を広げてみるのもいいかもしれませんね。
でも水割りやストレートで飲むのもオススメですよ。

 

ウイスキーをじっくり楽しむならストレート

ウイスキーといえば味わいが深いということが特徴のお酒ですね。
他のお酒にはない深みがあるので、じっくりと味わいたいというときにはピッタリのお酒だといえるでしょう。
そんなウイスキーの味をしっかりと楽しみたいのでしたら、やはり飲み方はストレートが一番です。

ストレートというとなかなか手を出しにくいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに度数が強いこともありますし、ウイスキー自体の味も濃い目なので飲みなれるまでに時間がかかります。
ストレートを味わうときのコツとしては、ゆっくり少しずつ口に含み、喉でウイスキーの味を感じることが大切です。

ストレートではチェイサーというものと一緒に味わいますが、このチェイサーは水だけに限りません。
牛乳や麦茶といったものをチェイサーとして使うと、また別の味わいを楽しむことができますのでオススメです。
いろいろな飲み物と試して、自分だけの味を作り出すのも楽しいのではないでしょうか。

 

ウイスキーをオン・ザ・ロックスで楽しむ

ウイスキーの一般的な飲み方のひとつとして、オン・ザ・ロックスがあります。
ウイスキーといえばオン・ザ・ロックス、というイメージの方も多いことでしょう。
純粋に味を楽しむこともできますし、グラスの中に入った氷がグラスと触れ合う音は、ウイスキーを楽しんでいる、という雰囲気をも醸し出してくれます。

オン・ザ・ロックスはただグラスに氷とウイスキーを入れればよいというわけではありません。
冷たく冷えている、ということが肝心な要素になりますので、まずはグラスを冷やすところから始めます。
最初に氷水でグラスを冷やしてから、実際に作り始める、という作り方になります。

使う氷もすぐに溶けてぬるくなってしまうことを防ぐために、すぐに溶けてしまうような氷を使うことは避けましょう。
グラスに入る程度で大きな氷を使うということも大切なことですので、オン・ザ・ロックスを作るときには氷がポイントになります。
オン・ザ・ロックスを楽しめるかどうかは、氷の作り方にかかっているといっても過言ではないでしょう。

 

ウイスキー初心者にオススメの飲み方

これからウイスキーを楽しんでみたい、と考えている方にピッタリの飲み方は、ハーフロックです。
オン・ザ・ロックスでは度数も味も強すぎますし、ハイボールではウイスキーの味が薄まってしまいます。
純粋にお酒の味を楽しむことができて、初心者の方でも飲みやすい飲み方がハーフロックなのです。

ハーフロックはその名の通り、オン・ザ・ロックスの様な飲み方で、ソーダや水などでウイスキーを割った飲み方です。
ジンジャーエールなどの甘めの炭酸飲料で割れば、かなり飲みやすい味になりますし、水で割ればウイスキー本来の味わいを損ねることなく楽しむことができます。
割る飲み物によって様々な味に変化しますので、毎日飲んでも飽きが来ない飲み方ですね。

作り方はオン・ザ・ロックスと同じ要領です。
やはり冷たさは必要ですので、グラスを氷水でしっかりと冷やしておく事は忘れないでおきましょう。
そしてグラス大の大きな氷を用意して、その中にウイスキーと割るための飲み物を入れてマドラーで混ぜれば完成です。

 

食事時にもピッタリのウイスキー水割り

様々なお酒の飲み方としてポピュラーなものが水割りです。
焼酎や果実酒でも、水で割れば大抵は美味しく飲む事ができて、大変便利な飲み方ですね。
ウイスキーも例に漏れず、水で割ることによって美味しく飲むことができます。

ウイスキーの水割りは、要は水で割れば良いのですが、美味しくウイスキーの味を楽しむためにはちょっとした工夫が必要です。
まず、水の割合はウイスキー量の2倍から2.5倍がちょうど良い量と言われています。
水を入れる前にウイスキー自体をよく氷で冷やしておくというのも、美味しく頂くためのコツです。
その時に溶けた分の氷は水を加える前にちゃんと足しておきましょう。

水割りはクセも少ないため、食事時にも取り入れることができます。
軽くお酒を楽しみたいというときにもピッタリな飲み方ですね。
水割りでしたらあまりお酒が強くないという方でも長時間楽しむことができますので、お酒が大好きな方にも、特にそうでもない方にもオススメの飲み方です。

 

ウイスキーが飲みやすいハイボールスタイル

今ウイスキーの飲み方で大変人気のあるものがハイボールです。
ウイスキー独特のクセも、加える飲み物で消すことができますし、カクテル感覚で大変飲みやすい飲み方ですね。
基本はソーダ水で割るものですが、それ以外にもジンジャーエール、トニックウォーター,果実の味がついたソーダなどで割っても美味しいです。

基本的な作り方は、オン・ザ・ロックスや水割りと同じく、グラスとウイスキー自体をよく冷やしておくことがポイントです。
十分に冷えたならば、ソーダなどの割るための飲み物を加え、マドラーで混ぜます。
このときに割るための飲み物を入れる割合は、ウイスキー量の3倍から4倍が一般的なようです。

通常は氷を入れて楽しむ飲み方ですが、グラスなどをよく冷やした後であれば、氷なしの飲み方も良いそうです。
ウイスキーの味をより強く楽しみたいのでしたら、氷なしという飲み方もオススメできます。
割るための飲み物に特に決まりはありませんので、いろいろ試してみて、自分だけの飲み方を見つけるというのも楽しそうですね。

 

ウイスキーで見た目も涼やかなミスト

ミスト、という飲み方をご存知でしょうか?
これもウイスキーのひとつの飲み方なのですが、ミストとは英語で霧のことですね。
実際にグラスの表面に霧が現れる飲み方だそうで、見た目の涼やかさも楽しめる飲み方なのだそうです。

ウイスキーをあまり飲まないという方には聞きなれないミストという飲み方ですが、作り方が特に変わっているというわけではありません。
水割りやオン・ザ・ロックスと違うのは、使う氷がクラッシュドアイスだということです。
ウイスキーといえばグラス一杯に大きな氷が入っているというイメージですが、これは細かく砕いた氷を入れて、ミストを発生させるという飲み方なんですね。

味としてはレモンピールを使用するため、非常にクセもなく、爽やかに飲むことができます。
使用するウイスキーはまろやかな味の方が合うそうなので、あまり個性的なものは避けましょう。
涼しげな見た目とクラッシュドアイスの冷たさで、夏の間に楽しむにはもってこいの飲み方ですね。

 

ウイスキー全てを楽しむにはトワイスアップ

ウイスキーの楽しみ方といえば、氷と共にある、というイメージがありますよね?
ウイスキーが注がれたグラスの中には、ほとんどの場合大きな氷が入っているものです。
それだけでなく、グラスも、お酒自体もよく冷やしてから飲むものという風になっていますが、その常識が適用されない飲み方があります。

それがトワイスアップという飲み方です。
このトワイスアップをご存知の方は、かなりウイスキーがお好きな方だといえるでしょう。
これは氷を使わず、グラスも冷やさず、常温の水を混ぜるという飲み方で、かなり個性的な飲み方です。

トワイスアップのメリットというのが、ウイスキーの味や香りをダイレクトに感じることができるということです。
入れるグラスもロックグラスではなく、ワイン用のグラスに入れ、軽く揺すりながら楽しむスタイルです。
ウイスキーの全てを楽しみたいという方にはピッタリのトワイスアップは、かなり上級者向けの楽しみ方だと言えるでしょう。

 

ホットウイスキーで落ち着いた時間を

寒い季節にはお酒を飲んで体を温める、という風潮がありますよね。
日本酒の熱燗などは、正にその目的で飲むという方も多いことでしょう。
日本酒だけではなく、様々なお酒でお湯割り、といった温かくして飲む飲み方がありますが、ウイスキーにも温かくする飲み方があります。

ホットウイスキーは、通常氷と一緒に楽しむことの多いウイスキーの新たな側面を見る事ができる飲み方です。
80度程度のお湯を、ウイスキーの2倍から3倍分入れるという、シンプルな作り方ですが、加えるものによって様々な味と香りに変化します。
レモンを入れると爽やかに飲むことができるのはもちろんのこと、シナモンやジャム、クローブなどのハーブ系のものを加えても美味しく頂くことができます。

元々香りが深いのがウイスキーの特徴です。
温かいお湯によって温められると、その芳香は更に増して、ほっと落ち着く時間を楽しむことができるでしょう。
寒い季節には是非試していただきたい飲み方です。

 

様々な状況で楽しめるのがウイスキー

ウイスキーと一言で言っても、様々な味わいがあり、そのブランドごとの味の違いは驚くほどのものです。
ジャック・ダニエルやシーバス・リーガルなどの国外の物と、角、山崎、白州などの日本のウイスキーでは全くといっていいほど味が異なってきます。
それぞれの味にあわせて、それぞれの楽しみ方が用意されているというのもウイスキーの醍醐味でしょう。

基本的に香りが強く味に深みがあるのがウイスキーですが、その楽しみ方はシンプルなものからカジュアルなものまで様々です。
味をとことん楽しみたいという方は、ストレートやオン・ザ・ロックで楽しむことができますし、普段から気軽に飲みたいという方はハイボールなどがオススメです。
初心者の方にとっては、他の飲み物の味が強くなるハイボールが親しみやすい味でしょう。

ビールは味を楽しむには少し物足りない、カクテルでは甘すぎる、焼酎はクセがなさ過ぎる、という方にとっては、ウイスキーはもってこいのお酒です。
自宅でゆっくり楽しみたいときにも、居酒屋で楽しくお酒を飲み交わしたいときにも、飲み方や混ぜる飲み物で状況や雰囲気に応じて変化してくれるところが嬉しいですね。

 

ウイスキーに欠かせないチェイサーの作り方

ウイスキーをストレートやオン・ザ・ロックなどで楽しむ場合、そればかり飲み続けていると、どうしても口の中がその味に慣れてしまい、徐々にウイスキーの良さを存分に感じられなくなります。
そこで、ウイスキーを一口味わうたびに、次の一口までの間にチェイサーを飲んで、口の中をリフレッシュさせることで、いつまでもウイスキーの良さを感じる事が出来、しかも悪酔い予防にもつながります。

チェイサーは一般的には、ミネラルウオーターや天然水を冷たい氷でしっかり冷やした氷水を使います。
これにより口の中に爽やかさを取り戻してくれるのです。

またウイスキーによって、チェイサーを使い分けるのも通なやり方です。
例えば、濃い目の味わいであるウイスキーは、リフレッシュするためには爽やかな刺激が必要となります。
ならば、より冷たく冷やしたミネラルウオーターがピッタリでしょう。

甘い味わいのウイスキーならば、温かいお茶などもチェイサーとしてピッタリです。
お気に入りのウイスキーを味わうためには、きちんとリフレッシュできるチェイサーを選ぶのも醍醐味と言えるでしょう。

 

ウイスキーではチェイサーも美味しさを膨らませる大きなポイント

ウイスキーを味わう際、ストレートやオン・ザ・ロックで楽しみたいという方も多いかと思います。
ウイスキーそのものの味わいを存分に楽しめる方法です。
しかし、ストレートやオン・ザ・ロックの場合、それだけを飲むのもウイスキー本来の味を楽しむ上ではもちろん良いのですが、チェイサーを用意すれば、さらに味わいの幅を広げることができます。

チェイサーはウイスキーと合わせて口に含むことで、味わいに広がりを持たせるもの。
このように書くと、チェイサーを用意するのも難しく感じるかもしれません。
実はチェイサーは何も難しいものではなく、代表的なものは氷水です。

ウイスキーを注いだグラスとは別のグラスに氷を入れ、そこにミネラルウオーターを注げばチェイサーの出来上がりです。
ストレートやオン・ザ・ロックのウイスキーを飲む際に、まずウイスキーを飲んで、口の中でしっかり味わってから、チェイサーを口にする…このことで口の中をリセットして、次に飲む一口を美味しく味わうための準備をすれば、よりウイスキーの味わいが新鮮に感じられるでしょう。

 

ストレートやオン・ザ・ロックでウイスキー本来の味わいを

ウイスキーそのものの香りや味わいを存分に口いっぱいに感じながら楽しみたいという方には、やはりストレートかオン・ザ・ロックがオススメです。
シンプル・イズ・ベストといいますが、やはり単純明快な直球勝負こそ、その醍醐味を感じることができます。

ストレートの場合は、思わずグラスにいっぱい注いでしまいそうになるかもしれません。
日本酒を注ぐように溢れるくらいまで注ぐイメージではなく、グラスの半分以下にとどめ、ゆっくりとたしなむのが大人流。

オン・ザ・ロックも同じこと。
完成した状態で、ウイスキーがグラスの半分くらいの量であるのがベストでしょう。
しかも、オン・ザ・ロックに使う氷は出来ることなら大きめのものを1つ浮かべると、雰囲気もさらにアップすること間違いありません。

また、ストレートでもオン・ザ・ロックでも共通して言えるのは、事前にグラスをしっかり冷やしておくことです。
これによってウイスキーが喉を通る感覚が存分に味わえ、ウイスキーの良さをさらに引き立てます。

 

美味しいウイスキーの水割りの作り方

ウイスキーといえばやっぱり水割りという方も多いのではないでしょうか。
すっきりと味わえるだけでなく、水で割っているからこそ、悪酔いを防ぐこともできます。
何よりもストレートやオン・ザ・ロックに比べると清涼感が高いために、様々なおつまみにぴったり合うというのも大きな魅力です。
自分好みの濃さに調整できるというカスタマイズ要素が高いのも人気の秘密でしょう。

そんな水割りですが、グラスに好みの分量のウイスキーを注ぎ、そこに水を加えている方も多いかと思います。
確かに水割りというと、ウイスキーと水だけを用意するというイメージも強いかもしれません。

しかし、もっと美味しい水割りを作るためには、まずはグラスはしっかり冷やすこと、ウイスキーを注いだら、まずかき混ぜること…この2点が大きなポイントです。
水で割ったときに水割りそのものの温度が上がらないように、氷を入れたグラスにウイスキーを注いで、しっかりかき混ぜ、温度を低い位置で、一定にする…これでより美味しい水割りの完成です。

 

ウイスキーの定番!ハイボールに加えると美味しいものとは?

ウイスキーの味わいがより楽しめて、爽快感もあるとして、近年のウイスキー人気からさらに注目を集めているのがハイボールでしょう。
ご自宅でウイスキーとソーダを用意して、自分好みのハイボールを作るという方もいらっしゃるかと思います。

ところで、ハイボールはウイスキーとソーダ…これが基本形ではありますが、プラスアルファの材料を加えることで、香りや味わいにアクセントを付けることができます。

例えば、レモン。
レモン果汁を少し加えても良いですし、レモンピール…いわゆるレモンの皮を削って加えても良いでしょう。
レモンの風味がかすかに広がるだけでなく、香りも爽やかさが増すことでしょう。

また、レモンだけでなく、シークヮーサーやすだちといった柑橘類もおすすめです。
こちらも搾った果汁を加えても良いですし、レモンと同じく皮を削ったものを加えても良いでしょう。

こういった果物以外にも、ラムネや梅酒などで割っても美味しくいただけます。
バリエーションが楽しめるのもウイスキーハイボールの魅力なのです。

ウイスキーと言えばハイボール!その作るときのかき混ぜ方

ウイスキーのソーダ割りのことをハイボールと言いますが、その比率はウイスキーが1に対して、ソーダが3~4くらいが目安です。
それを氷で冷やしたグラスの中で作ると、最もスタンダードなハイボールの完成です。

ただ、もっと美味しく味わいたい、様々なバリエーションを楽しみたいという方もいらっしゃるでしょう。
ウイスキーの様々な楽しみ方が出来るのもハイボールの大きな魅力です。

ハイボールを美味しく味わうためには、ウイスキーと割ったソーダの味わいを逃がさないこともポイントです。
ウイスキーとソーダを混ぜるとき、しっかり混ぜようとかき混ぜすぎてしまいがちですが、それでは炭酸ガスが抜けてしまい、ソーダの良さを半減させてしまいます。
ハイボール独特の爽快感はソーダの炭酸ガスによるところも多分にあるのです。

そのためハイボールを作るときは、かき混ぜすぎないこと。
何度もかき回すのではなく、2~3回転ほどさらっとかき混ぜて、後は飲みながら、氷の動きに任せるようにしましょう。

 

 

ウイスキーを温めて飲む方法があるって知ってました?

ウイスキーの飲み方として思い浮かべるのは、オン・ザ・ロックやストレート、ハイボールや水割りといったところではないでしょうか。
冷たい飲み物で割ったり、グラスを冷やしたり…そのことで清涼感を引き立て、ウイスキーの特徴を口の中で存分に引き出すことができます。

そう、ウイスキーはどちらかと言えば、冷やして飲む印象が強いかもしれません。
しかし、温めて飲むウイスキーというのがあることをご存知ですか?

ホワイトウイスキーがまさにそうなのですが、温めるがゆえに、アルコールの力も重なって、身体の芯からポカポカしてきます。

ホワイトウイスキーを作る際は、まず耐熱性のあるグラス、もしくはマグカップを用意します。
そこにウイスキーが1に対して、お湯を3くらいの割合で注いだら完成です。
お好みでシナモンやジャム、レモンなどを加えれば、温かさで香りがより引き立ちます。
また、お湯は熱湯を使うのではなく、一度沸騰させてから、80度くらいまで冷ましたものを使えばまろやかに仕上がります。

 

ハイボールの美味しい作り方…ウイスキーとソーダの比率は?

ウイスキーをソーダで割った飲み物…それをハイボールといいますが、その飲み口は非常に爽やかで、喉を潤してくれます。
一方でウイスキーの風味がしっかりと活きてくるので、ウイスキー本来の味わいを楽しめ、さらには様々なおつまみとのマッチングも最高です。

そんなハイボールですが、スタンダードで美味しく飲むためにはどうすれば良いでしょうか?

まずはグラスをしっかり冷やすことが大切です。
氷でグラスを満たして、しっかり冷えたなと思ったら、ウイスキーを注ぎましょう。
その量は、濃い目が好きな方、薄目が好きな方と様々でしょうから、自分自身の好みに応じて、量を加減すると良いでしょう。

ただ、一般的に最も美味しくハイボールが飲めるウイスキーとソーダの比率は1対3から1対4だとされています。
初めてハイボールを自分で作ってみるという方は、まずはこの比率を基準に、2杯目以降で加減すると良いかもしれません。
何度となく作っていくうちに、自分の好みの比率が分かってくるでしょう。
それこそがあなたの黄金比です。

 

ウイスキーの醍醐味が味わえるトワイスアップ

ワインをいただく際に、まず注がれたグラスを少し揺らして、香りを十分に堪能するかと思います。
ワインは香りを楽しむお酒でもありますが、実はウイスキーも芳醇な香りを存分に味わいたい…それもまたウイスキーの醍醐味です。

ウイスキーにはトワイスアップという割り方があることをご存知でしょうか。
トワイスアップと聞くと、何やら難しいイメージを持たれるかもしれません。
しかし、簡単に言えば水割りのことです。

しかし、通常の水割りは冷やした天然水を使用しますが、トワイスアップはウイスキー、天然水ともに常温のまま使用することが大きなポイントです。
グラスに常温にしたウイスキーと天然水と1対1で割ります。
これでトワイスアップの完成です。

これだけのこと…と思われるかもしれませんが、非常に簡単に作れるものの、引き立てる香りは最高峰です。
ワインと同じようにグラスを軽く揺らして、芳醇なウイスキー本来の香りを思う存分に楽しみながら味わう…トワイスアップはウイスキーの本質を感じられる飲み方なのです。

 

ウイスキーとバニラアイスクリームの大人の出会い

甘い飲み口のウイスキーには意外と甘い食べ物がピッタリあったりします。
ウイスキーボンボンというお菓子があることをご存知の方も多いかと思いますが、砂糖とウイスキーの出会いで、香りや甘みが一層引き立ちます。

実は、ウイスキーとアイスクリーム…一見すると、「まったく合うわけないじゃない」と思うかもしれませんが、これもまた素晴らしい出会いなのです。
ウイスキーの中でも甘い味わいのものであれば、特にバニラアイスクリームはぴったり合います。
アイスクリームをおつまみにして、ウイスキーが心行くまで味わえるのです。

どんな感じかといえば、それはアイスクリームに甘いシロップをかけた…といったところでしょうか。
大人しか味わえない、大人のためのちょっとビターで、甘いスイーツに変わるのです。
お皿に盛り付けたアイスクリームにお好みのウイスキーをちょっとずつ、量を調整しながら加えていきましょう。
それはまるでラムレーズンのような、高級なプリンのような…新たな味覚の大人のスイーツに早変わりします。

 

美味しいウイスキーのハーフロックの作り方!おすすめの銘柄もご紹介

ストレートは強すぎる、オン・ザ・ロックでもまだ飲みにくい、そんな方におすすめなウイスキーの飲み方が「ハーフロック」です。
ハーフロックとはその名前のとおり、グラスに氷とウイスキーを半分注ぎ、もう半分を水で埋めます。その量は1対1でハーフ、それをロックでいただくのでハーフロックというわけです。
似た飲み方に「トゥワイスアップ」というものがありますが、こちらは氷を入れないハーフロックのこと。
ウイスキーの香りが一番花開くと言われているのがトゥワイスアップで、ウイスキーのブレンダーはこの飲み方で香りを確かめます。
ここに氷を入れると香りがさらに大人しくなり、のど越しも爽やかになるので、ハーフロックは強い香りのウイスキーにぴったりと言えます。

ハーフロックの美味しい作り方ですが、まずグラスをしっかり冷やしその中に氷を入れます。氷を入れたらそのままステアしてグラスをさらに冷やしましょう。
氷はできるだけ大きいものにします。小さい氷はすぐに溶けてしまい、ハーフロックの1:1を崩しかねません。冷凍庫で作った氷より市販の氷の方が溶けにくいので、そちらを選ぶのもいいでしょう。
次にお好みのウイスキーをグラスの半分くらいまで注いだら、マドラーでしっかりかき混ぜ、注いだウイスキーの温度を均一に冷やします。
ウイスキーの量は30mlが目安。あまり多すぎると飲みきるまで時間がかかり、ハーフロックが水割りになってしまいます。
この際、温度のムラが出ないようにしっかり混ぜて、ウイスキー自体をきちんと冷やすのがポイントです。
その後、水をウイスキーと同じ量を加えます。ウイスキーが30mlなら水も30mlです。水道水よりミネラルウォーターを使った方がクリアな味に仕上がります。
このときもマドラーで混ぜますが、念入りでなく軽くサッと混ぜる程度で良いでしょう。あまり混ぜすぎると氷が溶けて薄まってしまいます。
これで美味しいハーフロックの完成です。

ちなみに水でなくソーダで割れば、パンチのある濃いめのハイボールのようなハーフロックになります。
ハイボールではちょっと物足りない、もう少しパンチがほしいという場合には、ソーダ割りのハーフロックも面白いですよ。

<h3>ハーフロックにおすすめのウイスキー</h3>
ハーフロックは個性が強いウイスキーを、飲みやすくしてくれる飲み方です。
そのためバーボン、シングルモルトのスコッチウイスキーといった個性的なウイスキーが良く合います。
またウイスキーはアルコール度数が40度のものが多いですが、50度、60度といった強力なウイスキーとも相性が良い飲み方です。

具体的にはバーボンであれば、「ブッカーズ」「ノブクリーク」「オールドグランダッド」
スコッチウイスキーであれば、「ラフロイグ」「アードベッグ」「マッカラン」などがおすすめです。
個性は様々ですが、それぞれのハーフロックで違った表情を見せてくれるので、是非お試しください。

 

ウイスキーにおすすめのおつまみは?

ウイスキーを飲むときにどんなおつまみがあうでしょうか。
ウイスキーを飲むのにおつまみなんかいらない、という人もいますが、何か食べながら飲まないと体を壊すことにもなりかねません。
ウイスキーにおすすめのおつまみを紹介します。

まず、お店などでもよく出てくるチョコレートがおすすめです。
また、クラッカーやミックスナッツなども定番ですね。
ウイスキーは味が強いのでそれなりにしっかりした味のものの方がいいようです。
あと、アルコール分も高めなので、チビチビとつまめるおつまみがおすすめです。

他には生ハムやチーズなど、ワインにも合うようなものも合います。
全然味は違いますが、なぜでしょうね。

ビールや日本酒とは違い、食後酒としても利用されるウイスキーですから、あまりがっつりしたもの、油っこいものは合いませんね。
あと、甘いものが合うというのもウイスキーの特徴でしょうか。
もちろん、好みは人それぞれです。
あなたもウイスキーに合うおつまみを探してみてください。

 

甘いウイスキーには甘いおつまみを

ウイスキーには甘口のものから辛めのものまで様々ですが、甘口のものであれば、甘みのあるおつまみにピッタリです。
おつまみによっては「これはオトナのスイーツかも」と感じるほど、思わずウイスキーを飲んでいることも忘れてしまうかもしれません。

甘口のウイスキーによく合うおつまみとして、チョコレートが挙げられます。
チョコレートと一口に言っても、カカオの味わいを存分に感じさせる苦めのものから、甘いものまで様々ですが、ウイスキーに関して言えば、ビターなチョコレートが相性抜群です。
チョコレートのビターな部分と、奥にある甘い部分がウイスキーの甘みや香りと見事にマッチします。

フルーツが持つ独特の甘みや酸味もまたウイスキーにはピッタリ合います。
とりわけドライフルーツはその味わいを凝縮しているため、おつまみには最適です。

さらにはアイスクリームもおつまみとして抜群の相性だと感じるでしょう。
口の中に広がるバニラの風味とウイスキーの甘い味わいが口いっぱいに広がります。

 

ウイスキーに合うおつまみって?

ビールには枝豆や唐揚げなど、日本酒や焼酎には煮込みや刺身など…それぞれにテッパンとなるおつまみを思い浮かべることができるかと思います。
しかし、ウイスキーとなると、果たしてどんなおつまみが合うのかと悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ウイスキーの中でも、ソーダで割ったハイボールであれば、その爽やかなのど越しや清涼感もあって、ビールやチューハイと同じような感覚でおつまみを選ぶことができるかもしれません。
しかし、ウイスキーの中でもストレートやオン・ザ・ロックの場合は、ウイスキーの味わいを存分に感じられるために、果たしてどんなおつまみが良いのか…と考え込む方もいらっしゃるでしょう。

ウイスキーには甘いもの、辛めのものと、銘柄によって様々に違いがあります。
まずはストレートやオン・ザ・ロックで味わう場合は、その味わいを確かめて、甘い場合はチョコレートやドライフルーツ、辛い場合は燻製やビーフジャーキーなどの辛さや塩気があるものを選ぶといいでしょう。

 

ウイスキーとともにチーズはいかが?

ウイスキーとともに味わいたい…ウイスキーの香りや味わいをより一層引き立ててくれるだけでなく、それがあることで場が楽しく和むものになる…それがおつまみです。
ウイスキーと合うおつまみ…日頃からあまりウイスキーに接することがない方は、なかなか見付けだすのは難しいと感じるかもしれません。
そんな方にぜひ試していただきたいのがチーズです。

チーズは専門店に行けば、とにかく非常に種類が多すぎて、どれを選んだら良いのか分からない…そんな方も多いかと思います。
チーズは独特の酸味や塩気、甘みと、とにかく様々な味わいがあり、個性も様々です。
それゆえにどんなウイスキーでも、チーズとの相性は抜群で、お互いの風味を引き立て、最高の味わいを引き出してくれます。

まずはスーパーマーケットなどでも販売されているクリームチーズなど、耳慣れたものから始めてみましょう。
最近ではいくつかの種類のチーズが少しずつセットになったものも販売されているので、その違いを味わいながら、お気に入りのウイスキーに合うチーズを探してみるのも楽しみの1つです。

 

ウイスキーに良く合うカナッペを作ろう

ウイスキーを片手におしゃれなパーティーを…そんなとき、テーブルの上のおつまみは乾きモノばかりでは、どこか味気ないですよね。
せっかくのパーティーだから華やかに、それでいてウイスキーだからオトナの雰囲気を存分に出したい…そんな方にオススメなのがカナッペです。

クラッカーの上に様々な食材を乗せて、手にとって食べることができるため、お手軽だけど、カスタマイズでき、しかもオリジナリティーも出せます。
また、ウイスキーのおつまみといえば、そのウイスキーの味わいに応じて、辛いものや甘いものを使い分けることもポイントですが、カナッペならトッピングできる食材も幅広いので、どんなウイスキーでも器用に合わせることができます。

カナッペの上に載せる食材は様々です。
スモークサーモンやチーズ、生ハム、いくらなどなど、バリエーションが豊富ですし、最後にバジルソースやタバスコを少しかけると、味わいや香りにアクセントがついて、様々な味わいを楽しむことができます。

 

ウイスキーと他のお酒との違い

ウイスキーとは、蒸留酒の一種で、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化して発酵、蒸留したものです。
蒸留酒とは原料を酵母によってアルコール発酵させた酒(醸造酒)を蒸留したもので、スピリッツとも呼ばれます。

お酒にもいろいろな種類がありますが、バーボンはウイスキーの一種で、原料の穀物にトウモロコシを51%以上含まれたもので決められた製法で作られたものです。

スコッチもウイスキーの一種で、原料が100%大麦麦芽、決められた方法でスコットランドで作られたものがスコッチと呼ばれます。

ブランデーは果実酒から作られた蒸留酒です。
ウイスキーとは、ブランデーと違い、原料が穀物なのです。
ちなみにコニャックはブランデーの一種で、ブドウを原料に決められた方法でフランスのコニャック地方で作られたお酒のことです。

ウイスキーにもいろいろありますが、世界五大ウイスキーというのがあります。
世界五大ウイスキーとは、スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズの5つを指します。

美味しいウイスキーはこういう作り方で生まれる

ウイスキーが好きなら、作り方ぐらいは知っておきたいものです。
美味しいウイスキーの作り方を勉強しましょう。

まず原料は穀物です。
大麦麦芽だけを使うとモルト、トウモロコシやライ麦を使うとグレーンと呼ばれますが、大麦麦芽はどの場合でも使用します。

次に糖化させます。
発酵させた穀物を粉砕し、温かい水に浸すと穀物のデンプンが酵素によって分解され糖分を含む液体になります。

作るお酒によって方法は変わりますが、もろみを加えて蒸留させます。
蒸留とは、アルコールと水の沸点の違いを利用して加熱し、アルコール度数を高める工程です。
連続してもろみを入れる連続式蒸留と一回ずつもろみを入れる単式蒸留があります。

それから雑味を取って味を複雑かつまろやかにするために樽に詰めて寝かせます。

美味しいウイスキーの作り方は、穀物を糖分に変える酵素の発生にかかります。
ワインの原料のブドウはもともと糖分が多いのでアルコールを作りやすいのですが、穀物は糖分が少ないので大麦麦芽を入れないとアルコールになりにくいのです。

美味しいウイスキーの作り方、お分かりいただけたでしょうか。

 

若い人にウイスキーが人気になった理由

若い人たちの間で流行っているお酒といえば、以前はカクテルなどの甘めのお酒だったようです。
ですが、最近はウイスキーを飲む若い人たちが増えてきているそうですね。
確かに創作居酒屋やダイニングバーにはウイスキーの種類が増えてきていますし、若い人たちが飲んでいる姿もよく見かけます。

以前はウイスキーといえば年齢を重ねた大人が飲む渋いお酒、というイメージがあったのですが、最近はカジュアルな楽しみ方が増えてきています。
テレビコマーシャルの影響なのか、ハイボールの人気が高まったということが原因のひとつとして挙げられるでしょう。
居酒屋ではコークハイボールやジンジャーハイボール、アップルハイボールなど、様々な味のハイボールがメニューに並んでいます。

確かにストレートやハーフロックなどでは、若い人たちの間にこれ程までにウイスキーブームは訪れなかった事でしょう。
昨今のこの人気の高さは、ハイボール人気が一役を担っているといえます。

 

安いけど満足するウイスキーとは?

美味しいウイスキーを飲みたい、でも安い方がありがたいですよね。

安くて美味しいウイスキーとして名前がよく挙がるのは、ジョニーウォーカー・ブラックですね。
発売当初は高級ウイスキーの代表とされていましたが、現在では700mlボトルで2000円ほどの値段で買うことが出来ます。
品質は高級ウイスキーのころのままということで、押さえておきたいウイスキーです。

日本の銘柄でおすすめしたいのがサントリー・オールドですね。
700mlで2000円以下で購入することが出来るので、お求めやすいのではないでしょうか。
味わいも発売当初の味を楽しむことが出来ます。

アメリカ産ウイスキーでは、ジャックダニエルに注目したいですね。
こちらもネットショッピングでは700mlで2000円台とお求めやすい価格で販売されています。

代表的なウイスキーとして3つ取り上げましたが、いずれも比較的手ごろな価格でありながら、有名な銘柄でかつ満足できる美味しいお酒というのが嬉しいですよね。

ウイスキー好きも満足できる工場見学

お酒を造っている工場では、工場見学などの体験ができるところも多いですね。
日本酒やビールの工場である場合が多いですが、ウイスキーも工場見学ができるところもあるそうです。
ウイスキーが特別好きなわけではないという方でも知っている日本のメーカーである、山崎や白州では工場見学をすることができるのです。

ウイスキーを愛してやまないという方にとっては、工場を見学してどういう風にお酒が作られているのかということはとても興味があることでしょう。
ましてや、日本のウイスキーで最高峰といわれている山崎の工場を見学できれば、普段から飲んでいるお酒の味もまた格別なものにかわります。
好きな方でしたら一回は行っておきたいものです。

また工場では、販売されていない限定物を飲むことができたり、原酒を試飲させていただくことができるそうです。
普段からウイスキーを楽しんでいる方であっても飲んだ事がないものを飲める、またとないチャンスです。
興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。

 

ウイスキーは低カロリーかつ糖質ゼロ!

お酒はカロリーが高い…そう言われていますが、ウイスキーの場合は実はその製造方法ゆえに、カロリーを低く押さえることができます。

ウイスキーはそもそも蒸留酒と呼ばれるジャンルに属しています。
お酒は大きく分ければウイスキーのような蒸留酒と、日本酒に代表される醸造酒の2つに分けることができます。
蒸留酒は発酵したお酒をさらに蒸留することによって作られます。
発酵したものがそのままお酒となる醸造酒は、デンプンが元になる糖質を多く含みます。
そのため、日本酒などの醸造酒はどうしてもカロリーが高くなり、また糖質もアップしてしまうのです。

その一方でウイスキーは蒸留酒です。
蒸留酒は蒸留という過程の中で糖質を含まなくなります。
それだけカロリーが低く抑えられる上に、蒸留酒のカロリーは太りにくいという特徴もあります。
糖質が気になるという方も多いかと思いますが、ウイスキーは飲み過ぎにはもちろん注意が必要ですが、身体にも優しいお酒なのです。

 

ウイスキーはビールよりも低カロリー

ウイスキーって飲み過ぎると太るんじゃないか…そんなイメージが強いかもしれません。
確かに、ウイスキーに合うおつまみといえば、チョコレートやチーズやアイスクリーム…何だかカロリーが高そうな食べ物ばかり。
おつまみのカロリーが高いために、飲み過ぎると太るというイメージにつながっているのかもしれません。

しかし、ウイスキーは意外とカロリーが低い飲み物なのです。
いや、むしろカロリーを低く押さえることができる飲み物といった方が正しいでしょうか。

例えばビールは350mlサイズ1本であれば140Kcalですが、ウイスキーはシングルであれは30mlで71Kcalとなります。
こう見ると、ビールの方がカロリーが低く感じるかもしれません。
確かに、100ml当たりに換算すれば、ウイスキーは200Kcalを超えてしまい、その値はビールをはるかに上回ってしまいます。

しかし、一度に飲む量を考えると、ビールはグビッと一気に大量摂取してしまいがちですが、ウイスキーはあまり一度に大量には飲めないでしょう。
一度の飲酒量に換算すれば、ウイスキーはビールに比べてカロリーを抑えられるのです。

 

そもそもウイスキーのソーダ割を「ハイボール」って言うの?

飲み口がとても爽やかで、今、非常に人気があるのがハイボールでしょう。
今までは居酒屋などお酒を飲む場面では「とりあえずビール」と、まずはビールで喉を潤していた方の中には、最近では「一杯目はハイボール」とシフトした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ウイスキーをソーダで割り、レモンやシークァーサー、すだちなどを加えても美味しく、しかも爽やかに味わえます。

そんなハイボールですが、そもそもなぜ「ハイボール」というのでしょうか?
直訳すれば「高い球」となりますが、それには諸説あるとされています。

とりわけ有名なのが、まさに高く打ち上がったゴルフボールを由来とするものです。
イギリスの紳士がゴルフをラウンドし、ちょっと休憩しているときのこと。
ウイスキーをソーダで割るという、当時では誰もしたことのないウイスキーの飲み方をしていました。
ゴルフのラウンド中では、このすっきりした味わいが心地よかったのでしょう。
そこへ誰かが高く打ち上げたボールが飛んできて、これこそ「ハイボール」だと言ったとか。

 

ウイスキーにはポリフェノールが含まれている

最近では、メタボリックシンドロームや肥満を指摘される方が増えています。
そんな方でもお酒が好きな方はどうしても飲みたい…そんな気分になるでしょう。

実はウイスキーは健康診断で気になる項目でもある血糖値や尿酸値があまり上がらないお酒なのです。
だからといって、ウイスキーを大量に飲んでも大丈夫かといえば、そんなことはありませんが、適量ならばお酒を健康的に楽しめるお酒なのです。

血糖値や尿酸値が上がってしまうと、糖尿病や痛風を引き起こす可能性も高めてしまいます。
それらの値を下げる効果があるとして注目されている成分がポリフェノールです。
ウイスキーを作る際には樫の木の樽の中で熟成する必要があるのですが、この樫の木からたくさんのポリフェノールがウイスキーへと溶けだしていきます。
ポリフェノールがウイスキー独特の色合いを引き出してくれるのです。

ポリフェノールは血糖値が上がるのを抑えるだけでなく、プリン体も抑制する効果があります。
つまり適量ならば、糖尿病などの予防を、お酒を楽しみながら実践出来るのです。

 

大容量のペットボトルウイスキーでお得に晩酌!おすすめ銘柄3選

ウイスキーは最近のハイボール人気に伴って若者にも非常に身近な存在になってきました。ドラマでウイスキーを飲んでいるシーンを良く見掛けたりします。
そんなウイスキーは独特の形をしたガラス瓶に入っているイメージが強いですが、ウイスキー人気が高まるにつれ大容量ペットボトル入りのものが販売されるようになってきました。スーパーやリカーショップで見かけたことがある方も多いかと思います。
「大容量のペットボトル入りのウイスキーなんて、安物で美味しくないのでは?」と思うかもしれませんが、意外と有名なウイスキーも大容量ペットボトル化されているので、お得に買うことが出来ます。

<h3>おすすめのペットボトルウイスキー</h3>
例えばおすすめはブラックニッカ。
クセが無いのでどんな飲み方にも合いますし、コストパフォーマンスがとても高い銘柄で、Amazonでも一番売れている大容量ボトルです。
4L入りのペットボトルで、価格は3,800円ほど。一杯40ml程度だとすると、38円で飲めます。
通常のブラックニッカ700ml瓶でも1,000円ほどなので、一杯あたり57円。かなりお得なのが分かると思います。

またスコッチウイスキーが好きなら、ホワイトホースの4Lペットボトルがおすすめ。
スコッチらしいしっかりした味と香りが楽しめます。こちらは4Lで5,500円ほどなので、一杯あたり55円です。

またコスパ面では弱いですが、味でいえばサントリーの角瓶4Lボトルもおすすめです。
ブレンデッドらしいバランスの良いウイスキーなので、どんな飲み方でも美味しくいただけます。
こちらは一杯あたり71円と、ブラックニッカと比べると少し高めです。

<h3>瓶に移しかえれば雰囲気も◎</h3>
ペットボトルではどうしてもウイスキーの雰囲気が出ない、という方は一本ガラス瓶を購入して詰め替えて飲めばOKです。
雰囲気だけでなく、重量があって注ぎにくいのと、何度も開け閉めすることで空気に触れてしまうのを防ぐ効果もあります。
また通常の700mlサイズに移しかえれば、そのまま冷凍庫に入れてキンキンに冷やすこともできます。

4Lだと飲みきるのに日にちがかかると思いますが、保存するときにも気を付けてください。
直射日光があたらない、涼しい場所で保存するようにしましょう。

 

辛めのウイスキーに合うのは辛めのおつまみ

辛口のウイスキーには、やはり同じように辛口の味わいのおつまみがピッタリ合います。
辛口もしくは塩気のある味わいがウイスキーの辛さや旨味、香りと見事にマッチングするのです。

例えば、生ハムは独特の塩気が辛口のウイスキーによく合います。
また、冬場であれば、旬を迎えている牡蠣もオススメです。
牡蠣はもちろん生牡蠣でもかまいません。
磯の香りとともに、口の中に広がる塩気がウイスキーの味わいを引き立ててくれます。
もちろん燻製にしても美味しく、その独特の風味が見事にマッチングし、お酒が進むことでしょう。

また、ビーフジャーキーもオススメのおつまみの1つ。
噛みごたえがあり、噛めば噛むほどに味わいが増し、さらにほどよい辛さも口の中にいっぱいに広がっていくのがビーフジャーキーの大きな特徴です。
ビーフジャーキーを片手にゆっくりとくつろぎながら、ちょっと辛めのウイスキーを味わうというのも、大人の楽しみでしょう。
塩気のあるチーズなどとともにバラエティー豊富に楽しみたいものです。

 

ウイスキーはあのペリーが持ってきた!

ウイスキーは非常に長い歴史とともに多くの方々に愛されてきたお酒です。
バーボンやスコッチなど世界には名だたるウイスキーの銘酒が数多くあります。

そもそもウイスキーはヨーロッパを中心に広がっていたお酒で、日本に初めて伝わったのは、なんと江戸時代の終わりごろに浦賀に来航したペリーでした。
それまで鎖国によって、海外との交易をほとんど行っていなかった日本に一気に国際化の波が訪れたときでもありました。
そのペリーが日本に来た際に、スコッチウイスキーやバーボンウイスキーといった、今では誰でも耳にしたことがある銘柄を持ってきたのです。

その後、日本でもウイスキーの輸入が始まり、徐々にその存在が一般にも広まっていきました。
文明開化、そして日本の西洋化…今の世の中に至るまでの基盤の1つにウイスキーはあったのです。
ただし、当時はまだ今では主流となり、世界にも名だたる存在になっているジャパニーズウイスキーを作るまでにはならず、それにはもうしばらくの歳月が必要となったようです。

 

ジャック・ダニエルというウイスキー

歴史もあり、知名度も高い割りにあまり出回っていないウイスキーの中に、ジャック・ダニエルも含まれていると思いませんか?
ジャック・ダニエルといえばおそらくほとんどの方が耳にしたことがあるであろう名前ですが、実際に居酒屋やダイニングバーに行っても、主力商品としているところはあまりありません。

ジャック・ダニエルは20世紀初頭に、かなりの知名度を誇っていたウイスキーの種類なのだそうです。
ですがその後、ご存知の通り、アメリカでは禁酒法という法律が制定され、アメリカ国内での酒類の製造、販売は全面的に禁止されてしまいました。
そして、禁酒法が無くなった現在でも、ジャック・ダニエルの蒸留所があるムーア郡は、禁酒郡になっているそうで、大量の酒類の製造が認められていないそうです。

日本でジャック・ダニエルが飲めるということを考えれば、おそらく輸出用としては認められているということなのでしょうが、出回っている数が少ないために、あまり一般的に提供されてはいないのでしょう。
味も香りも良いウイスキーが、どこででも楽しむことができないというのは悲しいことですね。

 

日本のウイスキーが世界に…その歴史

ウイスキーが初めて日本に伝来したのは1853年のこと。
それをきっかけにして、明治維新後、日本が一気に西洋化していった1871年に初めて輸入されるようになりました。
しかし、まだまだウイスキーというお酒が認知されず、なかなか世の中には広まっていきませんでした。

そんな中、国産のウイスキーが誕生したのは1923年です、
日本で初めてのウイスキー蒸留所が京都西部、大阪府との府境付近にある山崎という小さな町で作られました。
山崎…今ではウイスキーの代名詞ともいえる名前ですが、国産ウイスキーの原点がここにあったのです。

1929年に初めての国産ウイスキーが発売され、第二次世界大戦後、急速に西洋化が加速し、食生活にもそれがどんどん波及するとともに、ウイスキーはより身近なリキュールとなっていきました。
今では、スコッチやアイリッシュなどとともにジャパニーズウイスキーは世界的にも有名になり、5本の指に入るほどにまで、その品質は知られることとなったのです。