いざ、第16回浅間高原雪合戦大会へ

「こんなん企画あるみたいですけど、参加してみませんか」

友達がLINEで送ってくれたURLを確認すると目に飛び込んできたのが

「浅間高原雪合戦大会」

雪合戦大会・・・そんなのあるんですね。
でもアラフォーの私がメンバーで戦えるのか、体力的に不安もあります。

ルールや注意点を抜粋すると
・参加者は7人からOK
・参加費1チーム20,000円
・2セット先取の3セットマッチ
・1セットで使える雪玉は90個(事前に作る、競技中に作ったら失格!)
・雪玉が当たったらアウト。フィールドから退場する。
・3分間で生き残った人数が多いチームの勝ち
・相手フィールドにある旗を引っこ抜いたら人数に関係なく勝ち(逆転も狙える)

こんな感じです。

一度しかない人生、雪合戦大会に参加せずにいまわの際を迎えたくないので行ってきました、浅間高原。

金曜の夜、仕事終わりに東京~軽井沢までビールとホワイトボード片手に新幹線内で作戦会議。
どうやらyoutubeの決勝動画を見ると、いかにセンターラインに設置された防御壁(雪玉を避ける壁がいくつかある)を占領できるかが勝負みたいです。
試合開始と同時にセンターライン際での熱い攻防が繰り広げられていました。

こんな感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=rwNhhnI6I-A

結構すごい迫力です、大丈夫でしょうか?

 

でも参加した感想は、めちゃくちゃ楽しかったです!!

サバイバルゲームに似た緊張感がありますが、思いっきり体を使ったバトルなので、

サバゲーよりアドレナリンがドバドバでます!

雪玉を当てた時の快感、そして当たってしまったときの痛さと恥ずかしさ。

一度体験してみたらクセになりますよ。

仲間との絆もグッと深まります。また是非参加したいです。

 

追記、第18回も参加しちゃいました

2018年、またまた浅間高原雪合戦大会に行ってきました。第18回大会です。
今年は「アンカンミンカン」という地元出身の二人組のお笑い芸人が司会をやってくれていました。
去年2017年大会からやってくれてるみたいです。
さすが話し慣れていてチョイチョイ笑いを挟む名司会でした。

スキンヘッド風の運営の方が壇上で挨拶する際には、
「まぶしいって言わないように!!」とか、

司会中にマイクがハウリングを起こして聞こえにくくなったときには、
「運営の方が知らんぷりしてるみたいなんで、このまま続けます!!」とか、

退屈になりがちな開会式を笑いで盛り上げてくれていました。
ちなみに雪合戦大会にはアンカンミンカンチームも出場してました。
ゆるきゃらの「ぐんまちゃん」「にゃがのはら」の姿もあって、2年前よりずいぶんと賑やかになってます。

2年ぶりで色々と思い出したこと

2年振りの参加でルールをかなり忘れてました。
これ忘れてちゃダメだろって思ったことは以下のとおりです。(忘れてたんですが)

雪玉作りがしんどい

巨大なタコ焼き機みたいな器具を使って制限時間以内に、雪玉を270個作ります。

これが時間がシビアで、しかもキツイ!

①巨大タコ焼き機下段に雪を乗せ、まんべんなくスコップで叩く。

②巨大タコ焼き機上段をそこに被せて、丸くなるまで何度もガシガシガシガシ!と叩く。

この流れですが、体中が痛くなるくらい重労働です。本気でやらないと270個作れないです。

雪玉に当たると痛い

上記レシピで作った雪玉は、かなり固く仕上がります。

雪玉というより、雪ボール、です。

前回参加したときは頭に喰らって、しばらく頭がクラクラしました(ヘルメット被ってたのに)

そして今回は股間にヒット。

しばらく中腰から戻れずチームメイトから腰を叩いてもらいました。相手チームの方からも心配していただきました。

オフェンスは自陣の後ろの方に入れない

予めメンバー表でオフェンスとディフェンスを決めて、それぞれ決まったゼッケンを着て試合をします。
オフェンスゼッケンを来てる人が自陣のディフェンスエリアに入ると、その時点でアウトになるので注意です。

バックラインを踏んだ状態でスタート

踏んでないと「早く踏んで!」と審判に怒られます。
雪玉を2つ持って、バックライン上で待機しましょう。

オフェンスへの雪玉補充が超重要

前述のとおり、オフェンスは全雪玉がストックしてある自陣のディフェンスエリアに入れません。
なのでディフェンスが雪玉をオフェンスに渡さないと、前方がすぐ玉切れになります。
私は飛んでくる雪玉が恐かったので、バリケードに隠れながら雪玉を前方に転がしていましたが、上位チームは堂々と持ち歩いて運んでいました。
そして受け取った雪玉はバリケードの上にきれいに並べてストックしていました。
確かにディフェンスまで下がってる人を当てるのは至難のワザで、怯える必要はなかったと反省。
転がすと雪玉が割れたり、地面の雪にまみれて分からなくなったりしますが、それも防げますからね。

得失点差がある

予選リーグから勝ち上がるためには得失点差も無視できません。
勝率で並んだ場合は、得失点差で勝敗が決まります。
自分5人残り、相手3人残りでタイムアップした場合、5-3で勝ち。
相手を全滅させたる、相手のフラッグを取る、相手が反則負けをする、は10-0で勝ち。
私達のチームは勝敗だけに注目して、負けそうになると全員で特攻し、結果全滅で10-0の試合が多かったです。
でも得失点差を考えると、全滅で負けるよりは、時間切れで負けた方が10-0にならないので、負けがほぼ決まってても最後までねばる作戦もありだと思いました。

ついついやりがちな反則

前回もかなり反則アウトを取られましたが、今回もかなりやっちゃいました。
やりがちな反則は以下の通りです。

アウトになった人がアドバイスする

アウトになった人はフィールドの外の「アウト用エリア」で待機することになります。
ついつい普通のスポーツみたく声掛け、応援、アドバイスしたくなりますが、雪合戦大会でそれができるのは監督だけです。
アウトになったプレーヤーが声出しすると審判から注意されて恥ずかしい思いをします。

相手の陣地に4人目が入る

三位決定戦のチームもやってしまってた反則です。
それくらい追い込まれると旗を取るのに必死になってやってしまいがちなプレーなんです。
当てられた人も外に出るまでカウントされるので、波状攻撃をする場合、当てられたらすぐに外に出ましょう。
相手エリアに自チームメンバーが3人いる状態で、4人目が足を踏み入れた時点で10-0の負け扱いになります。

玉を両手で握る

雪玉を投げるときに、無意識にやってしまいがちなのがこれ。
フィールド状では雪玉を作っているように見えるこの動作はすぐ反則アウトになります。
手にとった雪玉がくずれそうだと、つい握って固めたくなりますが、やった瞬間アウトです。

ラインの外に出る

雪玉を必死に避けたときにやりがちです。
せっかく雪玉をよけても、足がラインの外に出てたらアウトです。
オフェンスの人はバックラインより下がってしまってもアウトです。

欠けた雪玉を投げる

雪玉が欠けるのはよくあることですが、欠けて大きさが2/3以下になった雪玉を投げたらアウト。
審判が空中に投げられた玉を見て、小さすぎると判断されたらアウトになってしまいます。

雪玉を上から手渡す

雪玉を手渡す際も注意が必要で、渡し手が「上から」、受け手が「下から」雪玉を受け渡すとアウトになります。
リレーのバトンを渡すときのようなイメージで渡すとアウトです。
上から雪玉を手に当てた、と判断されるからです。
雪玉を受け渡すときは、渡し手が下から、受け手が上からヒョイと拾い上げるようにしましょう。

こういったプレーでアウトになることが多いので気をつけましょう。
せっかくアウトになるんだったら、せめて雪玉に当たってアウトになりたいですよね。

オマケ:お楽しみ抽選会がアツい

雪合戦大会は、恐らく全チーム何かしら当たるお楽しみ抽選会があります。
赤いきつね1箱、ポカリスエット1箱セットみたいのが普通に当たります。
1等は確か家電とかもらってました。
これも例のアンカンミンカンが盛り上げてくれてて、楽しかったです。