函館駅にあるバー「杉の子」に行ってきました。
感想と特徴は
・歴史あるアットホームなバー
・酒の種類が豊富、しかも安い
・分厚いパンが食べられる
・BGMは昭和のナツメロ
です。

歴史あるアットホームなバー
昔から愛され続けている函館のバー「杉の子」、創業は1958年の老舗です。
こちら小説にも登場したことがあるお店だとか。
店内は明るい照明で、肩肘張らずに居られるような、アットホームでホッとする雰囲気です。
雪が降る函館の夜に入ったときは、外の寒さとのギャップで涙ぐんでしまいましたw
2階には大人数が入れる個室やソファスペースもあって座席数が多いので、満席で入れないことはあまりないと思います。
(ちなみに2階から店員さんを呼ぶときは、楽器のトライアングルを「チーン!!」と鳴らすのが杉の子スタイルですw)
常連さんや我々みたいな旅行客など、本当にたくさんの人たちが集まって、杉の子らしい空気が出来上がっているように感じます。

酒の種類が豊富、しかも安い
杉の子はスピリッツもカクテルもたくさん種類があります。
メニューが厚めなのはお酒の種類が多いからです。
杉の子を代表するカクテルが、赤い「海峡の光」と青い「海炭市叙景」。
そして忘れちゃいけないのが、創業当初からある「ラムハイボール」、なんと一杯250円です。
チャージも無いため、ラムハイボール一杯だけ飲んで帰られるご常連さんもいるとかw
また東京ではあまり見られないレアな銘柄のスコッチがあったりして、家庭的なのに油断できないバーです。
しかもラムハイボールじゃありませんが、全体的に安くて驚きます。
東京のバーと比べると30%~50%くらい安いんじゃないでしょうか。
50%って半額ですからね。たくさん飲んでもへっちゃらですね。

分厚いパンが食べられる
おつまみはチーズやナッツなど乾き物中心です。
ただ、分厚いの食パンのピザトーストなど意外としっかりと食べられるものもあります。

BGMは昭和のナツメロ
杉の子のポリシーなのか、BGMはいつも昭和のナツメロです。
ナツメロといっても幅があると思いますが、1970年代ヒットチャートって感じで、ターゲットは50代から60代くらいだと思います。
一緒に行った60歳の方が「この選曲いいね~もろ世代だよ。懐かしい・・・」と感慨深そうでした。
昔ながらのバーがそのまま残っているようで、なんだかタイムスリップした気持ちになりました。