大森町駅前にある人気の蕎麦屋「もりいろ」に行ってきました。
感想と特徴は
・キレイで落ち着いた雰囲気
・種類は多くないが、こだわりの日本酒が飲める
・つまみなら「レバーの油漬」「味噌焼き」「玉子焼き」
・天ぷらなら「ホタテ」が絶品
・締めの蕎麦は「せいろ」がおすすめ
・やっぱり値段は高め
です。

キレイで落ち着いた雰囲気
もりいろは大森町駅の雰囲気には似つかわしくない程、キレイで落ち着いたお蕎麦屋さんです。
店内は明るいブラウンを基調としてて、木と自然を感じる作りになっています。
静かで落ち着いていて、高級蕎麦屋さんの雰囲気を醸しだしています。
つい大森町にいることを忘れてしまいそうになります。

種類は多くないが、こだわりの日本酒が飲める
もりいろには種類は多くないながらも、その辺の居酒屋には置いてないような日本酒が飲めます。
料理にも言えることですが、一品一品丁寧に選んでお客さんに提供しているのが伝わってきます。
通常のメニューに乗ってない、限定の日本酒メニューがあったりするとチェックしてしまいますね。
限定の場合、だいたいが一合1,000円以上と高めの値段にはなりますが、つい味見したくなります。
個人的には常時「新政」のラピスとエクリュを置いてくれているのがとても嬉しいです。

つまみなら「レバーの油漬」「味噌焼き」「玉子焼き」
蕎麦屋のつまみをつつきながら、昼から日本酒を飲む。日本人に生まれて良かったと感じる最高の贅沢です。
もりいろのつまみはどれも手が込んでいて美味しいです。
中でもおすすめなのは「レバーの油漬」「味噌焼き」「玉子焼き」。
レバーの油漬は蕎麦屋らしからぬメニューですが、しっとりトロトロしていて、まるでレバ刺しのように濃厚で甘いです。
味噌焼きは大葉の香りが心地よくて、箸の先でつまんでチビチビ食べると日本酒がどんどん進みます。
玉子焼きは出汁が効いていて味付けはあっさりめで、フワトロの絶妙な焼き加減です。
どれも素朴な料理なだけに、手が込んでいるのがすごく伝わってきます。

天ぷらなら「ホタテ」が絶品
天ぷらを食べるなら是非「ホタテ」を試してほしいですね。
大振りのホタテを贅沢に天ぷらにしたもので、外はサクサク、中のホタテは半生です。
ホタテの断面をみると、キレイな肌色をしていて食欲をそそります。
塩で食べるとホタテの甘みが口一杯に広がって、たまりません。
せいろとセットにも出来るので、後半に追加して是非食べてみてほしいです。

締めの蕎麦は「せいろ」がおすすめ
蕎麦は2種類から選べて、両方とも半分ずつ食べられるセットもあります。
温かいのと冷たいのがありますが、おすすめなのは冷たい「せいろ」で2種類食べられるセットです。
蕎麦との相性もあるでしょうが、一度細い蕎麦を温かくして食べたらネチャっと歯にくっつく食感でイマイチだったことがあったからです。
「せいろ」では失敗したことが一度もないので、やはり冷たい方がおすすめです。

やっぱり値段は高め
もりいろは普通の蕎麦屋より少し高め設定なので、お酒も頼むと会計が結構いきます。
つまみを3品、日本酒3合、締めにお蕎麦で大体一人5,000円弱です。
他のめん類と比べると蕎麦ってなんであんなに高いんでしょうね・・・。
週末のお昼をゆったりとほろ酔いで過ごす、たまの贅沢に使うのが良い思います。