マザー牧場に東京湾フェリーで行ってきました。
当然いつでもお酒が飲めるよう、使ったのは全て公共交通機関です。
久里浜駅→(バス10分、200円)→久里浜港→(フェリー40分、720円)→金谷港→(徒歩10分)→浜金谷駅→(電車15分、240円)→佐貫町駅→(バス30分、480円)→マザー牧場→(バス30分、700円)→君津駅
といったルートで行ってきました。
久里浜駅からの合計所要時間は105分、金額は1,540円ですね。
とはいえ、金谷港から先は自然が豊かですばらしいといいますか、のどかといいますか・・・公共交通機関の待ち時間がエグイ場合があるので注意が必要でした。
フェリーでマザー牧場に行った感想は
・フェリー自体が楽しい
・電車とバスの時間に注意!
・マザー牧場のソーセージとビールが絶品
・牛かわいいよ、牛
・帰りのバスは早めに並んだ方が良い
です。
フェリー自体が楽しい
初めて交通手段としてフェリーを使いましたが、東京湾フェリー楽しい!
ぼくは今まで乗ったことのある移動手段としての船が、横浜のシーバスだけだったので、そんなサイズ間を想像していたのですが、もう全然違う。
客船って感じで中は広々。
その広々感は、まるでちょっと良いレストランクラスです。
広々としたソファ&テーブルもあります。
早い者勝ちなので、早めにフェリーに乗り込んでおくと良い席が取れます。
といってもお盆時期でしたが、(お盆時期だったから?)スペース的には結構余裕がありました。
そしてテンションが上がるのが、中に売店があるところ。
広々としたソファに腰掛け、一面に広がる海の景色を眺めながら、いわしバーグと横須賀カレーパンをつまみにエビスビールを飲む。
くぅ~たまりませんね、これは!
こんなアミューズメント性が高い移動手段だったとは、フェリー、あなどっていました。
移動時間自体を楽しむという逆転の発想です。
フェリーを追いかけるように空を飛ぶウミネコ。
どこまでも広がる海。
これをゆっくりと楽しみながら酒を飲める。なんという贅沢か。
かっぱえびせんを購入してウミネコに餌やりしている人が何人かいらっしゃいました。
こどもは大はしゃぎでウミネコと戯れています。
これは家族連れにもおすすめですね。
そしてウミネコがフェリーを追いかけて飛んでる理由もお菓子目当てですね(笑)
先日バンキシャで放送してましたが、今フェリー旅行がまた人気を取り戻してきているらしいです。
うーん、人気の理由、分かった気がします。
福沢アナ「スポーツもスローモーションにして初めて見えるものがあります。移動時間もゆっくりにすると新しい発見があるのでしょうね」
良いこと言うなぁって感じました。
あっという間の40分間でした。また乗りたいです。
電車とバスの時間に注意!
千葉県の金谷港に着いた後ですね。
フェリーは車と一緒に乗っている人、自転車と一緒に乗っている人がかなりの数いました。
そんな皆さんは金谷港からスイスイっと自由に行動できますが、ぼくはそうはいきません。
金谷港から10分ほど歩くと、味のある雰囲気の駅「浜金谷駅」があります。
時刻表を見てびっくり、電車なのに1時間に1本しかありません。
うっかり逆方面の電車に乗ろうものなら、もうゲームセットレベルです。
駅の周りは何もないので、うっかり早く着いてしまうとただ駅で時間をつぶすしかありません。
事前に乗れそうな電車の時間を調べておいて、金谷港の周辺で海産物を食べて時間調節するのがおすすめです。
金谷港の周りには、そんなに数はありませんが、寿司屋さん、定食屋さん、浜焼き屋さんなど海産物を食べさせてくれる所がいくつかあります。
ぼくは回転寿司に入りましたが、アジが絶品でした!
あと浜焼き屋さんがすごい人気で、整理券制でした。
入れますか?って聞いたところ「次の開始時間(時間交代制?)だと1時間後になってしまいます・・・」と言われて諦めました。
なんかバイキング方式っぽくて楽しそうでした。
次回チャレンジしたいですね。
話が食べ物にそれましたが、金谷港周辺はそんな感じで時間調節できますが、浜金谷駅から電車に乗った先、「佐貫駅」でも同様の問題がおこります。
マザー牧場まで行くバスも1時間に1本です。
そして佐貫駅周辺も大自然に囲まれています。
なので、あらかじめ時間を調べて・・・って言ってもそもそも浜金谷駅の電車が1時間に1本なので調節のしようがありません。
ぼくは佐貫駅に到着してから30分ほど待ちました。
まぁ「何もないなぁ・・・」っていう景色も贅沢なものなので、せっかくなのでゆっくりと過ぎる時間を楽しむといいと思います。
あと出発30分前なのにもうバスが停まってました。
でも無人なので空調は効いてません(笑)
ちなみにバスが1時間に1本の理由も無理からぬことで、
佐貫駅からマザー牧場行きのバスに乗ったのはぼくを含めて2組4人です。
ガラガラの貸し切り状態。
早く並ばないと座れないと心配する必要はありません。
バスの中にも貼り紙で「地元の方のバス利用」を促していました。
結構な経営難のようです・・・。
あとバスがかなりの山道を走ります。
かなり左右に振られるので、車酔い注意です。
立ちのりの心配はなさそうですが、座っててもしっかりと何かにつかまってた方がいいですね。
マザー牧場のソーセージとビールが絶品
そしてマザー牧場に到着です。
マザー牧場は山の上にある牧場なので、園内を歩くと軽い登山になります。
結構なこう配をあがりきったところには、小さな遊園地と広々とした牧場が広がっていて、眼下には山ならではの景色。
そこで食べるソーセージとビールが本当に旨かった!
ソーセージは3種類ありまして、どれもジューシーで旨いです。
1本500円、3種セットで1,300円です。
3種セットで食べ比べるのがおすすめ。
ケチャップとマスタードがセルフサービスでありますが、ケチャップはむしろ邪魔ですね。
マスタードのみ付けて食べた方が肉の味が楽しめます。
ちなみにその店の1番人気は「ラムチョップ」でしたが、ちょっとクセがあるのでラム肉のあの匂いが苦手な人は気を付けてください。
バンジージャンプをする人を眺めながら、ソーセージとビールをウマウマするのはマザー牧場ならではの贅沢な時間です。
ちなみにソフトクリームも濃厚で美味しいので、スイーツ好きなら是非。
牛かわいいよ、牛
マザー牧場といえば、「乳搾り体験」は外せません。
あと「子豚レース」ってのもありますが、豚が臭すぎでテンションが下がったので観ませんでした・・・
あんな強烈な臭いは久しぶりで、頭がクラクラして、若干トラウマになるレベルです。
だからなのか、大人しくつぶらな瞳の牛さんに心奪われる乳搾り体験ができました。
乳搾り体験は牛さん2頭で取り行われます。
牛さん2頭に対して、人間様は2列・・・ではなく4列で並びます。
これは1頭の牛さんのお乳を左右から絞るためです!
牛さんのお尻の方から並び、絞り終わった人は前に流れていく、という導線ですね。
しぼるときのコツは「親指と人差し指で輪っかを作り、」「それをお乳にはめて、中指→薬指→小指の順番で握ること」だそうです。
ぼくの牛さんは結構強めに握らないと、お乳が出ませんでした。
牛さんによるのか、そんなものなのか・・・でも対面の子どもでも楽そうに絞れてたので、お乳にもよるのかもです。
皆さん1分ほど絞って、スマホで牛さんと記念撮影して帰っていきます。
ちなみに牛さんのしっぽが上がったらトイレの合図らしく、その際は注意です。
牛さんから離れないと爆撃を喰らいます。
牛さんのお乳はとても柔らかく、大人しく、つぶらな瞳でした。
そんな牛さんを食べてしまう人間の罪深さを感じました。
その日の夜は牛さんに感謝しつつ、ステーキをたらふく食べました。牛さんありがとう。
帰りのバスは早めに並んだ方が良い
マザー牧場からバスで帰るには行きで使った「佐貫町駅行き」、そして「君津駅行き」の2ルートがあります。
佐貫町駅のバスはガラガラでしたが、君津駅行きのバスは満員でした。
バスの出発15分前に並んだので座れましたが、後から来た方は立ち乗りです。
山道を30分、かなり揺れるので、立ち乗りはかなり苦しそうでした。
特にお子さんがいる場合なんかは、早めに並んで座れるようにした方がおすすめです。