涼しい寝具の選び方について

涼しい寝具は、節電への関心の高まりから注目されるようになっています。
寝汗をすぐ吸収し、しかも速乾性がある特殊な繊維を使っているため、ひんやりとした冷感が持続し、朝まで快適に眠れるのです。

けれども、涼しい寝具はいろいろあるので選び方が難しいですよね。
主な違いは、使用している繊維です。
繊維の違いにより、価格や使用感覚が異なってきます。
ですから、繊維をチェックすることが有効な選び方になります。
一般的なのがバイル地です。
価格も安く、吸水性が高いので快適です。
新しい吸水速乾性繊維、クールプラス、ペアクールなども人気です。
これらはバイルより高価で、吸水性が劣る場合がありますが、乾きがとても速く、クール感を持続できます。
洗濯しても乾きやすい点も便利です。
マイクロチップ入り繊維アウトラストも注目されています。

自分に効果的な涼しい寝具の選び方は、直接店頭でチェックするのが一番です。
ネットで購入する場合は、口コミを参照してください。

 

どんな種類の涼しい寝具があるの?

涼しい寝具にはいろいろな種類のものがありますが、定番は敷布団でしょう。

初めに登場した涼しい寝具は、ジェルマットです。
ただし、ジェルマットは時間が経つと体温で温まるので、あまり効果がありません。
眠る前にエアコンで十分に冷やしておかなくてはいけないので、節電効果もあまり期待できません。

いくつか種類のある涼しい寝具の中でも、ジェルマット湿度の高い日本にはあまり向かないということで次に登場したのが、ベッドパッドです。
この種類の涼しい寝具は、繊維を工夫して、高吸水速乾性を持たせてあるので、日本の蒸し暑い夏でも快適に過ごせます。
使用している繊維の種類がたくさんあり、それぞれに特徴があるので、実際に使用感を確認してから購入することをお勧めします。

最近注目されているのが、送風ファンがついていて熱をこもらないようにしてある送風敷き布団です。
ただし、送風のための電気代がかかるし、そのための騒音も発生するという難点もあります。

 

涼しい寝具の口コミ評価は

涼しい寝具にはいろいろありますが、口コミ評価は総じてよいようです。
節電と快適な睡眠を両立させるためには、日本の夏には涼しい寝具を欠かすことはできないということのようですね。

口コミ評価をみてみると、日本の夏に適した涼しい寝具は、高い吸水性と速乾性を持つベッドパッドのようです。
高吸水性と速乾性を持つ繊維として、いろいろな素材のものがあります。
中にはNASAで開発されたというマイクロチップを使用している新素材繊維もあります。
新素材だけでなく、従来からあるバイル地も、吸水性と速乾性のある繊維として人気です。
しかも、低価格というのがうれしいですね。
ただし、バイル地はタオルですので、洗濯したら乾きにくいというデメリットもあります。
一方新素材は、吸水性が弱く、汗をかいたら不快に感じる人もいるようです。

自分に合った涼しい寝具を購入するときは、口コミはとても役に立ちますが、やはり直接使用感を試してみるのが一番のようですね。

 

送風ファン付きの涼しい寝具について

高温多湿の日本の夏には、高吸水速乾性のある繊維を使用したベッドパッドが、数ある涼しい寝具の中でも有効です。
吸水性が高いと寝汗をすぐに吸い取るので快適です。
速乾性があるとべたべたしないし、気化熱で涼しく感じるメリットもあります。
ただし、湿度が高い日本の夏では、湿気が拭い去れず、繊維によってはねっとりと感じることもあります。
また、寝具自体が体温で温まることもあります。
寝返りを打てば冷感は戻りますが、寝返りばかりしているというのは、安眠していないということでもありますよね。

そこで注目されているのが送風ファン付きの涼しい寝具です。
送風ファン付きの涼しい寝具なら、ファンによってマット内に送風し、熱や湿気を取り去るので、寝返りばかり打たなくても涼しく快適に眠ることができます。
ファンが付いている分、電気代が発生しますが、エアコンかけっぱなしよりは節電になります。
ただし、ファンの回転音が気になり、安眠できない人もいるかもしれません。

 

涼しい寝具を使用上の注意点

涼しい寝具の効果を発揮するためには、使用上の注意点を守ることが大切です。
そのためには、涼しい寝具のメカニズムを理解しておくことが大切です。

涼しい寝具は、吸水性が高く速乾性のある繊維を使っているため、寝汗をかいてもすぐに吸水し、汗を乾かすときに生じる気化熱のために涼しく感じるという仕組みで涼しく感じるのです。
だから、室内が寝汗をかき始める30度前後であることが不可欠です。
それ以下の温度なら必要ないし、33度以上ならば暑すぎて役に立たないのです。
ですから、第一の使用上の注意点として、眠りにつく前に、室温を調整しておくことが大切です。

第二の使用上の注意点は寝具を選ぶときです。
店頭はたいていエアコンが効いた快適な空間なので、どの寝具も快適に感じるでしょう。
実際に眠るときと同じ環境でないと本当の使用感は確認できないということに気を付けましょう。

また、速乾性があるといえども、汗をたくさん吸収しているので、こまめに洗濯することも大切です。

 

ジェルマット寝具は涼しい?

日本の夏は本当にむし暑く、その暑さで特に夜はなかなか寝付けない場合も多いですね。
出来るだけ涼しく快眠できる方法があれば、すぐにでも入手したいと思うかもしれません。
最近、ジェルマットが注目を浴びています。

これも、夏の必須アイテムになりそうです。
ジェルマットとは、エアマットの中に冷感ジェルが入っていて、その上に寝ていると、ひんやり冷たくて、熱帯夜も快眠できるように作られた寝具です。
それだけでなく、足元にファンがついていて、マット内を除湿してくれますので、本当にさらさらで寝心地がとてもよいのです。

いくつかのタイプがありますが、中には人間だけでなく、ペットにも利用しているようです。
ペット用には、小さなジェルマットもあります。
動物でも、温度が高い日はかなりきついと思います。

ひんやりしたジェルマットの上にペットを寝かせて、ペットも快適な夏を過ごせます。
また、カバーの部分も洗えるので、清潔に保てます。
今かなり注目度の高い商品となっています。

 

涼しく快適なすのこ造りのベッドの魅力

すのこ造りのベッドとは、フレーム部分がすのこ状になっていてとても通気性の良いベッドで、湿度の高い日本においてはとても良いものです。
特に梅雨の時期などは酷くジメジメする上、なかなか天日干しもできないのでベッドに入る度に不快な思いをしている方も多いと思います。
そういった湿気の悩みを解消してくれるのがこのすのこ作りのベッドなのです。
通気性がとても良いので、無駄な湿気を逃がし快適な状態を作ってくれます。

また、すのこ造りのベッドは湿度の高い夏場に最適な造りなのも魅力です。
寝ている間の汗や湿気を外へ逃がしてくれるのであまり熱がこもらず、普通のベッドに比べて寝心地が涼しく快適に感じることが出来るでしょう。
すのこ、と言うだけでも涼しげな印象を受けますよね。

近年すのこベッドは健康寝具として様々なところで購入出来るようになっているようです。
ベッドの不快感に悩んでいる方や健康寝具に興味がある方は是非一度使ってみるのもいいかもしれませんね。
マットレス、敷き布団、どちらも使用できるのも魅力です。
快適な睡眠と涼しげな印象の健康寝具、すのこベッドは、これからもどんどん普及していくでしょう。

 

夏に最適、涼しく快適な掛け布団

暑くなってくると、なかなか寝付けない不快な夜も出てきますよね。そんな暑い夏の夜を気持ちよく過ごすために最適な掛け布団とはどんなものがあるでしょうか。
夏場は、冬のように保温性の高いものを使うと蒸して不快なばかりか、お布団がカビやすくなったりと質の低下の原因にもなってしまいます。
夏は通気性を重視して涼しげな掛け布団を選びたいですね。

暑い夏に最適な素材といえば、ずばり麻です。
麻は放熱性に優れ、通気性も良いので熱がこもりにくく夏場には最適です。
掛け布団のシーツは麻で決まりですね。
また、冬に使用するものだと思われがちな羽毛布団ですが実は夏用羽毛布団というものもあるのをご存知でしょうか。
羽毛布団は吸湿発散力が高いので暑い夏でも汗の湿気や熱を逃がしてくれて快適に使用出来るのです。
エアコンなどを使用する場合も羽毛が体の冷やしすぎを防いでくれますので安心です。
暑い夏には羽毛の掛け布団に通気性の良い麻のシーツをかけて使用するのが一番快適なようですね。

 

枕も涼しげな夏仕様で快適睡眠

近年では枕も色々な種類があります。
昔ながらのそば殻の枕やパイプ素材の枕、低反発のウレタン枕なども人気ですね。
中にはオーダーメイドで自分の体に合わせた枕を作る方もいるようです。
それほど枕は快適な睡眠に大切なものです。
その中でも、湿気や熱で悩まされる夏場に快適な睡眠を取るために最適な枕があるのをご存じでしょうか。

お布団やシーツがそうであるように、枕も通気性がよく熱を逃がしてくれる素材を選ぶことが大切です。
その為に一番良いのはそば殻の枕です。そば殻は吸湿性に優れているので不快なジメジメを防いでくれます。
価格もお手頃なので、湿気の不快感が気になる方は試してみるといいでしょう。
 そば殻の枕は虫がつきやすいのでこまめに日光に当てるなど手入れを行いましょう。

硬めの枕が好きな方はパイプ素材の枕がおすすめです。
通気性抜群で価格も安めで購入出来ます。
パイプ素材の枕はそば殻の枕と違い天然素材を使用していないので害虫の心配がなく手入れも簡単です。

暑い夏でも快適な枕でしっかり睡眠をとりたいですね。

 

ひんやり抱き枕で熱帯夜でも快適な眠りを

夏、抱き枕を放り投げたいような熱帯夜に悩まされる方も多いと思います。
そんな夜に最適なひんやり抱き枕をご存知でしょうか。
ひんやり抱き枕とは、人間の体温を感知、吸収して冷やしてくれるもので、色々な会社が開発している大人気の睡眠グッズです。
熱帯夜の不快な眠りを涼しく快適に過ごせると多くの方が注目しています。
色々なメーカーのものがあるので、色や形は好みのものを選べることも魅力的ですね。
また、ひんやり感だけでなく抱き心地も研究を重ねられています。

熱帯夜は冷房器具が欠かせませんが、かといってつけっぱなしは良くありません。
ひんやり抱き枕はエアコンや扇風機の節電にもなる為、そういったエコの面でも注目されているようです。
快適な睡眠はもちろん、リラックス効果や節電効果。
これは是非使用してみたいものですね。

ひとつ注意しておきたいのは、使用する際に誤った方法を取ると凍傷になってしまうこともあるということです。
もちろん正しい使い方をすれば何の心配もありません。

暑い夏の睡眠をひんやり抱き枕で快適なものに変えましょう。

 

夏でもグッスリ、快適シーツ

夏の寝苦しい夜を快適なものにするには、シーツ選びが欠かせません。
最近では節電ブームもあり、様々なクール商品が開発されています。
その中に、涼感シーツというものがあります。
涼感シーツとは熱を放出しやすい素材で作られたものや、アウトラストと言われる高機能繊維で作られたシーツのことです。涼感シーツは種類が豊富なので自分に合ったものを選べます。

熱を溜めず、ひんやり感を持続させる素材を使ったものと言えば竹シーツが有名です。
竹は涼感グッズとして様々な面で使われているので有名ですね。
竹シーツは通気性も良いのでカビの心配などもそこまでありません。
寝心地に関しては、少し硬いので快適に使用するために、下に柔らかめのマットレスなどを使うと良いかもしれません。

次にアウトラストです。
アウトラストは温度調節機能があるハイテク生地で作られたシーツで、涼感はもちろん寝心地も良く手入れもしやすいことから大人気です。

他にもいろんな種類のクールシーツがありますので、快適な睡眠を考える方は一度試してみても良いですね。

 

クッション、座布団も涼しくひんやり

涼しい寝具として、シーツ、カバー、枕などが売れ筋の代表グッズですが、ひんやりグッズはそれだけではありません。

ちょっとした暑さ対策として、シーツや枕同様の高質素材を使用した目元や首元をひんやりさせるグッズもよく見かけますが、更に生活を涼しくひんやりと快適にするグッズとして、接触冷感クッションや座布団なども涼しい寝具として流行りはじめています。

家でテレビを見たり、勉強をしたり、また、オフィスでパソコンと何時間も向き合うときなどのくつろぐときや、座って集中したいときに涼しい寝具としてのクッションや座布団が、用途に合わせて涼しくひんやり感を楽しませてくれます。
この涼しい寝具として、くひんやりとしたクッションと座布団は、クールビズの実施で社内温度が28度に設定されて、ちょっと涼しさが物足りないかったり、家庭でもクーラー代を節約したいときにピッタリのグッズです。
また、この涼しい寝具の接触冷感クッションと座布団は、肌触りも涼しくてひんやり心地よく、抗菌を防臭する効果もあります。

生活の様々な面で、涼しくひんやりしたクッションと座布団で、心身ともに快適に過ごして暑さを乗り切りたいものですね。

 

ベッドと布団、快適に眠れるのはどっち?

以前は、大家族で雑魚寝、というのが当たり前でしたが、最近はワンルームマンションが増えたり、どの家にも洋室があり、生活スタイルは布団からベッドへ変りつつあるようです。

では、涼しい寝具として布団とベッドではどちらが快適に眠れるのでしょうか?

答えはどちらにもメリットとデメリットがあるようです。

涼しい寝具のベッドで快適に眠れるメリットは、寝起きの際に布団を片付けなくて良い、一眠りしたい時にすぐに横になれる、床に沈むほこりを多く吸わない、湿気やカビが生えにくい、などが挙げられます。
デメリットは、幅を取り部屋が狭く見える、寝相が悪いと落ちる、などです。

一方、涼しい寝具としての布団で快適に眠れるメリットは、寝相が悪くてものびのびと寝れる、部屋のスペースが広くなる、背筋を伸ばせる、などが挙げられ、デメリットは、毎回たたまなければいけない、ほこりを吸いやすいのでこまめに干さなければならない、などです。

涼しい寝具として、ベッドと布団のそれぞれに快適に眠れる条件はそろっていますが、デメリットの対策も必要です。
特に猛暑の時期は、涼しい寝具としてベッドと布団のどちらが自分のライフスタイルに合って快適に眠れるかをよく考えることが大切ですね。         

 

汗と安眠の関係って?

涼しい寝具をそろえると共に、睡眠中にかく汗は安眠にかかせません。
睡眠中に、人はコップ一杯分の汗をかくといわれています。
これは体の体温を調節する上で重要です。
眠り始めると発汗がはじまり、体温を下げはじめます。
この体温低下でさらに深い眠りに入り、働いていた脳をクールダウンさせ脳の疲れを取ることができるので、汗をかくことは安眠を助ける役割をします。
そして、朝が近づくにつれ、体温が再び上昇してよい目覚めへの準備をします。

ですから、睡眠中に汗をかくことは安眠につながる大切な要素ですし、汗をたっぷりかくように十分な睡眠時間を取ることも必要ですね。

そうなると、安眠できるように汗を吸収する涼しい寝具選びも当然大事ですね。
天然素材の麻や綿は、昔から寝具の材料として幅広く利用されています。
特に麻は、放熱性を持っているのが特徴で、涼しい寝具として汗を素早く発散させる効果があります。

こうした天然素材の涼しい寝具を選び、化学繊維がないものをできるだけ選びましょう。
ですが、注意点として、天然素材の寝具は虫がつきやすいので、こまめに日光に当てて干すのも大切です。
汗と安眠は密接に関係していますのでこまかな寝具の手入れは大切ですね。
睡眠中に汗をどんどんかけるように、寝具を常に清潔に保ち、猛暑の夏も涼しい寝具で快適な睡眠を毎日取るよう心がけて、乗り切るようにしましょう。

 

昔ながらの涼しい寝具

クーラーや扇風機のない時代、人々は涼しい寝具にどのような工夫をして熱帯夜を過ごしたのでしょうか?

今では、電気を消費しない様々なエコ対策寝具が開発されていますが、そのような高質素材の寝具がない時代も、人々は知恵を凝らして暑さをしのいでいました。
今でもそうした知恵はあちこちで代用されています。

昔ながらの涼しい寝具としてよく見かけるのが、すだれです。
部屋の仕切りを外し、竹や蘆で作ったすだれをかけて風通しをよくします。
また、そばがら枕も、枕の中に熱がこもらず、昔ながらの涼しい寝具として今でもお店で見かけます。
そのほか、水枕や、麻や竹素材のシーツも風通しをよくし、肌に涼しさを与えます。

このような昔の知恵が受け継がれてきたお陰で、今ではそれらを代用した高度な涼しい寝具が開発されてわたしたちの生活を更に快適にさせています。
扇風機はうちわをまさに代用している一つですね。

ホームセンターなどでは、今でも昔ながらの涼しい寝具取り揃えられています。
今度見かけたら、試してみるといいかもしれません。
意外と気持ちよく眠れるかもしれません。

 

早寝早起きの効果

猛暑の夏には涼しい寝具をそろえないとなかな寝付けず、おそくまで起きて、朝起きれないことがよくあります。

また涼しい寝具で快適に眠れても、週末や連休中は、遅寝遅起きでお昼近くまで寝てしまう、なんてことがよくあるようです。

中国では、一般の学校は始業が8時のため、子供も大人も夜の9時頃までには布団に入っている人が多いようです。
つまり快適に眠れるためには、涼しい寝具をそろえつつ、朝の活動開始が早いため、早寝早起きは必然となるでしょう。

早寝早起きはどんな効果があるのでしょう?

睡眠中は、体内の様々な細胞が再生します。
特に皮膚の再生を促す成長ホルモンが最も多く活動する時間帯は、夜の10時から2時の間です。
この時間帯にすでに熟睡状態に入っている人の皮膚は新陳代謝が活発で、新しい皮膚の細胞がどんどん作られているので、肌色がよかったり、昼間の疲れを減少させます。
このため早寝早起きは皮膚の活性化に効果がありますね。     

また、この時間帯にいつもしっかり睡眠をとっている人は、さまざまな病気のリクスを抑えることができるので、早寝早起きは健康を維持する効果もあります。涼しい寝具を十分に活用して、この10時から2時の時間帯は熟睡できるように心がけることは大切です。      早起きをすると朝早くから活動ができ、気持ちもさっぱりして、時間の節約効果や、気分をさわやかにする効果もありますね。      涼しい寝具をきちんと用意し、休日も早寝早起きをして、これらの効果を実感してみてはいかが?

 

涼しい寝具、パジャマの選び方

夏の安眠グッズとして、天然素材を使っている布団やシーツ、枕などを使用している人が多くいますが、せっかくそろえた涼しいお布団グッズに加えて、涼しい寝具としてのパジャマ選びも快適に眠れる上で大切なポイントといえます。

パジャマは体をしめつけず、ゆったりしたものなら何でもいい、と思ってジャージやTシャツなどをパジャマ代わりしていませんか?
まずは、布団やシーツと同様に涼しい寝具の一つとして、パジャマも素材選びが大切です。
夏場は特に汗をかくので、シルクやコットンなどの、吸湿性に優れている素材のパジャマを選ぶと、寝ている間に熱を体に閉じ込めずに、体温を下げるのを助け、涼しい寝具として効果を発揮し、安眠しやすくなるでしょう。
冬場はその逆で、体の熱を逃がさないふかふかな厚手の生地が、寒い冬でも快適な眠りを与えます。

涼しい寝具としてパジャマも、快適に眠れることを意識した気持ちよい着心地のものを選ぶなら、涼しい布団グッズと合わせて更に、快適な深い眠りに導いてくれるでしょう。
また、涼しい寝具としてのパジャマは、クーラー使用も控えることができて、節電対策に一層の貢献できるでしょう。

 

涼しい寝具と、アロマオイル効果

うだるような暑さが続く熱帯夜にぴったりの涼しい寝具が人気ですが、そんな涼しい寝具としてアロマオイルも人気上昇中です。

涼しい寝具としてアロマオイルを利用する方法として、寝る前のお風呂にペパーミントのオイルを浴槽に数滴たらします。         低温で5分から10分浸かると、あがったときに体にひんやり感が残り、そのまま涼しく快適な眠りを楽しむことができ、涼しい寝具としてのアロマオイル効果を発揮します。    
ですから、入浴後は体にひんやり感が持続しているうちに布団に入るのがよいでしょう。
この方法の注意点として、妊娠中の方は、このペパーミント風呂はお腹の赤ちゃんによくないので気をつけましょう。

また、涼しい寝具としてアロマオイルを利用する別の方法として、寝る前にラベンダーオイルをちょっとかぎます。               ラベンダーは気分を鎮静化する効果があるので気持ちをリラックスさせ眠りやすくなります。  
気持ちを涼しくする寝具としてのアロマオイル効果といえるかもしれません。
ですが、脳を活性化させる効果のあるローズマリーやレモンは、寝る前は控えましょう。

カモミールティーも安眠効果があります。

暑くて寝付けない、涼しい寝具で更に快適に眠りたい、というときにアロマオイルを使ってみてはいかがでしょうか

 

涼しい寝具の比較

エコ活動の一環として、電力節減はここ数年、特に震災後はいたるところで実施されています。

家庭でも、夏の暑さ対策として、クーラーをあまり使用せずに夜をすごせる様々な涼しい寝具が人気です。

そこで様々な涼しい寝具グッズを比較してみました。

ひんやり感を持続させるジェルが入った寝具と、温度調節素材のアウトラスト使用の寝具が最近は特に注目を集めている涼しい寝具として比較されている人気商品です。

この二つの商品を実際に使って涼しい寝具かどうかを比較してみると、ジェルが入った寝具は、横になっても従来のマットと同じ違和感もなく気持ちいい寝心地で、ひんやり感もかなり持続します。
ただ、朝になることにはジェル全体も温まってしまいます。

涼しい寝具としてアウトラスト使用のものもジェルタイプと比較すると、普通のシートと変らない寝心地で、汗をかくことなく眠ることはできますが、ジェルタイプほどのひんやり感はありません。

涼しい寝具として両者を比較してみると、安定した寝心地はアウトラストの寝具。
涼しい感を楽しみたい場合は、ジェルタイプの寝具。
どちらも、快適な睡眠を楽しめますので、自分は睡眠にどちらを期待したいかで、選ぶと良いかもしれません。

 

涼しい寝具人気ランキング

連日熱帯夜で寝苦しく何度も起きてしまい、睡眠不足で一日中体がだるい。
そんな悩みをかかえる人は8月到来でますます増えてくるのでは?

エアコンの付けっぱなしは体に良くないし、エコ対策で省エネが勧められている昨今、様々な機能の涼しい寝具が人気になっています。

やはり人気ランキングナンバー1は、接触冷感機能が付いた敷布団です。
寝具全体にジェルが浸透しているものや、快適温度を常に保つ調温素材アウトラストを使用した敷布団は、一晩中ひんやり感が体を涼しくさせぐっすり眠れます。
次に涼しい寝具としてランキングされている人気寝具は、枕。
これもジェルを利用したものや、エアーを入れて通気性をよくした枕で、体全体をひんやりさせるのにちょっと抵抗があるお年寄りにも人気の涼しい寝具商品となっています。
持ち運びも楽なので、ちょっとした昼寝などでもソファーで涼しく体を休められます。
更に、ジェルを利用した目元や首元を冷やすジェル入りカバーも涼しい寝具ランキングの上位として人気です。

大きなサイズから小物の涼しい寝具など、上手に使い分けて今年の熱帯夜を乗り切りたいですね。

 

ニトリの寝具

コストパフォーマンスがよい製品と言えばいくつかありますが、その一つとして挙げられるのがニトリです。寝具に関してもコストパフォーマンスの良さは変わらず、冬は温かく夏は涼しい寝具として多くの人から購入されています。夏の寝具としてニトリが提供してる商品といえばNクールです。その涼しさには定評があり、高すぎない費用で快適な寝心地を得られるためにおすすめの商品です。ニトリでは冷たいと感じる強度の段階を3タイプに分け、それぞれの消費者が自分自身に一番合うタイプの製品を手に取れるように工夫して開発しています。

涼しいと感じるうちのもっとも強度の弱いタイプがNクールです。1段階目でもすでに十分涼しく感じられる人には、Nクールがおすすめです。もう少々冷感を上げたいと言う事であれば、2段階目はNクールスーパー、さらにその上の3段階目にNクールダブルスーパーと言うものがあります。ある物体に触れた時に冷たいと感じることを接触冷感と言いますが、この接触冷感が段階を増すごとに強くなっていきます。Nクールであれば通常タイプの冷たさを感じることができるため、ひんやりと心地よい程度の冷たさを肌で実感する事ができます。これに対してNクールスーパーはNクールに比べると、冷感に加えて吸収した湿度を外に逃がしやすい性能がつけられています。湿度がこもればその分体感温度も増すことになりますが、Nクールスーパーでは余計な湿度を留まらせないため涼しく感じやすくなります。また、さらにその1段階上のNクールダブルスーパーに関しては、これらの冷感と湿度コントロールの機能を長く持続させるための機能をプラスさせています。そのため朝までひんやりとした快適な寝心地を得られることになるのです。Nクールを体感できる寝具の製品は多数あります。ベッドでも敷布団でも使える敷きパッドは定番の商品です。夏掛け用の薄い肌布団は肌触りも良く、汗をかきやすい夏の時期にこそ欠かせないタオルケットも人気の寝具です。また、ピローパッド枕は一枚持っておけば頭部までひんやりと涼しく過ごす事ができます。

ベルメゾン

家具や衣類などでも定番のベルメゾンですが、涼しい寝具についても評判は良いです。様々なタイプの冷感寝具を見比べる事ができ、ネット限定で販売されている冷感敷きパッドの人気も高いです。敷きパッドの中には大きいサイズがないことも少なくありませんが、ベルメゾンの場合にはクイーンサイズまで揃えている場合もあります。ネット限定冷感敷きパッドであれば、シングル、セミダブル、ダブル、クイーンの4タイプから選ぶことができます。また、冷感敷きパッドにはデザインの豊富性に欠けるという難点が一部あります。しかしベルメゾンの場合、機能性の他にデザインも重視した敷きパッドが紹介されています。デザインが選べる接触冷感敷きパッドでは、ブルーのクジラ模様、ベージュの雪の結晶の柄、ピンクのドット柄の三タイプが揃っています。ほどよいひんやり感を与えてくれるので、あまり冷え過ぎたくない人や女性におすすめできる商品です。サイズはシングル、セミダブル、ダブルの3種類があります。

エアウィーヴ

快適な寝心地を提供してくれる寝具としてはエアウィーヴが特に評判が高いです。それと同様に涼しい寝具に関しても、接触冷感の性能が高い製品が販売されています。冷感寝具としてエアウィーヴから発売されているのは、まずクール×クールパッドという商品です。期間限定の商品であるため数量に限りはありますが、元々エアウィーヴ製品ののユーザーだった人だけでなく、そうでない人からも幅広く人気を集めています。接触冷感の機能が非常に高く、ひんやりとした寝心地が長時間継続させられます。湿度がこもらないような作りにもなっているため、一晩中快適な睡眠を得やすい寝具です。エアウィーヴの敷きパッドの通気性が良い理由は、材質の中に含まれている9割が空気であるという事に由来します。通気性が良ければ湿度もこもりにくく、夏の夜を過ごすには最適な寝具と言っても過言ではありません。またこの他、同様の冷感商品として枕も販売されています。エアウィーヴの冷感敷きパッドと組み合わせる事によって頭部までひんやりとした寝心地を体感できるので、セットでの購入がおすすめできます。

ヒラカワ

涼しい寝具にジェルマットを使用してみたければヒラカワのひんやりジェルマットがおすすめです。体に触れる面がひんやりと涼しくなっており、裏面はメッシュ素材なので通気性にも優れています。洗いたいときには自宅で洗濯ができるのもポイントの一つです。自宅のシャワーでサッと流せば清潔に使えるうえ、抗菌や防臭の加工も元々してあるため清潔にしておけばダブルで効果が発揮できます。パッド内のジェルは安全性も高く、寝ているうちに一部に偏ってしまうという事もありません。一晩中快適な寝心地を得られるジェルパッドとなっています。また、夏が過ぎてしまえば使う事もなくなる製品ですが、コンパクトサイズに折りたたんで次のシーズンまで持ち越せるのもメリットです。このジェルパッドの仕組みは、寝ているうちに体の表面からジェルパッドが熱を吸収してくれます。吸収した熱を外に放出し、それと同時にジェルパットの元々の冷感仕様で体を涼しくしてくれます。体の下に敷くパッドの他に、枕用のジェルパッドもあるので、合わせて使えば涼しさもアップさせる事ができます。