甘くて美味しいいちご。
いちごを嫌いと言う人はあまり居ませんよね。
特に女性には大人気。

食べたい時はスーパーや八百屋さんで買う、と言う人が殆どでしょう。
しかし育て方さえ知っていれば、自宅の庭やベランダでも育てることが出来ます。

美味しいものを育てるためには、育て方と一緒に家庭で育てるのに適した品種を知ることも重要です。
おすすめは「女峰」や「豊の香」。
特に「女峰」はスーパーなどでもよく見掛けるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
これ等は正しい育て方を知っていれば、家庭でも比較的簡単に栽培することが出来ます。

「女峰」は東でよく育てられています。
実は小さめですが、甘酸っぱく沢山の実を収穫することが出来ます。
対して「豊の香」は、西で多く育てられるいちご。
「女峰」よりも甘く、酸っぱさは少ない上に大粒ですが、「うどんこ病」にとても弱いので注意が必要です。

それぞれのいちごの特徴を理解した上で、正しい育て方をしましょう。

 

「うどん粉病」に気を付ける

甘酸っぱくて真っ赤ないちごは、野菜や果物の女王とも呼べる存在。
育て方を知っている人なら、家庭菜園で育てることも出来ます。

いちごの育て方について書籍やホームページを調べていると、「うどん粉病」について触れられていることに気付きますよね。
いちごは正しい育て方を知らないと、「うどん粉病」と言う病気にかかってしまうのです。

「うどんこ病」の特徴は、葉っぱについた白い点々。
最初は模様のように点が出来るだけですが、放っておくと葉っぱが真っ白になるほど広がります。
病気のサインが分かりやすいので、初心者でも容易に発見することが出来ます。

「うどん粉病」は17~25度の温度でかかりやすく、特に4~10月は要注意。
気温が17~25度より高い、あるいは低い季節は、かかっても自然と治ります。

元々「うどん粉病」自体は、治療が難しい病気ではありませんが、いつまでも放置すれば悪くなる一方。
正しいいちごの育て方を理解し、いちごを栽培しましょう。

 

いちごの栽培期間や時期

折角お庭やベランダがあるなら、野菜や果物を育ててみてはいかがでしょう。
おすすめは、いちご。
育て方が難しいと思われがちですが、実は育て方さえ知っていれば庭やベランダでも栽培することが出来ます。

いちごを庭やベランダで育てる場合、苗付けは9月下旬から11月上旬に行うと良いでしょう。
実の収穫は、大体5月から6月になります。
栽培期間は長いですが、その分実がなった時の感動は大きいです。
なお上記の期間は関東を基準としたものであり、寒冷地や温暖地では時期が変わってくるので要注意。
基本的には17度から20度の気温と、日当たりの良い場所で育てることを意識しましょう。

加えて乾燥はいちごの大敵なので、水はたっぷりあげてください。
湿り気が強いくらいがちょうど良いです。

収穫は、花が咲いてから35~40日を過ぎた頃。
赤くて美味しそうなものから収穫してください。
育て方さえ知っていれば、家庭でも美味しいいちごが収穫出来ます。

 

いちご栽培用のプランターや土

いちごの育て方は、実はそれほど難しくありません。
正しい育て方さえ知っていれば、初心者でも栽培することは可能でしょう。

いちごを栽培するために、まず用意するものは「苗」、「プランター」、「鉢底土」、「土」、「肥料」など。

プランターは小さくても育て方が間違っていなければ問題ありませんが、苗を複数植える場合は15~20センチ間を空けなければならないので、植えたい苗の数に合わせてプランターを選ぶようにしましょう。
プランター自体は、大きささえ間違わなければホームセンターで売っているもので問題ありません。

次に、プランターに入れる土ですが、先述した通り「鉢底土」と「土」の二種類があります。
「鉢底土」とは、その名の通りプランターの底に敷く土のこと。
「鉢底石」などもあります。
「鉢底土」や「鉢底石」を底が見えなくなるくらい敷き詰めた後は、その上に「土」を被せ、苗を植え、更に土を軽く被せましょう。

最近ではいちご栽培専用の土などもあるので、育て方に自信が無い方はそちらを購入して使用すると良いです。

 

肥料を撒いていちごを育てる

いちごを育てるのは、難しいと思われがち。
しかし正しい育て方の知識を持っていれば、実はそう難しくありません。
いちごの育て方の中でも、忘れてはいけないのが「肥料」についてです。

いちごを育てる上で、肥料は非常に重要。
基本的に二度、肥料をやることになります。
一回目は、苗をプランターに植え付けてから一ヶ月経った頃。
そして二回目は春先です。

使用する肥料は、化成肥料やぼかし肥料を少量。
液体肥料を薄めるのも有効です。
肥料を与える際に注意したいのは、固形肥料は使用しないこと。
固形肥料は効果が強過ぎて、かえって根に良くない影響を与えてしまうこともあるので気を付けてください。

なお、液体肥料は500倍に薄め、根っこから出来るだけ遠い場所に撒いて使用しましょう。
固形肥料を使用する場合は、事前にどの肥料がいちごの育て方に合っているのか調べておくことをおすすめします。

肥料をやり、たっぷりの水と日光でいちごを育てましょう。