早稲田駅にあるラーメン屋「としおか」に行ってきました。
感想と特徴は
・名店「べんてん」を受け継ぐ店
・営業時間は攻めの11時~14時
・回転率は悪い
・思い出のチャーシューメンマつけめんが絶品
です。

名店「べんてん」を受け継ぐ店
「としおか」は惜しまれつつ閉店した高田馬場の「べんてん」のDNAを受け継ぐお店です。
私にとっても「べんてん」は大学生時代の思い出の味なので、閉店の知らせを聞いたときは愕然としました。
あの味をもう一度食べたい!と調べて見付けたのが「としおか」です。
今でこそ「べんてん」は地下鉄成増駅で見事に復活を遂げて嬉しい限りですが、それまではここ「としおか」でしかあの味は味わえなくなっていたのでとても貴重なお店でした。
味はかつての「べんてん」そのものです。初めて食べたときは懐かしくて涙が出そうでした。

営業時間は攻めの11時~14時
営業時間は11時から14時の昼だけです。日曜日は休みです。
サラリーマン泣かせの攻めの営業時間ですが、土曜日は営業しているので日中仕事の方はこのタイミングで行くしかありません。
私は平日に有休を取って食べに行きました。
お休みをとってでも食べたくなるのは「べんてん」の魅力のなせる技です。
でもやっぱり一日だけでも平日夜もやってくれると嬉しいです。

回転率は悪い
もう一つ残念なのが回転率が悪いところ。
店主一人で全てこなすワンオペスタイルなので、客が全然流れていきません。
結果として行列が短くても、かなり待ち時間を要することになります。
10人位の列で、1時間以上並びました。
出来ればもう一人店員さんを雇ってほしいです。

思い出のチャーシューメンマつけめんが絶品
私が大学時代にいつも注文していたのが「つけメンマチャーシュー中盛(500g)」でした。
アラフォーの今はもう中盛は無理なので、「つけメンマチャーシュー並」を注文。
麺にありつけるまで難関続きでしたが、一口食べると全ての苦労が報われる気がします。
メンマと細かく切られたチャーシューがつけ汁の中にギッシリと入っています。
具が入りすぎて麺が入る隙間があまりないのも、あの頃の「べんてん」そのままです。
麺が入るようメンマ、チャーシューを先にワシワシといただきます。
甘辛いメンマ、肉肉しいチャーシュー、魚介が効いた甘めのつけ汁が三位一体となって口の中が幸せです。
そしてストレート太麺をつけ汁に投入し、ズババといただけば、気分はもう大学三年生です。
この甘辛いサラサラした魚介つけめん、私はもう細胞レベルで自動的に旨いと感じる体になってしまってるようです。
思い出補正がかかり冷静な判断が出来なくなっているような気がしますが、めちゃくちゃ美味しかったです。