錦糸町駅前、ロッテホテルの裏にあるラーメン屋「佐市」に行ってきました。
感想と特徴は
・原価率が高いラーメン
・生牡蠣も食べられる
・強烈に牡蠣を感じるドロドロスープ
・トッピングの主役はチャーシューor牡蠣
・牡蠣好きでも好みが分かれる?
です。

原価率が高いラーメン
お店の前には佐市のラーメンへのこだわりが書かれてあります。
目を引くのが「原価率が高い」、つまり「材料費が高い」というところ。
確かに牡蠣で出汁をとるとなると材料費は高くつきそうです。
「ラーメンは安くありませんが、原価率ギリギリでやってます。一度お試しください。」的なことが書いてあって、お店の涙ぐましい努力が伺えます。
牡蠣ラーメン一杯900円と確かに高いですが、ラーメン一杯あたり牡蠣8個分の出汁を使っているらしいです。本当なら凄いですね。

生牡蠣も食べられる
佐市は主役が牡蠣。牡蠣にこだわってるので、生牡蠣も食べられます。
ラーメン屋で生牡蠣って・・・新しいですよね。
生牡蠣の他にも、「つまみ牡蠣」、「牡蠣めし」もあって牡蠣好きには堪らないラインナップです。

強烈に牡蠣を感じるドロドロスープ
一口飲めばすぐに牡蠣を大量に使っていると分かるくらい濃厚なスープです。
少し緑というかグレーがかった牡蠣の肝っぽい色で、ドロっとしててクリーミーさがスゴイです。
「牡蠣から出汁をとった」というより、むしろ「牡蠣をペーストにしてそのまま溶かした」ようなスープです。
麺は太めで、牡蠣の強烈な味に負けないよう、味も歯ごたえも強めです。
ラーメンには大量の刻み海苔がトッピングされていて、牡蠣スープと一緒にいただくと強烈な磯の香りがします。
海苔と牡蠣、すごく合いますね。これは美味しいラーメンです。

トッピングの主役はチャーシューor牡蠣
ラーメンのトッピングの主役といえば多くの人がチャーシューを挙げると思いますが、佐市は牡蠣も主役です。
チャーシューか、それとも牡蠣か選べます。
実際に佐市の牡蠣ラーメンを食べるまでは、「チャーシューの代わりに牡蠣なんて」と思っていましたが、
実際食べてみると、ここの店ならチャーシューの代わりに牡蠣でも全然いけると思いました。
とにかく牡蠣、牡蠣、牡蠣。
牡蠣にまみれられる貴重なお店です。

牡蠣好きでも好みが分かれる?
後日談ですが、牡蠣好きなら絶対気に入るだろうと思い、牡蠣好きの友人を誘って佐市に行ってきました。
自信満々で「美味しかったでしょ!?」と聞いたら、予想に反して「これは好きな牡蠣じゃない。俺は生牡蠣が好き」とのこと。
牡蠣好きの人に言わせると、逆に好みが分かれるのかな?
私は牡蠣はそこまでに好きではありませんが、佐市の牡蠣ラーメンは目茶苦茶美味しかったです。