新宿駅西口にあるラーメン屋「満来」(まんらい)
お店の代名詞がチャーシューざるラーメン、略して「チャーざる」です。
その証拠に「ちゃーざる」でGoogle検索すると、満来の記事がめっちゃ出てきます。
写真を一目見て暴力的チャーシューのビジュアルに一発ノックアウトされ、実際に行ってきました。

遠目でお店の看板が見えますが、行列が一人も出来ていません。
定休日は日曜日とチェック済みでしたが、まさか臨時休業?それともそんなに人気ない?
と恐る恐る店の前まで来ると、なんと店内に15人くらいの行列が出来てます。
なるほど店内に並ぶシステムのようで、これは夏場冬場は助かりますね~。
(※外まで行列が出来てるときには、店内に入る順番になってから食券を購入するみたいです。先に食券を買おうと店内に入ったサラリーマンの方が外に並んでる常連らしきオジサンに「並んでるんだよ!食券は中に入ってから!」と怒られてました。そんなに怒らなくても汗)
店内はかなり広いです。座席はカウンターのみで15人ほど座れて、その後ろには10人がイスに座り待ち。5人立ち待ちです。
店内の雰囲気はダークブラウンの木目調で清潔感があります。
早速食券機をみると「ラーメン」「ざるラーメン」とシンプルなメニューに、デカいボタン。しびれます。
そこにトッピングでチャーシュー、メンマがあって、チャーシューラーメン1,550円、チャーシューざるラーメン(チャーざる)は1,350円です。
価格が結構違うのは、ラーメンの場合チャーシューのサイズがさらにエグくなるからです。
で、麺大盛りがなぜか+300円。大盛りは600gらしくバカ盛りの量ではありませんが、かなり高い価格設定です。
変わり種で「納豆ざるラーメン」というものがあり、オーダーした方をチラ見すると、黄色いメレンゲのように泡立ったつけ汁が出てきてましたw
これは味の想像が付きません・・・。

チャーざるが有名なだけあって、お客さんの8割が「ざるラーメン」をオーダーしていました。
そのうち半分くらいの方はチャーシューをトッピングして「チャーざる」にしていました。
満来は麺の量が300gとボリュームが多いことでも有名で、2~3割程度のお客さんが「麺少なめ」「麺半分」で頼んでいます。
私は初チャレンジなので、並盛りの「チャーざる」を注文させていただきました。

着席してざるラーメンを待っていると先につけ汁が到着。
つけ汁には細切れのチャーシューがゴロゴロ入っていて、そこに厚いチャーシューがドーン!と6枚くらい乗ってます。
他の具材はネギ、メンマ。
先にチャーシューをいただくと、ホロホロとはいきませんがかなり柔らかい!味付けはどちらかというとシンプルです。このチャーシュー好きですね~。
温めのつけ汁に浸かってるので少しゴワゴワ感もありましたが、アツアツのラーメンのスープに浸かるとまた柔らかさが変わってくると思います。
つけ汁にはチャーシューがぎっちり詰まってるので、麺が到着する前に半分くらいチャーシュー食べつつ麺が入るスペースを確保していると麺が到着。
・・・かなり山盛りで、しかも密度が高いです。
さっそく麺をつけ汁に付けていただきます。
麺はビラっとした細麺で、つけ汁がよく絡みます。
つけ汁にはチャーシューの煮汁を使ってるんでしょうか、チャーシューと似ててシンプルな醤油味。
お酢の酸味と、一味唐辛子の辛味も意外と効いています。
それにしても麺の量が多いですね・・・。半分で結構満足しちゃう量です。300gと聞いていましたが400gはありそうです。
満腹で苦しいですが、味の方は意外と飽きが来ません。シンプルな味付けだからか、出汁が効いてるからなのか。不思議なつけめんですね。
最後まで完食しましたが、腹がパンパンでかなり苦しいです・・・。チャーザルにするなら麺半分で十分でした。

ちなみにつけ麵といえば最後の「スープ割り」が定番ですが、満来ではやってるお客さんが一人もいませんでした。
満来はスープ割りが出来ないお店なのかな~と思って調べてみると、実はちゃんと出来るみたいです。
やってる人が少ないので勇気がいりますが、「スープ割りお願いします」と言えば普通にやってくれるようです。
「スープ割りまでしないと満来の魅力は分からない」とまで豪語している方もいらっしゃいましたw
ちなみにスープ割りにすると、豚の味が強いスープになるみたいです。次回は勇気を出してスープ割りチャレンジしてみたいです。・・・でもラーメンもいいなぁ。
余談ですが新橋駅には満来で修行した店主が開いた「ほりうち」という店もあるので、新橋駅が近ければこっちにチャレンジするのも面白そうです。