新宿で食べた満来のチャーザルに衝撃を受けたので、新橋にある「ほりうち」に行ってきました。
ほりうちは満来で修行された店主が開いたお店で、味もスタイルも満来とよく似ています。
新橋「ほりうち」、新宿「満来」の違いを中心にご紹介したいと思います。

チャーシューハーフがある
ボリューミーなチャーシューが人気の満来とほりうち。
満来ではチャーシューをドカンと乗せるか、乗せないか、1か10かの選択しかできません。
しかし、ほりうちはその中間、5の位置付けの「ハーフチャーシュー」を選ぶことができます。
食券機に「ハーフチャーシューざるらーめん」のボタンを見付けたとき、麺が少ないハーフかと思いましたが価格的にチャーシューのサイズのハーフでした。
満来の影響か、既に麺量が多い刷り込みがあるようです・・・。
ちなみにチャーシューをトッピングすると、チャーざるはスライスされた肉がつけ汁に入りますが、チャーラーは巨大な肉塊がドボンと入ります。
ラーメンの塊チャーシューはワイルドに齧って食べるしかありません。
インスタ映えすると思いますが、前歯に挟まったり重かったりとなかなか食べにくいのでオーダーするなら要注意です。でももちろん美味しいです。

麺量が違う
満来のチャーザルは麺量がかなり多かったです。
実際に「少なめ」「半分」で注文しているお客さんがたくさんいました。
私は初回だったのでそのまま並盛りでチャレンジしましたが、400gくらいありそうで完食するのにかなり苦戦しました。
その反省を生かし、今回ほりうちでは麺半分でお願いしてみました。
店員さん「並盛り大盛り、お値段変わりませんがどうしましょう?」
私「麺半分でお願いします」
店員さん「え、半分でいいんですか??」
・・・ん??満来と様子が違う。
よくよく周りのお客さんを見ると、少なめで注文している人がいません。皆さん「並」か「大盛り」です。
失敗しました。どうやら満来とは麺量が違うみたいです。
到着した麺量はかなり少なくてチョコンと100gくらい(汗)
どうやら、ほりうちのざるラーメンは並盛りで250g、大盛りで350gのようです。(ラーメンだと並150g、大盛り250g)
つまり「新宿満来の並盛り」=「新橋ほりうちの大盛り」ってことですね。

ビールやハイボールがある
満来には残念ながらビールなどのお酒がありません。
チャーシューを食べてるときにずっと
「満来のチャーシューでビールが飲めればサイコーなのにな~」と思っていましたが、新橋ほりうちでその望みが叶いました。
酸味と辛味あるつけ汁にひたったチャーシューをビールで流し込む・・・最高の休日です。忘れられないつまみになりました。
新橋ほりうちはハイボールもあったり、おつまみチャーシューがあったりと新橋のサラリーマン好みに合わせてくれています。

味はほとんど一緒
新宿満来と新橋ほりうち、味はほとんど一緒でした。
豚のコクが効いた美味しい端麗醤油スープです。
強いて違いを挙げれば、少しだけ満来の方が酸味など味が濃く、ほりうちの方がマイルドに感じたくらいです。
ざるラーメン、ラーメン両方とも味見してみましたが、満来とほりうちの差はほとんど感じません。

新宿ほりうちとも違う
ほりうちは新宿店もありますが、麺量やメニューなどどちらかというと満来と似ています。
新宿「満来」と新宿「ほりうち」が支店みたいな感じです。
新宿ほりうちは並で400gくらい麺量があって、お酒のメニューがありません。
どうやら新橋ほりうちだけが特別のようです。
サラリーマンの街ですから、居酒屋で飲んだ後にも寄ってもらえるよう柔軟に対応してるんだと思います。
飲んだ後に満来の量は食べきれないでしょうし、締めにもう一杯飲みつつラーメンを食べたいっていうときありますもんね。
新橋のほりうちは、そっと飲兵衛たちに寄り添ってくれるラーメン屋でした。