朝、すっきり起きられていますか?

日々の心身の疲れを癒すためにはしっかり眠る事が必要です!

そこで今回は、眠り上手になるためのポイントをご紹介します。

 

そもそも睡眠不足になることの危険性は?

注意力や作業能率、生産性を下げ、事故やヒューマンエラーの発生だけでなく、生活習慣行病など様々な疾病の発生リスクを高めます!

そのまま放置すると、危険な状態を引き起こします。

また疲労やストレス過多のサインかもしれません。

早めの対処が必要です。

 

1.朝おきたら、日光浴をしよう!

1 日24 時間ですが、私達の体内リズムを刻んでいる「体内時計」は25 時間周期で動いています。

毎日その1 時間のズレを調整しているのが、「日光」。

目から光の情報が脳に入ると体内時計がリセットされ、その14~16 時間後に自然と眠くなるようになっています。

毎朝同じ時間に起きて日光を浴びることで、睡眠のリズムを一定にする(【就寝時間】より、【起床時間】を一定に!)ことがポイントです。

 

2.お風呂にゆっくり入りリラックス状態へ!

自律神経は内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です。

自律神経のうち、昼は【交感神経】が優位に働き、生命活動を活発にし、夜は【副交感神経】に切り替わって、心身が休息モードになると言われております。

しかし、昼間の緊張が強すぎると、夜になっても自律神経がうまく休息モードに切り替わらずに、そのまま緊張状態が続いてしまいます。

緊張状態を解消するためにも湯舟に浸かり、体温をゆっくりあげ、血流を回復しながら、リラックス状態にし、寝つきをよくしましょう!

 

3.寝る前は低刺激に

スムーズに眠りに入るため、寝る前は低刺激を心がけましょう。

ついつい布団に中に入ってからもスマートフォンでネットサーフィン…なんてことをしていませんか?

またリラックスしたいからということで喫煙や「寝酒に1杯!」として飲酒するのもよくありません。

たばこに含まれるニコチンは覚醒作用があり、アルコールは眠りの質を下げるといわれています。(酒好きのぼくには難しいですが・・・)

嗜好品を使わなければ眠れない方、「夜中何度も目が覚めてしまう」「早すぎる時間に起きてしまう」など、眠りについて心配のある方はぜひ一度専門家へ相談してみましょう!

 

4.「眠りのゴールデンタイム」に眠ろう!

人の脳は眠ることにより、疲労の回復を図ると言われております。

また体の機能を修復する【成長ホルモン】は眠っている間に分泌されますが、その分泌が一番活発な時間帯が[22時~深夜2時]と言われております。

できれば23 時までに眠りつくことが、体の修復改善に役立つと考えられておりますので、夜更かしをせずに、この時間に眠れるように環境を整えましょう!

 

6.理想的な睡眠時間は「人それぞれ」

「睡眠時間は8時間が理想」と言われますが、実はこだわらなくてもOKです。

理想的な睡眠時間は、世代や個人によって大きく異なります(特に年を取ると、以前より睡眠時間が短くなります)。

日中の仕事や活動に支障が無ければ、睡眠時間が足りていると考えてよいでしょう。

毎日十分な睡眠をとることが基本ですが、夜間に必要な睡眠時間を確保できない場合、昼休憩中などに30 分以内の短い昼寝などもおすすめ。

30分以上は睡眠が深くなり、午後の業務などに支障が出てしまう場合があります。

 

6.いつもと違う睡眠には要注意!

睡眠障害は「身体や心の病気」のサインと言われ、誰にでも表れやすい不調のサインと考えられております。

激しいいびき…睡眠時無呼吸症候群などの呼吸に関連した病気の可能性有。この病気は、適切な治療を受けることで症状が改善し、高血圧や脳卒中の危険性が減ることも示されています。

就寝時の足のむずむず感や熱感…レストレスレッグス症候群の可能性有。

睡眠中の手足のぴくつき…周期性四肢運動障害の可能性有。

睡眠中の歯ぎしりがある…顎関節の異常や頭痛を持つことが多いです。

充分寝ているのに昼間眠気がある・居眠りをする…ナルコレプシー等の過眠症の可能性有。

☆いずれも放置せずに医師に相談して、適切な検査を受けて早めに対処しましょう!