ハムスターのケージ選び

ハムスターの飼育は簡単!だと思っていませんか?
確かに犬や猫と比べると体は小さいですし、お散歩の必要もありません。
ですがハムスターも生きていますし、手間がかかるのは当然のことです。
それでも飼育しているときっと楽しく、幸せな気持ちになれます。

ハムスターの飼育環境は、必ずケージに1匹までです。
複数匹を同じケージに入れてしまうと喧嘩をします。
ハムスターは歯がしっかりしていますので、喧嘩をすると大変なことになりますので必ず1匹で入れてあげましょう。

ケージにも種類があります。
よくあるのが金網形式のケージと、水槽形式のケージです。

金網形式のケージは空気をさえぎるものがないので、夏場も風通しが良い状態を保てます。
しかしハムスターは金網に登ってしまうこともありますので、横の金網が少なめのものを選んであげましょう。

水槽形式のケージは、金網形式の逆で、冬場は風通しがあまりないため気温の変化に強いです。
ハムスターが登ってしまう心配もありませんが、掃除が少し大変です。

どちらのケージも一長一短です。
よく考えて選んであげましょう。

 

ハムスター選びのポイントとは

小さくてふわふわなハムスター。
可愛いですよね。
ハムスターにはジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスター、ロボロフスキーハムスターなどいくつか種類があります。
そして、売っている場所はペットショップやホームセンター、デパートなどです。

値段はホームセンターなどが一番安いことが多いのですが、飼育環境が悪いところも多いです。
出来ればペットショップから購入することをおすすめします。

ペットショップで与えているエサは良質なものが多いので、ハムスターも健康な固体が多いです。
ホームセンターの中にもきちんとしたエサを与えているところはありますが、安くたくさん売るのがホームセンターの特徴ですから、よくよく考えて選びましょう。

一番飼育しやすいのが、ゴールデンハムスターだといわれています。
性格も穏やかなこが多く、トイレなども自分で覚えてくれます。
少し大きめなのでケージも窮屈にならないような大きさのものを使いましょう。

反対に飼育が難しいのがジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターです。
人を噛んでしまう気性が荒いこが居たり、なかなか懐かなかったりするのがこの種類です。

触って飼育をしたいのか、可愛い姿を眺めて飼育をしたいのか、ご自分の希望にあったこを選んであげましょう。

 

ハムスター飼育に必要なものは

ペットショップでハムスターに一目惚れして、即買って帰る。
これでは家についてから、ハムスターも飼い主さんも困ってしまいますよね。
何に入れて飼育するのか?食べ物は何を食べるのか?トイレはどうするのか?
事前に調べて、準備してからハムスターを迎えに行きましょう。

まず必要なもので、基本的なものを紹介しようと思います。

ハムスターが生活するケージ。
ペレットなどのエサ。
巣箱。
給水器。
トイレ。
回し車。
エサ用の食器を2種類ほど。
床材。
砂遊び用の砂。
保温器具。

以上のものがあれば、夏でも冬でもハムスターをすぐにお迎えできます。
飼育上で何に使うのか分からないものがある方もいらっしゃると思います。
飼育用品はペットショップなどで一通り売っているはずですので、使い方を確認しつつ揃えていくのが良いでしょう。

ハムスターの飼育初心者の方は特に、安くて良いものを見抜くのは難しいでしょう。
多少値が張るとしても、良いものを買い揃えてあげることで、快適な飼育環境をハムスターに与えてあげることができるはずです。

 

ハムスターのエサはどうしたらいいの?

ハムスターを飼育する際、エサはどうすれば良いのでしょうか?

ハムスターのエサは主にペレット、ミックスフード、野菜などです。
ペレットとは、固形のエサで、これを主食にしてあげるのが良いでしょう。
しかしどうもハムスターにとってはそれほど好きな食べ物とは言い切れないようで、食が進まないこもいるようです。
ペレットを8、ミックスフードを2の割合であげると良いかもしれません。

ミックスフードとは、雑穀類をブレンドしてあるエサのことです。
ペレットと違って加工をしていませんので見た目も賑やかです。
しかしこれだけだと栄養バランスに不安がありますので、ペレットも忘れないようにしてくださいね。

野菜を与える場合、キャベツが与えやすいです。
キャベツは安いですし、水分も多く含んでいるのでハムスターの水分補給にもなります。
キャベツから水分補給も出来ますが、給水器もきちんと設置してあげてください。

ペットを飼育する際にエサはとても重要になります。
ハムスターの体調や様子を見てエサにも気を配り、長く元気に飼育してあげてください。

 

ハムスターが長生きするための諸注意

ハムスターは小さくて丸くて可愛いですよね。
しかしやはり寿命が3年ほど、と少し短いです。
時には1年で死んでしまうこもいます。

出来るだけ長く寿命をまっとうしてほしい。
長く幸せに生きてほしい。
では、飼育する飼い主ができることにはどのようなことがあるのでしょうか。

飼育する上で長生きをしてもらうにはストレスは大敵です。
ケージの中はきれいに保ち、エサをきちんと適量与えることです。
可愛いからといって、あまりにスキンシップをしすぎるのもストレスになってしまうかもしれません。

そしてうっかりしがちなのが、ゴキブリが出た時などの殺虫スプレーです。
ハムスターの体は小さいので、殺虫スプレーにも弱いです。
同じ部屋で使用することがないように気をつけましょう。

チョコレートやネギなどは中毒を起こすことがあります。
喜んでくれるかもしれませんが、絶対に与えないようにしましょう。

部屋を散歩させる場合、高いところへ登ってしまわないように気をつけてください。
ハムスターは目が悪いので、高いところから落下してケガを負うこともあります。

ハムスターが長生きするには、飼い主が飼育する上で気をつかってあげることが大切です。
楽しく長く、可愛がってあげてくださいね。