千葉駅、千葉中央駅の中間くらいにあるモツ焼き屋「八角」に行ってきました。
感想と特徴は
・店内は薄暗い雰囲気
・怪しげなドリンク「アカ」「キイロ」
・モツ焼きが旨い
・何故か絶品ステーキも食べられる
・異世界のようで不思議と惹かれてしまうお店
です。

薄暗い雰囲気
もつを焼く煙で景色がくすんで見えたのか、店内に入ってまず思ったのが「空気が淀んでいる」です。
お店の扉を開けると、何人かのお客さんがこちらを一瞥し、そして興味なさそうにまた目を逸らします。
照明も少し弱めで薄暗く、そして居酒屋とは思えない静けさもありました。
妖精の森に迷い込んだような不思議な雰囲気で、一見さん一人で入るのは勇気がいるかもしれません。

怪しげなドリンク「アカ」「キイロ」
そして角ビンに入った謎のお酒「アカ」「キイロ」です。
注文するとボトル一本まるごと出てきます。
そしてこのドリンクはボトル一本いくらではなく、飲んだ分、つまりボトルから減った分だけお金がかかるという謎のシステムです。
不思議な空気感と何から何まで初めての経験で、ここは本当に日本のモツ焼き屋なのか、頭が混乱してきます。

モツ焼きが旨い
タレはサラサラしていて丁度いい塩梅の味付。

シロ、タン、ハツ、カシラ、レバーなどどれも大きくて旨い。

特に旨かったのはタン、レバーでジューシーでした。

何故か絶品ステーキも食べられる
そして感動的に美味しかったのがステーキです。
八角ではモツ焼き屋なのに、なぜかステーキが食べられます。
ステーキを注文すると、冷蔵庫から「Aランク」が付いた一枚一枚しっかりと真空パックされた肉が出てきて驚きます。
部位とどれくらいのサイズ食べられるかを聞かれ、肉が決まったら炭火焼きです。
炭火でじっくりと焼き上げられた高級ステーキが、敷きつめられたキャベツの上にドンと置かれ、それをもつ焼き屋らしくカラシでいただきます。
これが衝撃的な旨さで、ワシワシとキャベツを頬張る手が止まらなくなりました。

異世界にいるようで不思議と惹かれてしまうお店
ずっと頭に「?」マークがつきつつも、アルコールの力も相まってだんだんその雰囲気が楽しくなってきます。
出てくる食べ物、飲み物の非日常っぷりで最初「!?」となって、実際に試してみると旨い。これがテンションが上がるんです。
この不思議な感覚はまるで遊園地のようで、さしずめもつ焼き界のディズニーランドといってもいいかもしれません。
このお店は一度ハマッてしまったら抜け出せなくなりそうな気がします。
さすが千葉の名店モツ焼き屋はダテじゃありませんでした。