西船橋駅前にある居酒屋「加賀屋」に行ってきました。赤提灯が目印のお店です。
感想と特徴は
・いつも混んでて活気がある
・黄色い下町ハイボールがある
・もつ煮が絶品
・魚系もなかなか旨い
・最近少し雰囲気を変わって残念
です。

いつも混んでて活気がある
加賀屋はいつ行っても混んでて活気がある人気店です。
月曜日でも夜7時になると満席になりますし、時間帯によっては並んで待っている人もいたりします。
いつ客が出てくるか分からない居酒屋で並ぶって結構リスキーと思うかもしれませんが、意外とパッと飲んでパッと帰る人もいるので並んでもすんなり入れることもあります。
とはいえ全然出てこない日もあって、私は最高で1時間並んだことがあります。

黄色い下町ハイボールがある
加賀屋といえば「天羽の梅」というハイボールの素を使った「下町ハイボール」は外せません。
この黄色いドリンクがなんとも言えない良い香りがあって旨いです。
梅とは言え、梅酒みたいな甘さは全然なくて、むしろドライな味です。
ドライなんですがマイルドで、アルコール度数が高くてもスイスイ飲めてしまいます。
油断すると飲みすぎること必至のハイボールです。

もつ煮が絶品
加賀屋のもう一つの名物といえば「もつ煮」です。
トロトロになるまで煮込まれていて、臭みは全然なくてモツの旨味が凝縮されています。
加賀屋のもつ煮は今まで食べた中で三本の指に入ります。
豆腐も一切れ入ってて、ボリューム感も文句なしです。
何人かで行くといつもお替わりしちゃいますね。

魚系もなかなか旨い
日替わりで魚の刺身があって、これがまた新鮮で美味しいです。
ちなみに「マグロの脳天刺」があったらラッキーです。
大トロのような濃厚な味で絶品ですが、遭遇率はとても低いです。(月に1日~数日程度)
刺身じゃなくて、焼き魚も美味しいです。
年中食べられるサバ塩焼きも美味しいし、秋になったらサンマも美味しい。
加賀屋の魚はなかなかレベルが高いです。

最近少し雰囲気を変わって残念
大好きな加賀屋なんですが、最近ちょっとやり方を変えてきているのが残念です。
一番残念なのは名物である下町ハイボールのスタイルです。
以前はホッピーのように、「黄色い焼酎」「炭酸水」が別々に提供されてきて、それを好きな濃さに割って飲むことが出来ました。
一杯だけだと炭酸水があまるので、追加で「ナカ」を頼むとまた黄色い焼酎だけ頼めました。
炭酸水一本で、当時三杯は飲んでました。
ところが今は最初から炭酸で割ったものが出てきて、アルコール度数が低くて物足りない味です。
どうしても昔の強い下町ハイボールが飲みたいと思い、焼酎濃いめ(+140円かかります)でお願いしました。
すると出てきたのは普通の透明な焼酎を増やした、単なるキツめのハイボール。
かつて黄色い焼酎の原液は、今は別で用意してないんだと思います。

あと前回久しぶりに行ってみたところ、煮込みの汁がサラサラになってました。
昔の汁はもっとモツの脂が溶け込んでトロトロだったと思います。
ただ煮込みは昔から当たりハズレがあって、味にブレがあったので、これはたまたまかもしれません。

最後にこれは加賀屋のせいじゃなく仕方ないんですが、絶品のレバ刺しがなくなってしまったのも、とても残念です。
今も美味しい良い居酒屋であることは間違いないんですが、かつての栄光を知っていると、あの頃の加賀屋にもう一度行きたいと思ってしまう今日この頃です。