函館駅の前、「函館朝市」の中にあるウニ丼が有名な「むらかみ」に行ってきました。
特徴と感想は
・行列で1時間待ち
・店内はキレイで料亭みたい
・ウニ丼だけじゃない。メニューが豊富
・バフンウニ丼(期間限定)が絶品
・予算は一人5,000円くらい
です。

行列で1時間待ち
お昼を少し遅らせて、13時半くらいに「むらかみ」に行きましたがそれでも店の前に15人ほどの行列が出来ていました。
お店の中を見ると、中でも10人くらい座って待っていたので、合計25人ほどの行列。席に案内されるまで1時間ほど待ちました。
店内の列まで辿り着くとメニューを渡されるので、あれが美味しそう、これが美味しそうと話しているとすぐ順番が回ってきて、後半の並びはあっと言う間に感じました。

店内はキレイで料亭みたい
むらかみの店内はキレイな料亭みたいで、雰囲気も落ち着いています。
年季の入った寿司屋に近い海鮮丼屋さんのイメージで入ったので、外観と内装のギャップに驚きました。
ゆっくりとお酒を飲んでいる人たちも結構いらっしゃいました。

ウニ丼だけじゃない。メニューが豊富
むらかみはウニ丼専門店かと思っていましたが、メニューをかなり豊富に取り揃えています。
渡されたメニューは思ったよりも分厚くて、10ページくらいありました。
見ると、ウニに力を入れてる居酒屋さんのようなラインナップです。
ウニ関係では、ウニ丼から始まり、ウニ刺身、ウニ雑炊、ウニ茶漬け、ウニ殻焼き、ウニ茶漬け、ウニグラタンなどなど。
その他にも、ホッケの塩焼き、各種刺身、などなど海鮮系も数多く取り揃えています。
お酒も飲めるのでゆっくりと飲みたくなってしまいますね。

バフンウニ丼(期間限定)が絶品
むらかみでは夏だけ期間限定で、バフンウニ丼が提供されます。
通常メニューとは別に「お待たせしました。今年もバフンウニの季節が来ました」という内容のバフンウニのメニューがありました。
ただ、バフンウニはムラサキウニ(通常はこちら)より価格が高めで、バフンウニ丼にすると6,000円くらいします。(普通のウニ丼は4,000円)
この日は昆布で有名な利尻産のバフンウニ。せっかくなので、バフンウニとムラサキウニが半分ずつ乗った「食べ比べ丼」(5,000円)を注文しました。
到着したウニ丼は盛りが少なめで、ご飯も半分くらい見えていて正直ガッカリなビジュアルでしたが、味の方はバフンウニが濃厚な甘さで感動的な美味しさでした。
普通のウニも甘くて美味しいんですが、バフンウニと比べると見劣りしてしまいますね。
量が少ないので、二人でチビチビと大事にシェアして食べました。
ウニ丼一つじゃ全然足りなかったので、他にもいくつかいただいてきました。

ウニ殻焼き
ムラサキウニの身を殻の中で焼いた、ウニ焼きです。
味噌みたいな食感になってて、味は生ウニとは別物の香ばしい感じになっています。
でもやっぱりウニは生の方が美味しいですね。

ウニ雑炊
美味しい雑炊でしたが、ウニの味はほとんど感じませんでした。
ウニの身もいくつか入っていましたが、雑炊にするとウニらしい旨味をあまり感じません。
やっぱりウニは生が一番ですね。

ホッケ焼き
かなり大降りなホッケが一匹出てきます。
いつも食べているホッケより大きくて脂が乗っているように感じましたが、味は淡白で東京で食べるホッケとの違いがあまり分かりませんでした。

予算は一人5,000円くらい
以上のメニューを食べて、腹具合は「腹六分目」くらい。会計は一人5,000円でした。
好きなだけウニを食べて、お酒も注文するとなると、一人10,000円くらいになりそうです。
むらかみのメニューは全体的に価格が高め設定なので、びびりながら少なめのオーダーになってしまいました。
ただアラフォーにもなると、美味しいものを少しだけ食べるっていう楽しみ方もいいかなって思えるようになってきてます。
むらかみはちょっと高いですが、美味しいものを少し食べて、夜の宴会に備えるにはいい感じのウニ屋さんでした。