FAXの失敗しない選び方とは

<h4>FAXの種類や機能別の選び方</h4>
自宅にもしくはお店にFAXを設置したいと言う人もいますが、FAXと言ってもメーカーごとに種類も豊富なので、どれを選べばよいか迷ってしまいます。FAXの選び方で失敗しないためには、FAX機能を予めきちんと把握しておくことが大事です。まず、送信された内容を印刷するための用紙の種類もFAX機器によって違いがあります。普通紙タイプは、インクリボンもしくインクジェットで印字されます。用紙とインクフィルムが必要なのでコストはかかりますが、熱に強いので時間が経過しても文字が薄くなったり、剥げたりしにくいという利点があります。一方で、感熱紙タイプは用紙のコストはあまりかかりませんが画質が荒く、印字された文字が時間の経過と共に剥げたり、薄くなって見えなくなる、印字されて出てきた用紙がくるんと丸くなってしまい、扱いにくいといったデメリットがあります。最近では普通紙タイプが主流となりつつあります。

更に一般的にFAXは、送信されてきた内容が自動的にセットされている用紙に印刷されます。しかし、送信されてきた内容の中には、印刷するまでもない事が混じっている場合もあり、そうなると用紙やインクフィルムがその分無駄に消費されてしまいます。しかし、最近ではペーパーレス機能といって、送信されてきた内容がFAXのディスプレイに表示されて、書類として残すために必要な内容だけを印刷できるという「見てから印刷」という無駄のない機能が搭載されているFAXが出ています。いたずら送信や販売目的での送信を無駄に印刷しなくても済むので、節約にもつながるでしょう。

録音した電話の会話やFAXで受信した内容がSDカードに保存できて、コンパクトに携帯できるというSDカード対応の機種もあります。SDカード内に保存した書類などをFAXで送信できる、利便性が特徴です。更に、DECT方式といって電話機のコードレスの子機と本体の親機をデジタル通信でやりとりさせる機能があります。通常のアナログだと親機と子機の間の電波干渉が起こりやすいですが、DECT方式にすればコードレスの子機であっても、他のワイヤレスのデジタル機器であっても比較的音質は良い状態で使用が望めます。DECT方式は、電波干渉が起こりにくい1.9GHz帯を使用しています。

不在時に相手からのメッセージを録音しておける留守番電話機能や、電話をかけきた相手先の電話番号がディスプレイに表示されるナンバーディスプレイ機能などもあります。ただし、ナンバーディスプレイ機能の場合は、NTTと利用契約を締結しなければならないので注意して下さい。今はスマホを使う人が多いこともあって、スマホと連動させた機能を搭載しているFAXも増えています。例えば、スマホでFAX連動機能のアプリをダウンロードすると、コードレスの子機と同じように通話ができたり、FAXで受信した画像をスマホでデータをチェックしたり、転送して保存できるなどの機能です。スマホからFAXの一部の機能を操作できるのでかなり便利です。

更に、FAX以外の機器、電話やコピー、スキャンやプリンタなどの機能が全て搭載されている複合機もあります。FAXで受信した内容を印刷したものを複数枚コピーしたい時に、コピー機能があると便利です。ただし、大量に印刷する必要がある時はFAX機器に付随したコピー機能だとインクコストが嵩んでしまい、却って非効率的になるので、独立したプリンタを購入したほうがいいかもしれません。また、犯罪に巻き込まれないようにするためにセキュリティ機能がついているFAXも増えています。

例えば着信相手によっては、迷惑電話防止のために録音していますという旨の自動音声が流れる詐欺防止対策機能や、着信した時点で相手に名前を名乗るように内蔵音声が伝える機能などがあります。更に、電話でのサービスへの勧誘や商品の営業、宣伝電話があった場合に、女性の声を低く男性のような声に変えるボイスチェンジャー機能や、チャイム音を鳴らして相手に聞かせ、来客を装って通話をやめる機能など色々な機能が開発されています。

<h4>おすすめのFAXを紹介!</h4>
ある程度機能が分かったところで、FAXの選び方で参考になる、人気のメーカーやシリーズもチェックしておきましょう。最近のFAXの売れ筋というと、大手の家電メーカー、パナソニックのおたっくすシリーズで、SDカード対応や迷惑防止行為対策などが多彩な機能が搭載されているのが特徴です。おたっくすは2017年までに7シリーズ販売されており、FAXの売上ランキングでも上位を占めています。中でも、2016年6月発売のおたっくすKX-PD205DLや、2015年6月発売のおたっくすKX-PD604DL―Nなどが特に好評です。更に、お馴染みのシャープのFAX搭載電話機も人気があり、特に迷惑電話への対策がしっかりしているのが特徴です。

 

おすすめのfax

fax選びで迷っておられる方にずばりおすすめのfaxをご紹介したいと思います。
店頭で売っているfaxは数も限られていますが、実はネットで探すと思っているよりも種類が豊富なのですね。
そのため、今回はネット上で購入できて評判のいいおすすめのfaxをいくつかご紹介しますので、購入の際の参考にしていただければと思います。

今回おすすめするのは、パナソニックとシャープの製品です。
まずは安くてそれでいて実用性の高い、faxとしての機能重視という人におすすめの製品ですが、一番のおすすめはシャープの「fappy UX-610CL-N」もしくは色違いの「fappy UX-610CL-T」ですね。
この機種は値段も安ければ11,000円程度で売っていますし、サイズはコンパクトでデザインもおしゃれ、機能はシンプルでファックスに必要なものだけを備え付けている、という評価です。

そしてシンプルなfaxの機能だけでなくより最新の機能、他の機能にもこだわるという方にはパナソニックの「KX-PD603DL-W」がおすすめです。値段は少し高めですが、ドアフォンとの連動機能、パソコンでの電話帳編集機能、通話録音などの機能もついていて、使いこなせる人には大変便利でコスパも高い商品と人気ですよ。

 

FAXの選び方のポイントはいくつかありますので、確認しておきましょう。
FAXの選び方のポイント、1つ目はメーカーです。
現在FAXを製造しているメーカーは実は多くありません。
シャープ、パナソニック、そしてブラザーの3社が主なメーカーとなります。

シャープとパナソニックは一般的なFAXを製造していて、
上記2社と違いブラザーはFAX複合機を製造することで差別化を図っています。
FAX複合機とは、FAX以外にもプリンターなどの機能を持たせたタイプのものです。
パソコンと接続して、パソコンからFAXを送るなんてことも可能となります。

FAXの選び方のポイント、2つ目は印刷タイプです。
現在のFAXの印刷タイプは、感熱式、リボン式、そしてインク式があります。

感熱式とは熱を感知して色がつく専用の用紙をつかう印刷タイプで、インクが不要となります。
リボン式は普通紙に印刷するタイプで、用紙をほとんど選ばずに印刷できます。
そしてインク式はカラーFAXや、写真の印刷にも対応できます。

FAXの選び方のポイント、3つ目はペーパーレス機能があるかないかです。
FAXといえば消耗品から逃げることはできません。
リボンやインク、そして専用用紙です。

ペーパーレス機能が付いているFAXは液晶で受信内容が確認できます。
紙出力が必要な場合に限り、印刷をする。
エコで消耗品の節約が出来るのがペーパーレス機能ですので、
FAX購入の際はチェックしましょう。

FAXの選び方のポイントまず上記3点に気を付けてみましょう。
他の選び方のポイントとしては、様々な付加機能があるので、
自分に必要な機能、便利な機能を探してみるとよいでしょう。

SDカードに対応していたら、骨伝導で通話ができたり、ナンバーディスプレイ機能、
最近ではスマートフォンと連動するFAXも存在します。
色々とチェックしてみるのも面白いものです。

 

faxを選ぶときに気を付けたいこと

家電製品の選び方にはそれぞれこだわりや条件があると思いますが、今回はfaxを選ぶ時のポイントを考えてみましょう。

faxを選ぶ時には基本的に大きく分けて二つの種類があります。
一つは普通紙用、もう一つは感熱紙用です。

費用の面からいえばもちろん普通紙用の方がコストがかかります。
ですが、見やすさ、印字の持ち具合からいくと普通紙用の方が圧倒的に品質がよく、感熱紙用は印字した文字の長期保存には向いていません。
そのため、faxの選び方としては自分がより重要と感じるポイントを考えて決定する必要がありますね。

また、faxの選び方の別のポイントは、fax単体の機能のものか、あるいは複合機としてfaxを買うのがいいかという点です。
単純にfaxしか使わない、他の用途は必要ないと分かっている場合はいいとして、もしfax以外にもプリンター、スキャナー、コピーといった他の電化製品も買う予定があるのであれば、複合機の方が結果的には安く上がることもありえます。

 

fax複合機の選び方

最近はfaxを単体で買うよりも、複合機を選択する方が増えてきましたね。
複合機とはその名のとおりいくつもの機能を一台でまかなえてしまう、便利な機械のことです。
商品によっていくつの機能が入っているかは違いますが、fax、コピー、プリンターなどの機能を備えている複合機が多いかと思います。

いい複合機の選び方ですが、これは自分がどういう目的で複合機を購入するか、目的や必要によって変わってきます。
例えば、スキャナー利用が多い人、コピーを取るのが多い人、faxで使うのが多い人など、人によって利用状況は様々ですよね。
複合機は色々な会社が出していて、それぞれ強い分野と弱い分野がありますので、選び方としては自分がこだわりたい分野、例えば印刷のきれいさ、カラーのきれいさを重視する、あるいはとにかく印刷の早さを重視するなど大切だと思うポイントで選ぶのも一つの選び方ですね。

ただ価格だけを見て選んでしまうと、あとで後悔することになりかねません。

 

FAXで複合機を選ぶメリット

企業などに置かれてるFAXというのは、大抵がFAX機能はもちろんのこと、コピー機能やスキャナー機能、プリンター機能といったような、複合的要素の高いものだと思います。
その理由は、企業のスペースが限られたものであり、最低限のスペースで作業を効率化するというメリットを考えてのことです。

しかしながら、家庭でそこまでの企業的な複合機が必要だとは考えられませんね。
でも、近年、家庭でも写真を印刷したり、スキャナーで書類を整理したり、コピーしたりということが増えてきたのは周知のことです。
企業が使うレベルの質は求められませんけれど、ブラザーなどから家庭用複合機が発売されており、好評です。
しかも、その複合機には受話器と子機もついており、電話機能やFAX機能も充実しているので、オススメなのです。

一昔前は、家庭用複合機と言うと、どうしてもプリンター機能の質が落ちるというイメージがありましたが、最近はそういうことも無くなり、かなり質も良くなりました。
家庭でFAXをよく使い、プリンター機能もたくさん使うという人には、複合機が便利です。

用途で選ぶFAX

FAXを選ぶ時、何を基準に選びますか。
値段で選ぶ人もいれば、多機能で売られている中では最先端だからということで、流行を目安に選ぶ人もいるかもしれませんね。
ただ、やはり一番良いのは、自分がどのような用途でFAXを選ぶかということだと思います。

普段パソコンなどを使うこともなく、プリンターを使うこともないような人で、受信だけできればよいという人には、FAX複合機は要らないですよね。
そういった人には、シンプルな電話にFAXがついたタイプでよいと思います。
それならば、FAXを送信もできますし、価格も1万円程度で購入することが可能です。

特にパソコンなどの電子機器があまり得意でない人には、シンプルの機能のFAXが使いやすくて良いと思います。
店頭にない場合は、ネット上で調べてみましょう。
調べてみるとシンプルな機能のFAXもたくさん出てくると思います。
また、同じ機種でも店頭よりもネット上の方が安く手に入る場合もありますので、まずは店頭で調べて、次にネットで調べてみることをオススメします。

 

faxのメーカーについて

家電量販店などにいくと、faxだけでも結構な台数がならんでいて、どのメーカーのfaxがいいのか目移りしますよね。
店員さんも色々説明してくれますが、販売戦略があるのでは、など考えてしまい説明に集中できないことも。
しっかりとした目で賢い買い物をするためには、お店に出かける前にある程度の知識を入れていくことが大切です。

まずは、faxを出しているメーカーですが、売上高の高い上位のメーカーはパナソニック、シャープですね。
キャノン、ブラザーなどもファックスを出していますが、パナソニックとシャープに比べると売れていない印象です。

どうしてこの二社が人気なのかといいますと、パナソニックの商品はコンパクトでスペースをとらないこと、液晶画面で内容を確かめてからfaxできること、年配の人にとってもボタンが大きく使いやすいこと、そしてシャープの製品は値段が安いのに使いやすく、デザインもおしゃれ、またコンパクトというポイントも高いようですね。

今はこの二つのメーカーがファックス市場をほぼ独占状態のようです。

 

SOHOに向いているFAXはコレ!複合機の選び方とおすすめ商品

最近は家や小規模オフィスで仕事をする「SOHO」(Small Office Home Office)と呼ばれる働き方をする方が増えてきました。
そういった方にとっては家が事務所になりますから、パソコンだけでなく最低限FAX、プリンター、スキャナーあたりは欲しいところですよね。
その点FAX複合機にはSOHOで必要な機能が全て揃っていて便利です。
家庭用複合機だと電話機能もついていることが多く、省スペースでとても使い勝手が良いですね。

小規模オフィスだと、
・FAX機能付き
・本体価格、プリントコストが安い
・それなりの給紙枚数
・両面印刷機能付き
・無線LAN対応
このあたりが選び方のポイントになってきます。
大量印刷対応、画像印刷の鮮明さ、印刷速度はそれなりの機能で充分かと思います。
大きな会社なら高価格&高機能の複合機が必要になるかもしれませんが、SOHO用なら5万円もあればこれらを全てカバーしたハイスペックな複合機が手に入ります。

これからSOHOをしようと考えている人も、FAX等が壊れたから買い替えようと考えている人も、一度複合機を視野に入れてみると良いと思います。
FAX機能だけで良い方は、1万円前後の電話機兼FAX機能付きでも十分ですので、自分のスタイルに合わせて選ぶといいですね。

<h3>SOHOにおすすめな複合機シリーズ</h3>
HP「Officejetシリーズ」
エプソン「ビジネスインクジェットシリーズ」
キヤノン「MAXIFYシリーズ」
ブラザー「プリビオシリーズ」
これらの4シリーズがSOHO向けにおすすめの複合機です。
印刷速度やコスト面では、大きな差はありませんが、印刷できるサイズの種類など機能を比べるとコストパフォーマンスで若干ブラザー「プリビオシリーズ」が優勢。
メーカーの好みもあると思いますが、この中から選ぶと失敗しにくいと思います。

 

シャープのファクシミリを徹底比較!人気のFAX複合機はコレ

ファクシミリ(=FAX)と言えばシャープ。パナソニックと同様10年以上最新のファクシミリを世に出し続けていました。
残念ながら2015年にファクシミリ市場から撤退したシャープ製品ですが、いまだに根強い人気があります。
パナソニックの最新機種よりも、シャープの中古製品を買い求める方も多いです。
そんな数多くのファクシミリを販売したシャープですが、一体どのファクシミリがおすすめなのか。
人気のファクシミリを比較してみたいと思います。

価格は約35,000円
AFシリーズは多機能、大きな液晶が特徴です。
シャープのファクシミリの機能をほぼ全て搭載しており、「振り込め詐欺対策強化機能」はAFシリーズだけに搭載されています。
これは振り込め詐欺などの詐欺電話を自動で判別し、フィルターしてくれる機能です。高齢者向けの特殊詐欺が横行するなか、安心の機能ですね。
多機能ですが、その分値段もそれなりに高くなるというデメリットはあります。

<h4>UX-810CL/CW</h4>
価格は約25,000円
AFシリーズより機能を抑えたのが、UX-810CL/CWです。
「振り込め詐欺対策機能」が搭載されていませんが、他の機能はほぼすべて搭載しています。
値段もAFシリーズより安くなっているバランスのとれたファクシミリですね。

価格は約15,000円
上記2機種よりもさらに機能を絞ったのがUX-650CL/CWです。
こちらはとても安い値段で人気が高いファクシミリとなっています。
「見てからプリント」が出来ないのと、「ドアホン対応」が出来ない他は、UX-810CL/CWと機能は変わりません。
「必要最低限の機能で十分。安いのがいい!」という方におすすめです。

ファックス市場が撤退してしまったシャープですが、復活を望む声が多いです。
シャープは手厚いサポートにも定評があるため、初心者や高齢者の方にも広く受け入れられていました。
高齢社会が進むなかありがたいですよね。

また、パソコンとLANやUSBで接続して画面に表示させて連動させたり、外出先でもインターネットに繋いでFAXが確認できたりと本格的な使い方にも対応しているのがシャープのファクシミリの特徴です。
是非とも復活をはたして、またFAX界を牽引してほしいものです。

FAXを選ぶには家庭用、業務用、複合型など選択肢がいくつかあります。
メーカーで選んだり、子機台数で選んだり、スキャナタイプの違い(コードレスハンドスキャナかハンドスキャナか)などで選ぶのも一つの手ですね。
どんなポイントで選べばいいか分からないという方のために、こちらでは失敗しないFAXの選び方をご紹介します。

①普通紙か感熱紙か
最近の主流は普通紙のFAXが多いので、こちらの方が選択肢が増えておすすめです。
普通紙なら紙のサイズが合えばどんな紙でも使えますし、印刷したときのキレイさも普通紙が上です。

さらに普通紙に印刷したものは長期保存が可能です。(感熱紙は劣化しやすいです。)
デメリットはインクが必要なため普通紙型の方が感熱紙型と比べてランニングコストが高めなくらいですが、そこまでべらぼうには変わりません。
普通紙タイプのFAXを選ぶといいでしょう。

②複合機かそうでないか
FAXだけでなく、スキャナ、プリンタ、コピーといった機能を搭載した「FAX複合機」というタイプが存在します。
無線LANでノートPCと簡単に接続できるタイプもあるので、自宅を事務所にしているフリーランスの方なんかは複合機が一台あれば仕事ができてしまうほど。
パソコンのデータをそのままFAXしたり、スキャンしたデータをパソコンに取り込んだり、複合機の機能を組み合わせればほとんどの仕事ができてしまいます。
5万円もあればかなりの高スペックの複合機が選べますので、本格的に使いたい方は複合機も選択肢に入れるといいと思います。
③液晶付きか
液晶なんてあってもなくてもと思うかもしれませんが、液晶があれば印刷するかどうかを液晶で判断してから決めることもできるので紙とインクの節約になります。
また使いやすいのが液晶がタッチパネルになっているタイプのFAXです。
タッチパネルがあれば直感的に操作できますし、使いやすさがかなり違います。一度タッチパネルで使ってしまうともう戻れなくなるほどです。

④用紙サイズ
よく使う用紙サイズはA4だと思いますが、B4やA3など大きいサイズを使うつもりなら対応しているFAXを選ぶ必要があります。
A5、A6など小さいサイズに対応したタイプもあるので、ご自分の使い方に合ったものを選びましょう。

<h3>ネットで下調べしよう</h3>
最近はネットで調べれば、FAXについても様々な情報が手に入ります。
「価格ドットコム」のような製品スペック、値段、口コミまで一括して比較できるサイトがいくかありますので、店舗に出向く前に軽くでも下調べするといいでしょう。
実際に店舗に行ったとしても、ネットで見られるほどはFAXの種類はありません。
その点、ネットならほぼ全ての種類のFAX中からじっくり時間をかけて吟味できますので、事前チェックはおすすめです。

 

インターネットFAXとは

最近は電話を使わずFAXを送信したり、受信したりすることが増えてきているようです。
少し前は、電話を使わずにパソコンから直接FAXを送信するというサービスが有名でした。
これは、パソコンがダイヤルをするという方法でFAXを送るので、基本的には電話を使ってFAXをするのと同じです。
パソコンが電話の役割を果たすため、パソコンを使ってFAXを送るためには電話回線が必要になります。

しかし最新のFAX送信方法は、パソコンを電話の代わりにもしません。
インターネット回線につなぐことができればFAXを送ることができるという新しいタイプのFAXになります。
これだと、印刷代もかかりませんし、FAX機を買う必要もなくなり、かなりコストパフォーマンスが良いということになります。

インターネットが世界的に普及したということや、日本の山間部までインフラが整ったということもあり、こういったFAXの送信方法が人気を集めているようです。
ただし、インターネットでFAXを送る場合、月額のサービス料がかかることもあるので、その点には注意が必要です。

 

パソコンで送るFAXが向いていない人とは

FAXを送る方法は、印刷された紙を電話機のスキャナ部分に通して送信すると思っている人もまだまだ多いことでしょう。
しかしながら、最近はパソコンから直接FAXを送るという人も増えてきました。
というのも、FAXで送るためのものを、そもそもパソコンで作るわけですから、そのままパソコンから送れないだろうかと考えるのは、普通のことだと思います。

ただ、この方法は、パソコン自体に電話になってもらうというようなものなので、電話機はないけれど、FAXを送信する必要があるとか、受信する必要があるという人は良いのですが、普段電話を使っているという人には向いていません。

そういう人に向いているのは、FAXの中でもやはり複合機のようなものでしょうね。
複合機なら、電話もできるし、USBからの写真の印刷も可能です。
多機能を求める人にとってオススメのものだと言えます。

FAXにしても、自分のライフスタイルにあったものを選ぶのが一番ですね。
それによって価格も機能も変わってきます。

 

導入前に知っておこう!インターネットFAXのメリットとデメリット

<h3>インターネットFAXとそのメリット</h3>
日本のビジネスにはかかせないFAXですが、最近はインターネット上でFAXを送受信できるネットFAXが浸透してきています。
インターネットFAXのメリットはコストが安いことが一つ挙げられます。紙もインクも不要で一回あたりの通信費用もかからず、そもそもFAX本体自体も不要ないため、コストダウンが期待できます。費用面のメリットから中小企業の乗り換えが増えていますね。
またネット回線さえあればどこにいてもFAXを送受信することができるので、外出先でノートパソコンから受信することもできます。エクセルやワードをそのままFAXで送ることもできますし、まるでメール送受信のような感覚でFAXを使えます。
手元にパソコンがない場合でも、スマホやタブレットからでもFAXの送受信が可能です。

<h3>インターネットFAXのデメリットは?</h3>
一方インターネットFAXの最大のデメリットは、手書き書類がそのままFAXできないことです。
手で書いた図面、設計図、絵などを頻繁に送る場合はインターネットFAXが逆に使いにくくなってしまいます。
もちろんスキャンすれば送れますが、枚数が多い場合はスキャンするだけでも大変な手間になります。
また、メリット面で費用の安さを揚げましたが同じ市内宛にFAXする機会が多い場合は、既存のFAXの方が安くなることもあります。その場合インターネットFAXがまた逆にデメリットとなりますね。
さらにいつFAXが届くか分からないので常時インターネットに接続しつつ、パソコンなどの端末の電源もONにしておかないといけません。
現在Wi-fi環境も整っていて、屋外でもインターネットができる環境が整っているので、スマホやタブレットがあればネットの接続が切れることはないと思います。それでもパソコン端末などのトラブル、または接続トラブルがあればインターネットFAXも使えなくなってしまいます。
接続環境でいえば、ネットの回線の混雑や速度規制もあり、最近ではソフトバンクの通信トラブルもニュースになりました。
インターネットFAXの生命線は通信環境なので、電話回線とは違うリスクがあることは覚えておきましょう。
FAXで電話回線を使用したFAXにもメリットデメリットがあるので、両方を抑えた上で、またどう使いたいのか決めたうえで選ぶようにしましょう。

 

コンビニFAXとは

最近はさまざまな方法でFAXを送ることができるようになっています。
例を挙げると、パソコンを電話代わりにしたFAX送信方法やインターネット回線を使ったFAXの送信方法などは有名ですね。
また、ちょっと変わったFAXの送信方法としては、コンビニFAXというものがあります。

コンビニFAXは、自宅に電話回線がないような人がよく使っているようです。
ただ、コンビニでFAXをするためには、コンビニの店員さんにまずFAXをするということを言わなければならないのは、面倒ですかね。
これは、FAXを使えるようにするための設定を店員さんがしなければならないからなのです。
それでいて、通信時間を測定してから料金を出すということになるため、一枚いくらというように単純に計算できないという理由があります。

ただ、FAXを普段使わない人にとっては、FAX機をそのためだけに買うよりは、面倒でも店員さんに声をかけてコンビニで送信した方がもちろん割安ですよね。
用途と頻度によってFAX機を買うかどうか選択する必要があります。

 

FAXが使えるコンビニはどこ?セキュリティの安全性を徹底解説

<h3>FAXが使えるコンビニはどこ</h3>
たまにFAXを使う程度なら、FAX本体をわざわざ買うのはもったいないですよね。
そこで便利なのがコンビニエンスストアにあるFAXです。
コンビニのFAXなら電話線も、パソコンの設定も、インターネット接続も全て必要ないので気軽に使うことができます。
現在はセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、サンクスなど大手チェーンであればほとんど全てのコンビニでFAXが使用できます。

コンビニによっては海外とのFAXやりとり、カラーFAXなど様々なサービスを展開しています。
(ちなみに送信なら問題ありませんが、セブンイレブンは受信が出来ないので、もし受信で使う場合は他のコンビニを使いましょう。)
実際の使い方ですが、昔はコンビニの店員さんに一声掛けて、OKをもらってからレジにあるFAXを使っていました。
しかし現在はマルチコピー機にFAX機能が付いていることが多いので、パネルで操作すれば一人で作業が完了します。料金も50~100円と一律になっていることが多いですね。
ただ初めて使う場合は、操作方法自体が分からないと思うのでコンビニ店員さんに聞いて教えてもらうようにしましょう。

<h3>コンビニFAXのセキュリティは安全か</h3>
コンビニFAXは不特定多数の人が使ているので、「送信データが残っているのではないか?」などセキュリティも心配ですよね。
コンビニでは、FAXの設定や運用で使用履歴や個人情報を残さないようにしています。
個人情報が残っていると、コンビニが勝手に個人情報を収集したことになり、法律にもひっかかる可能性があるからです。
コンビニも企業側のリスク管理として情報が漏れないようにしているので、基本的にはセキュリティは安全と考えて大丈夫です。

それよりもありがちなのが、うっかりFAXした原本をコンビニに忘れてしまうことです。
こういった置き忘れによる個人情報の紛失はよくあることなので、FAXをしたあとは紙が残っていないか必ず確認してから帰るように気を付けてください。
また基本的には安全といいましたが、悪意ある人の盗み見や、コンビニ店員さんのミスなどを考えると漏洩のリスクは完全にゼロにはなりません。
完全なセキュリティ面から考えると自宅にFAX機を置くのが良いですが、そうもいかない場合はきちんと注意してコンビニFAXを利用しましょう。

 

FAXの歴史

FAXの名前の由来は、同じものを作るというラテン語のファクシミリから来ているそうです。
またFAXは、1843年にイギリスで初めて開発されたことが始まりであり、実は、ベル電話機ができるよりも前に開発が早かったというのだから驚きです。
FAXは、日本語で言うならば、写真電送機というものであり、日本に入ってきたのは、大正時代だと言われています。

国民の中では、白黒テレビがあるかないかの時代であるというのに、そういった高度な技術が国内に入ってきていたというのを知る人が当時どれほどいたのでしょうか。
どちらにしても、日本で初めてやってきたFAXを使おうとしたのは新聞社でしたから、国民の手元にFAXが来るようになったのは、まだまだ先のことです。

当時の新聞社の速報と言ったら、フィルムを飛行機で輸送することぐらいしかできなかったので、FAXが当時の企業の優位性にも大きく関わっていたのだそうです。
それが今、私たちの手元にあり、誰でも購入できるようになったというのは、とても凄いことだということが分かりますね。

 

日本とFAXの関係

日本は、機械関係で高い技術力を持っているということは、世界中からも認められています。
しかしながら、海外から見ると日本はとても不思議な国である思う面が一つあるようです。
その代表的なものが、FAXが未だに活躍しているということです。

先進国の中でFAXを使っているのは、日本だけだと言われるほど、海外でFAXはもはやマイナーなのだそうです。
海外からすると、FAXというものは歴史上のものであり、博物館に展示されるだけのものとなっているらしいです。
日本人が聞くとびっくりしそうな気もしますけれど、本当なのです。

日本ではFAXの地位が不動のものとなっているため、海外では1年間に2台ぐらいしかFAXが売れないのに、日本では20億円分の家庭用FAXが売れた年もあると言われています。
もはやFAXは日本になくてはならないものであり、日本の文化と化していると言っても過言ではありません。

家庭の40パーセント以上に未だFAX機があると同時に、企業の営業部には必ずFAX機が備え付けられています。
それだけ企業にとってもFAXがあるかないかで、売上率が変わってくるということを意味しています。

 

FAXを使うシーンとは

FAXを使うシーンにはどのようなものがあるのでしょうか。
今はどこもインフラが整っており、どこの地域でもネットが通じているのだから、FAXはいらないと思う人もいることでしょう。
しかしながら、まだまだ世の中にはFAXを使うシーンがたくさんありますよ。

例えば、旅館に予約をする場合などには、未だにFAXを送ってくださいと言われることもあります。
その他にも、企業に何かを頼む場合にFAXで申込みをしてくださいと言われることがあります。
そういった場合にFAXがないと困ってしまうことがあります。

FAXは日本にとってまだまだ必要とされている機器であると言えます。
年代が上になればなるほど、新しい機能についていけなくなるという話はよく聞きますね。
そういった場合、通信手段として昔からあるFAXが役に立つというわけなのです。
若い人にとっては使い方が簡単ですし、年代が上の人たちにとっては安心して使いこなすことができます。

年代問わず使いこなすことができる通信機器としてFAXはまだまだ有能です。

 

FAXが重宝される日本と高齢化の関係

高い技術力を持ち、さまざまな面で最先端を行っていると言われている日本ですが、未だにFAXは重宝されています。
FAXが重宝されている原因は、日本の高齢社会にあると考えられています。
これは少し極端な言い方かもしれませんが、FAXに馴染んでいる人の多くが中年以上の人たちだということは確かです。

日本は少子高齢化と言われている通り、若い人よりも年配の人たちの方がとても多いです。
それでいて、日本人の特徴として、慣れたものは手放しにくいという特徴があります。
よく年配の人たちが、今更新しいことを覚えても仕方がないとか、覚えられないという言葉を言っているのを職場などで聞きませんか。
これは実は怠惰な人たちを表しているのではなく、むしろ日本人の特徴ともいえるものなのです。

それに比べて海外の人たちは好奇心が旺盛なので、どんどん新しいものに手を出そうとします。
逆に日本は、古き良きものに固執する習性がありますから、FAXが未だに手放せないというわけなのですね。

 

日本の若者とFAXの関係

日本の家庭では、FAX機能がついた電話があるのは当たり前です。
もはや日本にとってFAXは文化なのです。
しかし、海外からすれば、日本は最先端技術を持っているにも関わらず、どうしてFAXという古いものを使うのだろうかという疑問がなくせません。
そう思っているのは、日本の若い世代にもいるのではないかと思います。

しかしながら、FAXに慣れ親しんだ世代が多い日本にとって、FAXはもはや生活から切り離せるものではありません。
そのような中、若い世代は若い世代なりにFAXに対して新しい技術を投入してきました。
それがコンビニFAXであったり、パソコンから直接送るFAXであったり、最先端でいけばインターネットFAXであったりするわけです。

若い世代も反発しなかったわけではないと思いますが、FAXがもはや日本の文化であるからには、FAXを使わないという選択肢はありえません。
FAXを使うか使わないかで企業の収益に大きく影響が出てしまうほどのものですから、FAXを使わないという選択をするよりも、いかに便利にFAXを使うかということに考えが切り替わったわけですね。

日本は古き良きものから新しいものを産みだしたということになり、ある意味で最先端を行っているように思います。

 

日本の文化に寄り添うFAX事情とは

海外ではもはやほとんど使われていないというFAXが、日本ではなくてはならないものとなっています。
その確立されたFAXの地位がどれほどのものなのかを紹介したいと思います。

ある企業が、世の中のインターネット普及に目をつけ、今まで使っていたFAXは時代遅れだからやめることを決めました。
今はメールも充実していますし、オンライン注文で簡単に商品の申し込みも可能だということもあり、FAXは維持費もかかるため、やめようと思ったそうです。
しかしながら、FAXをやめてから売り上げが激減したと言います。
一体どうしてそんなことが起こったのでしょうか。

原因は日本人の文化にあると言われています。
受信したFAXをよく見てみると、欄外に手書きで備考を書いてきている人が見受けられたと言います。
日本人の文化の中には、人間味を大事にするという文化が根強くあります。
情緒であったり、人と人との礼儀であったり、倫理的な部分を大切にしている節があるのです。

そういった点から、手書きが大事にされており、ちょっとした連絡を手書きで伝えることのできるFAXが日本で重宝されているのです。