イタリア料理には欠かすことが出来ないバジル。
バジルは調味料としても売っていますが、育て方さえ知っていれば実は自宅でも比較的簡単に栽培することが可能です。
プランターによる育て方もあるので、お庭が無いマンションでもベランダで育てることが出来ます。

育て方は非常に簡単。
ある程度まで育てば、あとはさほど手を掛けなくても大丈夫なので、家庭菜園初心者でも育てやすいです。

種を撒く時期は、気温が20度程度ある4月から6月がおすすめ。
これよりも寒い時期になると芽が出ないので注意しましょう。
温かな季節に種を撒き、たっぷりの日光を与えてください。
もちろん、土が乾燥しないよう水をやるのも忘れてはいけません。

バジルは発芽するまで使用する育苗ポットと、発芽後に使用するプランターが必要になります。
もちろんプランターに直接種を撒いて栽培することも可能ですが、後々間引きすることを考えると、やはり最初は育苗ポットを使用することをおすすめします。

 

間引きで元気な葉を残す

バジルの育て方は、とても簡単。
園芸初心者にもおすすめ出来る植物なので、育て方を覚えて日頃の食事に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

バジルの基本的な育て方ですが、まず4月から6月くらいの、気温が20度以上ある時期に種を撒きます。
育苗ポットに土を入れた後、3~4個の種をパラパラと撒きましょう。
深く埋める必要はありません。
種を撒いたら土を被せますが、この時も軽くで大丈夫。
バジルの発芽には、日光が欠かせません。

種撒きをしたら、一週間から10日程度で芽が出ます。
日当たりの良い場所で、乾燥させないよう気を付けながら本葉まで育ててください。

この後が重要。
育苗ポットに数個種を撒けば、当然本葉もその数だけ生えますが、全てを育てることは出来ません。
そこで、「間引き」を行うことになります。
「間引き」は、一つのスペースの中でも大きく元気なものを2つほど残しましょう。
勿体ないですが、元気が無いものや虫の被害にあっているものは抜いてしまうことをおすすめします。

 

バジルの苗をプランターに植える

日々の食事の献立や味に幅と深みを出したいなら、バジルがおすすめ。
バジルは育て方も簡単なので、育て方を覚えて自宅の庭やマンションで栽培してみてはいかがでしょうか。

バジルは種を撒き、本葉が出てきたら間引きをします。
虫に食われている葉や病気の葉、発育が悪い葉は間引いて、元気な葉を残しましょう。
残った葉は、育苗ポットからプランターに移します。

プランターは、そこまで大きなものでなくても大丈夫。
深さが20センチ程度あればそれで十分なので、ホームセンターや園芸店、インターネット上の通販ショップなどで購入すると良いでしょう。

プランターには鉢底石などを敷いてから土を入れていきます。
育苗ポットで育てたバジルの苗は、10センチ程度間を空けて植えていきましょう。
この時、間を空けずに苗を植えると徒長の原因になります。

バジルは育て方が簡単で、丈夫な植物。
しかし、やはり気持ちを込めて世話をし、手間をかけてやらなければ活き活きとは育ちません。

 

摘芯で伸びやかなバジルを栽培する

バジルの育て方は、比較的簡単です。
家庭菜園初心者の人でも栽培しやすい植物であると言えるでしょう。
たっぷりの日光に当て、土が乾燥しないよう水を与え、間引きや摘芯を忘れなければ丈夫に育つはずです。

バジルの育て方の中でも、「摘芯」は非常に重要。

バジルがある程度育ったら、3段目くらいの場所にある茎を摘み取り、わき芽が出てきたら摘み取りましょう。
思い切ったことのように思えるかも知れませんが、この育て方は非常に重要。
「摘芯」を行うことでわき芽が伸び、横に大きく広がったバジルを育てることが出来るようになるのです。
「摘芯」は3、4回繰り返します。

なお、この時摘み取った葉は、お料理などに使用することが出来ます。
折角栽培しているのですから、カットした分も食事を彩るものにしたいですね。

バジルの育て方で注意したいのは、葉の色。
葉の色が黄色っぽくなってきたら、それは栄養不足や衰えの証拠なので、早めに摘んで食事に使用しましょう。

 

初心者でも栽培しやすいバジル

バジルは育て方が簡単。
初心者でも正しい育て方をすれば大体は問題なく栽培することが出来るので、園芸の初心者やお子さんにもおすすめ。

さて、先述した通り、バジルは他の作物に比べれば丈夫であり、育て方も容易です。
家庭菜園の天敵とも言える害虫の被害も少ないので、初心者でも栽培しやすいのが特徴。
もしも害虫の被害にあってしまったとしても、被害にあった葉だけを摘み取ればその後も問題なく育てることが出来ます。

バジルの育て方で忘れてはいけないのが、水やりと日光です。
土を乾燥させないよう気を付け、日光を浴びることが出来れば、多少放っておいてもすくすく育ちます。

また、種から育てたバジルを更に増やしたい場合は、挿し木がおすすめ。
先端に葉が数枚ついている程度の長さで茎を切り、湿り気を帯びた赤玉土にさすだけなので簡単です。
バジルは基本的に日光を浴びて育ちますが、根をはるまでは土が乾燥しないよう気を付け、半日は日陰で育てましょう。